Mokeihiki 模型飛機 いのちを最優先にする日本をめざす。

日本沈没をストップさせたい。
そのためには日本に民主主義確立を

地球と人類の未来を切り開きたい

【東京地検特捜部から送られてきた12月17日付け不起訴状】☆街カフェTV

2013年01月03日 | 検察・司法
街カフェTV 藤島利久さまより
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_7f6a.html
↑より抜粋転記↓
新年の抱負 / 不正選挙の実態を暴き、陸山会事件解決へ向けて始動 ~ 脱国民洗脳・藤島利久 ⇒街カフェTVでは、脱原発や冤罪事件の解決に取り組んでいます。ブログランキングが上がると発信力がUPします。1日1ポチ応援よろしくお願いします。


不正選挙
 我々国民の敵はマスコミだ。

マスコミによる
「国民洗脳」を打ち破る手立てを講じなければ、何をしても無駄だ。

この反省を生かすことが出来なければ
我々国民を騙し、操る勢力には勝てない。

敵も必至だ。
なりふり構わずに偏向報道を繰返し、
小沢一郎氏と行動を共にする勇者たちの動きを封じ込めようとする。。。
ならば我々も心して闘わなければならない。

 叡智を結集して真実を追求するのだ。

不正選挙の裁判では、訴状を書きあげて公開しhttp://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/12/post_8eee.html
国民の皆さまからの情報提供を待っている


此れが訴状です。自由に使って下さい ⇒ 「senkyomukou1.docx」をダウンロード


年明けの官公庁の仕事始めは1月4日だ。
早々にまとめ上げて東京高裁に訴状を提出する。

そして、国民の皆さまが同様の訴訟を提起出来るように
「ひな型」を作成して当ブログにUPする。

 ポイントは、投票箱の検査だ。

疑惑のかかる選挙区の投票用紙を
1枚1枚調べ上げなければならない。
国民の皆様が抱く疑念解消にはこれ以外ないのだ。

確実に、着実に、現実の解決策を提示し、
主権者国民としての権利を行使してゆく

街カフェTVの姿勢は変わらない。
新年を迎えて、なおいっそう真実追究の鋭さを増すべく感性を研ぎ澄ませている

 
小沢陸山会冤罪事件
陸山会冤罪事件では、
昨年布石を打った活動が追い詰め段階に入ってくる

 【東京地検特捜部から送られてきた12月17日付け不起訴状】

水谷建設内部の汚職犯罪を追い続け、国民の皆様に協力を求めた告発は
不起訴にされた。

衆議院選挙の結果が出た朝、
12月17日に書面を作成している。

つまり、自民党の大勝を見極めてから発送しているのだ。。。

こういう、コスッカライ手を使わざるを得ない程、
特捜部も追い詰められているのだ。

ところが、この決定により、
小沢一郎氏の元秘書らに渡されたという、
水谷建設の1億円の資金移動(不正献金の原資)が
存在しなかったことが確実になった

これは重大かつ決定的証拠だ

昨年9月、水谷建設本社に乗り込んだ。
http://twitcasting.tv/kochi53/show/30
そのあと水谷建設の再建に当たる弁護士を訪ねた調査で、
水谷建設内部では、川村元社長らが『陸山会側に供与した。』と言っていた1億円が、表の会計帳簿から支出されていなかった(裏金としてプールされていなかった)ことが明らかになっていた。

この事実が、検察の今回の調査で明瞭になったということだ。
まさに驚愕の事実を突き止めた。。。動画で詳しく説明しよう。
 年越しツイ飲み生中継/不正選挙についてなど 
【年越しで生中継/2012年大晦日~2013年元旦】
  不正選挙については21分くらい~(↓クリック)
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_7f6a.html


  
 高知新聞による選挙妨害の実例   ⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/kochinews.html
 
■ 脱原発のページへ ⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/datugennpatunodtabi.html
 
■ 小沢陸山会冤罪事件解決への取組み⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12177676/
 
■ 高知白バイ事件の解説ページ ⇒http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/sirbaimain.html
 
■ 高知市の「あそび山問題」⇒   http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/asobiyama.html 
■ 被差別問題⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10698431/
 
■ 寄付金のページへ⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/kifukin.html


小沢裁判は首相にさせないための謀略戦 <鳥越 >世直し黄門=市民♪

2012年11月18日 | 検察・司法

だから、何さっ!
日本市民は「いのち」がけなんですよ。
お命がかかっているのです。

たった、いまも、
フクイチハ放射能毒を放出しつづけている。
汚染は
太平洋を死の海と化し、北半球を死の土地と化す。

小沢が首相だったら、もっと早期にフクイチ解決の手口を実行
小沢が首相だったら、尖閣諸島で石原なんぞにつけいる隙を与えぬ
小沢が首相だったら、復興予算を被災地に投入した

日本を駄目にするシロアリを除去し
市民と国の再生に必要な手立てを実施す
そのための優秀な人材は 生かせる人物です。


よくもよくも
日本市民と日本国の、利益を踏みにじりましたね。
水戸黄門様が生きておられたら
ご成敗くださるものを、と、よくぼやきました。が、
今、はっきりと目覚めたのでございますよ。

待って待って、ずうっと待ってた
「世直し黄門さま」
......とは
私たち自身=日本市民自身

だった、ということをね


http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-1428.html

小沢裁判は首相にさせないための謀略戦:鳥越

米国軍産複合体の意志に従い、この4年間にわたって「狂気の小沢叩き」を続け、今も国会で第3党の規模をもつ「国民の生活が第一」については報道タブーを決め込んでいるマスコミである。
 代わりに「右翼のゴロツキ」こと石原某やら、同じく橋下などの発言をいかにも誇大宣伝して、真っ当な国民のひんしゅくをかっている。
 そんな悪質な米国かいらいの主犯の一角を担う「毎日」であるが、鳥越俊太郎氏が出ているので、紹介します。
 

   特集ワイド:座談会

小沢裁判とは何だったのか 摘まれた首相の芽 

毎日新聞 2012年11月14日 東京夕刊

 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎氏(70)の控訴審判決で、
東京高裁は1審の無罪判決を支持した。

「小沢裁判」とは何だったのか。
ジャーナリストの鳥越俊太郎、弁護士の小町谷育子、
日本BS放送報道局長の鈴木哲夫の3氏に論じてもらった。
【構成・瀬尾忠義】

 ◇法律論とモラル混在−−日本BS放送報道局長・鈴木哲夫さん

 ◇「推定有罪報道」検証を−−ジャーナリスト・鳥越俊太郎さん

 ◇1審無罪は控訴制限を−−弁護士・小町谷育子さん


 −−「小沢裁判」は1、2審とも無罪となりました


 鳥越 私は、この裁判は一部検察官たちの謀略戦だったと思っている。
民主党が政権を取ると見られていた09年の総選挙直前に西松事件があった。
東京地検特捜部は、金に絡む問題があるとみて捜査したが
うまくいかず、陸山会事件で続けた。
検察審査会を使って裁判に持ち込み、有罪にしようと考えたのではないか。
しかし謀略は裁判所で木っ端みじんに砕かれた

 小町谷 検察の謀略説はよく聞くが、はたしてどうか。
強制起訴になれば裁判所が検察官役の指定弁護士を選任する。
つまり、検察が自らのコントロールが及ばないところに
事件を投げ出してしまうことになる。
検察が「きっと何か出てくるに違いない」と捜査していたのは間違いないが、
強制起訴は意外な展開だったのではないか。


 鈴木 小沢問題は法律的な問題と
政治的なモラルの二つのテーマが常に入り乱れて進んできた。
小沢氏は法律論を説明したが、市民感情としてはモラルの話を求めていた、
というズレがあった。
どちらかに軸足を置いてしっかりと見れば
真実がもっと明らかになったはずだ。


 −−メディアは「小沢氏は有罪」という印象を
与える「推定有罪」のスタンスで報じてきた、
と批判されました



 鳥越 推定有罪は、日本のメディアの持っている大きなマイナスポイントだ。
一連の報道は読者らに「小沢氏の無罪はおかしい」というイメージを植え付けた
メディアはその責任をどう取るのか。
無罪判決が確定したら報道の検証が必要で、
場合によっては謝罪すべきだ。



 小町谷 残念ながらメディアがきちんと
推定無罪で報道した例を今まで見たことがない。
唯一の例外が、郵便不正事件で逮捕、起訴されたが
無罪となった厚生労働省の村木厚子氏の判決前の報道だ。


 鈴木 政治家の裁判では、新聞社は社会部と政治部が取材するが、「小沢嫌い」で一致していることが多い。
無罪判決を報じても「政治責任はこれからだ」という記事がセットになる。
そうすると小沢氏は永久に悪者なんですよ


鳥越  土地購入時に提供した4億円の出所について
説明責任を果たしていないと批判されたが、私は
「父親の遺産相続」で説明は足りていると思う。
ただ、庶民感覚では億単位の金を相続できるのは異常で、
ここが疑わしいという発生源になっている。


 鈴木 小沢氏は「証人喚問でも何でも出る」と言った時がある。
強制起訴前の10年6月だ。
国会で説明するラストチャンスだったが、
菅直人首相(当時)がチャンスをつぶした。
4億円と聞くと驚くが、新人を選挙で当選させるには1人1億円と言われる。
小沢氏は新人の面倒をみて、09年衆院選の民主党の大勝につなげた。
弁護するわけじゃないが政治には金がかかる。
小沢氏のお金の使い方に光が当たらないまま、ここまで来てしまった。


 小町谷 説明はそれなりにしたと思う。
事件のことを話せば公判に影響するかもしれない
という危惧は持っていたはずだ。
刑罰が待っているかもしれない被告に、どこまで話せと言えるのかは難しい。
発言は政治的に利用される可能性があり、
そこまで説明責任が求められる必要はないだろう。


 鳥越 小沢氏が
「検察が調べても起訴できるだけの材料はなかった。
これに勝る説明責任はないだろう。でも分かってもらえない」
と言っていたのが印象的だった。



 −−政治的な影響は?

 鈴木 大きい裁判がなければ、政権交代時の民主党代表だったので多分、
首相になっていただろう
「この3年間がなかったらなあ」と漏らしたこともある。
一方で小沢バッシングで、地位を高めたり、
支持率を高めてきた人たちがいるという構図だ。


 鳥越 無罪判決は出たが、勝ったのは検察だ。
陸山会事件で、東京地検特捜部の田代政弘検事(当時)が作成した
捜査報告書のうそが明るみに出るなど
検察も失うものがあった。
しかし小沢氏にダメージを与え、
首相にさせないという点で成果を上げた。



 −−「検察の暴走」が明らかになった裁判でもあった


 小町谷 村木さんの事件で証拠改ざんなどが行われていたので、
田代元検事の捜査報告書のうそには驚かなかった。
米国は法曹一元なので、裁判官、検察官、弁護士は全て
同じ法曹倫理で規律されるが、
日本では最近まで検察官に倫理規定がなかったことが問題だ。
また、検察審査会が強制起訴した6事件のうち
1、2審で3件の無罪判決が出ている。
検察が起訴できないとしたものを
起訴すると判断した根拠が今後問われる。


 鳥越 検察審査会の制度は危ういと感じた。
審議は密室だ。
地検が起訴できない事件でも、
素人に起訴に相当するような材料を見せて起訴を促すように
恣意(しい)的に審査会を導いたら、
政治生命を奪うことなどは簡単だ。


 小町谷 検察内部の審議も密室だ。
繰り返すが、検察審査会による強制起訴では、
控訴の是非が問われている。
これをきっかけに、一般の刑事裁判でも
1審で無罪判決が出た時は
検察官控訴を制限するような仕組みを検討してもいいのではないか。
今回の事件がこの問題を考えるきっかけになればいい。



 −−今後の政治行動をどう見ますか

 鈴木 次の総選挙後に第三極の受け皿になろうと考えている。
小沢氏は中小政党のトップとサシで会ってきた。
政治スケジュールを実は着実にこなしている。


 鳥越 小沢氏は自分が表に出てやる時代ではないと感じている。
有識者らに呼び掛けて新たな動きを作り、裏方に回る。
橋下徹大阪市長、石原慎太郎前東京都知事の連合のようなものではない
リベラルな第三極を作り、
民主、自民に勝つ戦略を描いているのではないか。


 鈴木 その方向で動いているはず。
実際に立候補者として財界や有識者の名前が挙がっている。
みんなの党の渡辺喜美代表、国民新党を離党した亀井静香衆院議員とも連絡を取り合っているだろう。

 小町谷 市民は、政権交代で失望したので
政局や権力闘争を冷ややかに見ている。
生活を安定させてくれる人は誰なのか、という観点で
選挙に臨むと思う。
第三極みたいな話が出てきてもおいそれとは乗れないのではないか。

最後の対米自主派、小沢一郎:孫崎(書き起こし)転載

2012年11月05日 | 検察・司法

大変、助かります。英会話も出来ずにロス暮らし
書物の注文もままならず。ありがとうございます(お辞儀)

http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-1397.html
↑もうすぐ北風が強くなる さまより転記↓画像拝借

最後の対米自主派、小沢一郎:孫崎

『アメリカに潰された政治家たち』孫崎亨著
--第2章 最後の対米自主派、小沢一郎 書き起こし 
10/28 来栖侑子「午後のアダージォ」から


『アメリカに潰された政治家たち』孫崎亨著(小学館刊)
2012年9月29日初版第1刷発行

p93~
第2章 最後の対米自主派、小沢一郎

  角栄に学んだ小沢の「第七艦隊発言」

 私は情報局(※米国CIA)が人材のリクルートのために製作したプロモーション映像を見たことがあるのですが、そのなかで「我々は軍事だけでなく、政治的な分野でも諜報活動を行っている」と活動を紹介し、オサマ・ビン・ラディンの映像などを流していました。

 そういった一連の映像や画像のなかに、小沢一郎氏の写真が混ざっていて、私はハッとしました。

 彼らにとっては、小沢一郎に工作を仕掛けているということなど、
隠す必要がないほど当たり前のことなのです。


p94~
 明確にアメリカのターゲットに据えられている小沢一郎とは
どんな人物なのか、簡単におさらいしておきましょう。

 小沢一郎は27歳という若さで衆議員議員に初当選した後、
田中派に所属し、田中角栄の薫陶を受けて政界を歩んできました。

しかし、1985年に田中角栄とは袂を分かち、
竹下登、金丸信らと創政会を結成。
のちに経世会(竹下派)として独立しました。

 1989年に成立した海部俊樹内閣では、
47歳で自民党幹事長に就任しています。
おそらく小沢一郎という人物をアメリカが捕択、
意識し始めたのはこの頃だと考えられます。

 1990年にサダム・フセインがクウェートに軍事侵攻し、
国連が多国籍軍の派遣を決定して
翌年1月に湾岸戦争が始まりました。

 ここでブッシュ(父)大統領は日本に対して、
湾岸戦争に対する支援を求めてきます。

 アメリカ側は非武装に近い形でもいいので
自衛隊を出すことを求めましたが、日本の憲法の規定では、
海外への派兵は認められないとする解釈が一般的で、これを拒否します。

 アメリカは人を出せないのなら金を出せとばかり、
資金提供を要請し、日本は言われるまま、計130億ドル(
紛争周辺国に対する20億ドルの経済援助を含む)もの
巨額の資金提供を行うことになります。

p95~
 当時の外務次官、栗山尚一の証言
(『栗山尚一オーラルヒストリー』)では、
この資金要請について「
これは橋本大蔵大臣とブレディ財務長官の間で決まった。
積算根拠はとくになかった」とされています。

 何に使うかも限定せず、言われるまま
130億ドルものお金を出しているのです。

 橋本は渡米前に小沢に相談していました。
小沢は2001年10月16日の毎日新聞のインタビューでそのときの
やりとりを明かしております。

「出し渋ったら日米関係は大変なことになる。
いくらでも引き受けてこい。責任は私が持つ」

 この莫大な資金負担を決定したのが、実は小沢一郎でした。
当時、小沢はペルシャ湾に自衛隊を派遣する方法を模索し、
実際に「国連平和協力法案」も提出しています(審議未了で廃案)。

 “ミスター外圧”との異名をもつ対日強硬派の
マイケル・アマコスト駐日大使は、
お飾りに近かった海部俊樹首相を飛び越して、
小沢一郎と直接協議することも多かったのです。

 小沢一郎が「剛腕」と呼ばれるようになったのはこの頃からです。

p96~
 この時代の小沢一郎は、はっきり言えば“アメリカの走狗”
と呼んでもいい状態で、アメリカ側も小沢を高く評価していたはずです。

 ニコラス・ブレディ財務長官の130億ドルもの資金要請に、
あっさりと応じただけでなく、日米構造協議でも
日本の公共投資を10年間で430兆円とすることで妥結させ、
その“剛腕”ぶりはアメリカにとっても頼もしく映ったことでしょう。

 田中派の番頭だった小沢は、田中角栄がアメリカに逆らって
政治生命を絶たれていく様を目の当たりにしています。
ゆえに、田中角栄から離れて、
「対米追随」を進んできたものと思われます。

 しかし、田中角栄の「対米自主」の遺伝子は、
小沢一郎のなかに埋め込まれていました。

 1993年6月18日、羽田・小沢派らが造反により
宮沢内閣不信任案が可決され、宮沢喜一首相は衆議員を解散しました。

 それを機に、自民党を離党して新生党を結成し、
8党派連立の細川護煕内閣を誕生させました。
その後は、新進党、自由党と新党を結成しながら、
03年に民主党に合流します。(略)

p97~
 外交政策についても、対米従属から、中国、韓国、台湾など
アジア諸国との連携を強めるアジア外交への転換を
主張するようになりました。
「国連中心主義」を基本路線とするのもこのころです。

 小沢一郎は、09年2月24日に奈良県香芝市で

 「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。
軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンスは第7艦隊で十分だ。
あとは日本が自らの安全保障と極東での役割を
しっかり担っていくことで話がつくと思う。
米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、
少なくとも日本に関係する事柄については
もっと役割を分担すべきだ。そうすれば米国の役割は減る」

 と記者団に語っています。
 つまり沖縄の在日米軍は不要だと明言したわけです。

 この発言を、朝日、読売、毎日など新聞各紙は一斉に報じます。

 『共同通信』(09年2月25日)の配信記事
「米総領事『分かっていない』と批判 小沢氏発言で」
では、米国のケビン・メア駐沖縄総領事が記者会見で、
「『極東における安全保障の環境は甘くない。
空軍や海兵隊などの必要性を分かっていない』と批判し、
陸・空軍や海兵隊も含めた即応態勢維持の必要性を強調した」
と伝えています。 
アメリカ側の主張を無批判に垂れ流しているのです。

p98~
 この発言が決定打になったのでしょう。
非常に有能だと高く評価していた政治家が、
アメリカから離れを起しつつあることに、アメリカは警戒し、行動を起こします。

 発言から1か月も経っていない2009年3月3日、
小沢一郎の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で
公設秘書も務める大久保隆規と、西松建設社長の國澤幹雄ほかが、
政治資金規正法違反で逮捕される事件が起きたのです。

 小沢の公設秘書が西松建設から02年からの4年間で3500万円の
献金を受け取ってきたが、虚偽の記載をしたという容疑です。

 しかし、考えてもみてください。

実際の献金は昨日今日行われたわけではなく、3年以上も前の話です。
第7艦隊発言の後にたまたま検察が情報をつかんだのでしょうか。
私にはとてもそうは思えません。

 アメリカの諜報機関のやり口は、情報をつかんだら、
いつでも切れるカードとしてストックしておくというものです。

ここぞというときに検察にリークすればいいのです。

 この事件により、小沢一郎は民主党代表を辞任することになります。

 しかし、小沢は後継代表に鳩山由紀夫を担ぎ出します。
選挙にはやたらと強いのが小沢であり、09年9月の総選挙では
“政権交代”の風もあり、民主党を圧勝させ、
鳩山由紀夫政権を誕生させます。
 ここで小沢は民主党幹事長に就任しました。



p99~
  小沢裁判とロッキード事件の酷似
 ここから小沢はアメリカに対して真っ向から反撃に出ます。

 鳩山と小沢は、政権発足とともに「東アジア共同体構想」を打ち出します。
対米従属から脱却し、成長著しい東アジアに外交の軸足を移すことを
堂々と宣言したのです。

 さらに、小沢は同年12月、民主党議員143名と一般参加者483名という
大訪中団を引き連れて、中国の胡錦濤主席を訪問。
宮内庁に働きかけて
習近平副主席と天皇陛下の会見もセッティングしました。(略)

 しかし、前章で述べたとおり、
「在日米軍基地の削減」と「対中関係で先行すること」は
アメリカの“虎の尾”です。これで怒らないはずがないのです。

 その後、小沢政治資金問題は異様な経緯を辿っていきます。


p100~
 事件の概要は煩雑で、新聞等でもさんざん報道されてきましたので、
ここでは触れませんが、私が異様だと感じたのは、
検察側が10年2月に証拠不十分で小沢を不起訴処分にしていることです。

 結局、起訴できなかったのです。

 もちろん、法律上は
「十分な嫌疑があったので逮捕して、捜査しましたが、
結局不起訴になりました」というのは問題ないのかもしれません。

 しかし、検察が民主党の党代表だった小沢の秘書を逮捕したことで、
小沢は党代表を辞任せざるをえなくなったのです。

この逮捕がなければ、民主党から出た最初の首相が鳩山由紀夫ではなく、
小沢一郎になっていた可能性が極めて高かったと言えます。


小沢首相の誕生を検察が妨害したということで、
政治に対して検察がここまで介入するのは、許されることではありません


 小沢は当初から
「国策捜査だ」
「不公正な国家権力、検察権力の行使である」と批判してきましたが、
現実にその通りだったのです。


 この事件には、もう1つ不可解な点があります。

 検察が捜査しても証拠不十分だったため不起訴になった後、
東京第5検察審査会が審査員11人の全会一致で「起訴相当」を議決。

 検察は再度捜査しましたが、
起訴できるだけの証拠を集められず、再び不起訴処分とします。

 それに対して検察審査会は2度目の審査を実施し
「起訴相当」と議決し、最終的に「強制起訴」にしているところです。

p101~
 検察は起訴できるだけの決定的な証拠をまったくあげられなかった
にもかかわらず、マスコミによる印象操作で、
無理やり起訴したとの感が否めないのです。

 これではまるで、中世の魔女裁判のようなものです

 ここで思い出されるのは、やはり田中角栄のロッキード事件裁判です。
当時、検察は司法取引による嘱託尋問という、
日本の法律では規定されていない方法で得た供述を証拠として提出し、
裁判所はそれを採用して田中角栄に有罪判決を出しました。

 超法規的措置によって田中は政界から葬られたのです。(略)

  東京地検特捜部とアメリカ
p102~
 実は東京地検特捜部は、歴史的にアメリカと深い関わりをもっています。
 1947年の米軍による占領時代に発足した
「隠匿退蔵物資事件捜査部」という組織が東京地検特捜部の前身です。

 当時は旧日本軍が貯蔵していた莫大な資材がさまざまな形で横流しされ、
行方不明になっていたので、GHQの管理下で
隠された物資を探し出す部署として設置されました。

 つまり、もともと日本のものだった「お宝」を探し出して
GHQに献上する捜査機関が前身なのです。
 

東京地検特捜部とアメリカの関係は、
占領が終わった後も続いていたと考えるのが妥当です。

 たとえば、過去の東京地検特捜部長には、布施健という検察官がいて、
ゾルゲ事件の担当検事を務めたことで有名になりました。
 ゾルゲ事件とは(略)

p103~
 さらに布施は、一部の歴史家が米軍の関与を示唆している下山事件(略)

 他にも、東京地検特捜部のエリートのなかには、
アメリカと縁の深い人物がいます。

 ロッキード事件でコーチャンに対する嘱託尋問を担当した堀田勉は、
在米日本大使館の一等書記官として勤務していた経験があります。

 また、西松建設事件・陸山会事件を担当した
佐久間達哉・東京地検特捜部長(当時)も同様に、
在米大使館の一等書記官として勤務しています。

 この佐久間部長は、西松建設事件の捜査報告書で
小沢の関与を疑わせる部分にアンダーラインを引くなど
大幅に加筆していたことが明らかになり、問題になっています。


 この一連の小沢事件は、ほぼ確実に首相になっていた政治家を、
検察とマスコミが結託して激しい攻撃を加えて失脚させた事件と言えます。
 『文藝春秋』11年2月号で、アーミテージ元国務副長官は、「小沢氏に関しては、今は反米と思わざるを得ない。いうなれば、ペテン師。日本の将来を“中国の善意”に預けようとしている」と激しく非難しています。

p104~
 アメリカにとっては、自主自立を目指す政治家は「日本にいらない」のです。必要なのはしっぽを振って言いなりになる政治家だけです。
 小沢が陥れられた構図は、田中角栄のロッキード事件のときとまったく同じです。
 アメリカは最初は優秀な政治家として高く評価していても、敵に回ったと判断した瞬間、あらゆる手を尽くして総攻撃を仕掛け、たたき潰すのです。
 小沢一郎も、結局は田中と同じ轍を踏み、アメリカに潰されたのです



◆胡主席と会談、友好促進で一致 
.......小沢氏、 存在感一層強まる




会談を前に握手をする、小沢民主党幹事長(左)と中国の胡錦濤国家主席=10日午後、北京の人民大会堂(代表撮影・共同)

 【北京共同】訪中した民主党の小沢一郎幹事長は10日夕(日本時間同)、北京の人民大会堂で胡錦濤国家主席(中国共産党総書記)と会談し、両党の関係強化や議員交流を通じた日中間の友好促進で一致した。
 会談で小沢氏は「政府レベルでは難しいものについても、党レベルでの交流により忌憚(きたん)ない話し合いになればよい」と強調。
 胡氏は「今年9月に民主党の政権になってからも交流を深めることができた。鳩山由紀夫首相との会談で互恵関係が新たな段階に入った」と応じた。
 会談は約30分間行われ日本側は輿石東幹事長代行や山岡賢次国対委員長らが同席した。中国側トップとの会談実現で政権内での小沢氏の存在感が一層強まることになりそうだ。
 一方、中国側は鳩山政権とのパイプづくりの一環としたい考えだ。
 小沢氏は会談で「政権交代を実現したが、こちらの国に例えれば解放の戦いはまだ終わっていない。来夏に最終決戦がある。兵を募り、鍛え、勝利を目指している。野戦軍の総司令官として解放戦が終わるまで徹したい」と述べ、参院選勝利に向け意欲を示した。
  2009/12/10 22:18【共同通信】

なんと?▼「検察の意向でうそ」▼山梨2人殺害:被告目撃証言の男性

2012年10月17日 | 検察・司法

なんと?▼「検察の意向でうそ」▼
      山梨2人殺害:被告目撃証言の男性




↑雁の群れに混じるスワン一羽   (於 ロス



白い鳥は 幸運を招くという伝説あり


私には ヤマトタケルの魂が
帰りたいと願いつつ 故郷に戻られなかった悲しみを
ずうっと背負って

今も飛び続けているように 感じる



真実が一番求められる


真実が隠蔽されば 
それは暗黒の限りなく、おどろおどろの闇を生む

世の中を収めるはずの 機構が
さび付いて
真実が求められなくなれば
その機構は 新しいものに取り替えなくてはならない

日本に
市民のパワーで正義が実現できますことを
強く願っています。





http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000m040123000c.html

山梨2人殺害:被告目撃証言の男性「検察の意向でうそ」
毎日新聞 2012年10月16日 23時09分

山梨県のキャンプ場で
00年に男性2人が殺害された事件などで
殺人罪などに問われた
元建設会社社長、阿佐吉広被告(63)=1、2審死刑、
上告中=について、

2審段階で
「被告は殺害現場に来なかった」
と証言を翻したキャンプ場元管理人の男性(69)
=別の事件で受刑中=が、
毎日新聞に手紙を寄せた。


1審公判で「被告を見た」と証言した理由を
「不本意ながら検察の意向に沿った」などと詳述している。



◇本紙に手紙
 被告の弁護団は記者への手紙と同様の内容が記された元管理人の陳述書を最高裁第3小法廷に提出している。
 手紙は6月10日付。便箋5枚で、ボールペン書きとみられる。
05年1月に検察側証人として出廷する前に、当時の
甲府地検の公判検事と証人尋問の打ち合わせを
した際の様子が記されている。

 「『実は、私は(キャンプ場に通じる)橋の上で阿佐社長とは会ってもいなければ見てもいないんです』と、話したところ
○○検事(手紙では実名)は
『今更そのようなことは言わないでほしい。
法廷でも一切そのような事は言うな』とクギをさされたのです」
と記載。


「私は前科者という弱みも有り(中略)不本意ながら検事側の意向に沿った」とし、「法の手によって罪なき人を此(こ)の世から葬り去る(中略)法的殺人の片棒をかつがされるところでした」と書いている。



 事件を巡っては
阿佐被告による殺害を裏付ける物証がない中、
元管理人による1審の証言のほか、
同様に上告審で証言を覆した男性受刑者(56)を含む
共犯者3人の下級審での証言が有罪判決の主な根拠となっている。

元管理人はこれまでの取材などに、
被害者の1人が友人だったため検察側立証に沿う供述をしたと説明。


弁護側は2審で元管理人の証人尋問を申請したが、
東京高裁は却下している。

 当時の公判検事は
現在勤務する大阪地検の広報官を通じ
「取材には応じられません」としている。

【武本光政】