凡凡「趣味の玉手箱」

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法を作った報いが自分の身に及ぶ

2005-08-23 17:28:25 | 十八史略を読む
十八史略を読む-76 戦国の七雄-7 秦 その6 法を作った報いが自分の身に及ぶ

やがて、孝王没し、恵文王が立つと、公子虔(けん)の一派が「公孫鞅が謀反をたくらんでいます」と王に讒言した。

公孫鞅は逃げだし、旅館に泊まろうとしたが、旅館の主は「公孫鞅さまの決めた法律で、証明書のないものを泊めると罪に問われます」と言って、断った。

公孫鞅はため息をついて「法を作った報いが我が身に及んだか」と言った。

公孫鞅は道を変えて魏に向かったが、受け入れてくれないばかりか秦に送り返されてしまった。

秦は、公孫鞅を車裂きの刑に処して、見せしめにした。


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