凡凡「趣味の玉手箱」

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ゴルフの神髄(中部銀次郎著)

2005-09-24 12:02:59 | 読書備忘録
中部銀次郎、ゴルフの神髄、日本経済新聞社、2003年10月発行

著者もことわっているがこの本はゴルフの技術を解説した本ではなく、自分の技量に会わせスコアを良くするためにはどうすれば良いかを主として記している。


以下に30近いハンデの自分にとって参考となりそうな部分を示します。アベレージゴルファーそして上級者の方は全く別の視点からこの本を読んで参考となる点を見いだされるでしょう。

1 一歩退く勇気を持て
 私の腕前ではパーオンは殆ど無理。そこで無理にパーオンをねらわないで刻んでゆく。

といってもこれは非常に難しい。というのも偶然の産物でパーオンをする場合もあるから。ただいつもはパーオンをねらってバンカーにおとして大叩きとかしてしまう。要は一瞬の快感を狙い100に一の確率でパーオンにかけるか、スコアアップを目指して一歩退くかどちらを選択するかだ。

2 意図を明確に持て

右から攻めるか左から攻めるか、ここは少し番手の短いクラブでバンカー手前に落とし、次ぎにグリーンに確実に載せ、2パットでおさめる。恥ずかしながらゴルフの途中、殆ど考えていない自分に気がついた。

3 同伴競技者に惑わされるな

自分は殆ど気にしない方だ。だが、余るにもうまい人と回ると自分が惨めに見えてくる。

4 アプローチの神髄はアンダーハンドのトスの要領

8月に友達とラウンドしたとき19番ホールで、アプローチの話題に及んだときにこの本を読むと良いよと友達が教えてくれたのがこの本のこの部分。

アメリカのハーヴィー・ペニックというレッスンプロが書いた「リトル・レッド・ブック」と「リトル・グリーン・ブック」といういずれもアメリカで百万部を越えるベストセラー本に載っているという。これらの本もレッスン書ではなく、著者が接してきたゴルファーの話とか先人から聞かされてきた教訓や箴言風の言葉だったり高度な本だという。邦訳も出ているようだ。

30ヤード以内のアプローチはゴルフボールをトスの要領で打つ。ボールの位置を普段よりも1個分右寄りに置いて、掃くように振る。するとボールは低く出てかなりの逆回転が出てグリーンに着地しても余り転がらないという。

5 あなたの呼吸

ゴルフのスイングで意識して呼吸を考える必要はない。大切なことはミスショットをしたら深呼吸する。深呼吸することでミスを引きずらない。紙に深呼吸せよと書いておいていつも肝に銘じる。

6 ミスをしたら怒れ(自分に対して)

私は何事につけこだわるほうではない。ことゴルフに関しても執着心が余りない。そのせいか、ミスをしてもこだわらない。ミスの原因を考えない。こんなのだからさっぱりゴルフが上達しないのだ。

7 パットの練習

私はパットが極端に下手だ。1ラウンドのパター数が36を切ったことがほとんどない。平均すると40を越える。軽いオリンピックをやるといつも負ける。

それも1m以内の距離を外す確率が非常に高い。もう何年もの課題でパートナーからもいつも指摘されるのだがいっこうに旨くならない。

自分に対する怒りを持つようにすると同時に、自宅でパットの練習をしよう。

グリーンの練習では1mの上り、下り、順芽、逆芽、右に曲がるライン、左に曲がるラインこれを入念に練習して入る確率を高めること。自宅で毎日5分のパット練習を行う。



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