モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

キハ40-500 うっかりミスの修復

2020-10-13 19:47:00 | 16番 気動車
キハ40のサボ受けスリットで
2000番台と勘違いで500番台に余計な行き先サボを加工し後の祭りでした。
L字サボ受けの車体中央が正です。
どうにも気分が悪く103系加工前に修復します。
スリットよりわずかに大きく穴あけ。





サイズ違いで埋め板3枚を抜きます。





真ん中サイズを圧入して後日仕上げます。





これでスッキリ103系に取り掛かれます。




保持治具を付け替えて103系窓拡大のセッティング完了。
昨夏のアクリル原版は室温30℃で彫りましたが
24~25℃に涼しくなり新規で彫り直しました。
Φ1荒取り→Φ0.4エンドミルで隅R0.2まで仕上げ
アキバボークスで調達した1,300円の三角ヤスリで三こすり半、カド仕上げをすると
ユニットサッシが絶妙なはまり具合でおさまります。





こちらは私物の地上クハ・低運・ユニットサッシ・シールドビーム予定車です。
まずは1両加工後、お預かりボディに着手します。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特注 モハ156配管止め 

2020-10-13 12:18:54 | 16番 電車
いつものマニアさんがご来社で
157系の特殊な配管止めのご相談を受けました。

個人的に157系には無関心で、あまぎ現役当時は
上野の東北線特急との比較で格落ちが否めず”落ち武者”イメージを抱き
151系こだま、つばめ の圧倒的グレード感との落差、
急行、近郊型と共通断面で流麗さに欠けるデザインと
東海道特急としては冷遇に残念な思いでした。(セコハンの257系も控えています)
185系登場時も ”これが特急?”とマイナスイメージでしたね。(今は違う)

ご依頼は モハ156パンタ配管止めのひとつで脚長のものです。
私は全く実車を知らないのでその場でスケッチ的作図をして頂きました。
脚長なので見た目のバランスでt0.6を提案しました。





赤い脚は0.2段つきとしてΦ0.5穴への差込みストッパーとしました。
屋根で水平キープのため脚長は0.2の差をつけます。
Φ0.5で下穴→Φ0.3エンドミルで長時間加工です。





Φ0.6が通ります。
お引取りお待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする