モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

小田急9000系 縦樋

2020-06-30 12:28:40 | 16番 電車
小田急9000系の特注縦樋をt0.6で加工中です。
浮かせる足の周囲を凹0.2段をつけます。(中央の2本)





近所の社長さんが超特急納期の支給材をお持込みで
縦樋は今日中に完成させないといけません。

今日で半年、あっという間です。




Φ0.4の止め穴で真鍮線が立ちます。





抜き終わりました。





私物縦樋は浮かせませんが
ご依頼品ではこんな感じです。
足凸0.2、雨樋t0.4、裏のバリで断面が厚く見えます。





雨水流れの穴。






止め穴の裏側凸はギザなしのプライヤーで簡単に平らになります。




ご依頼品がすべて完成しました。
お引取りお待ちしています。
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小田急9000系 特注パーツ

2020-06-29 14:04:07 | 16番 電車
お客様からクロ157ドアとユートレさんの小田急9000系パーツが届きました。
9000系ドア窓、戸袋窓のはめ込みガラスを試作すると
エッチング抜きドアは穴のばらつきでジャストフィットとすきま大きめがあり
結局0.05ミリ大きめと標準サイズの2種類を作図しこのあと加工します。
クロ157ドアは特注ガラスがピタリをはまりました。こちらは残りわずかです。





9000系妻面の縦樋はお客様の作図を受信、小社でスケールに縮小済みで
こちらも近日加工します。t0.6真鍮板で足をつけて浮かせるそうです。
特注品のお問い合わせにつきましてはCADでなくても
手書きスケッチと数量がお見積もりに必要です。(お安くはないです)
なにぶん国鉄型新性能しか興味がない私はほかの車種の知識がありません。
加工屋は図面仕事なものですから。





103系ユニットサッシ車の貫通ドア105枚と
キハ40,48,47のたぶれっとプロテクター120組も完成しました。
このあと103系妻板・裏の段付きを加工します。
すでに1200番台の丸窓→ユニットサッシ化 を受注済みで
私物と同時にいずれ加工します。





すこし日にちがあくとスーラータンメンに引き寄せられます。
ラー油をかけてとてもうまし。
ポークとザーサイのみじん切りがたっぷりの玉子とじスープは食べ応え十分で
酢味と辛味を抑えて老若男女に受ける味付けです。
中一日で今日も行こうか迷っています。





減塩のためスーラーは控えてヨーカドー弁当でコスパ一番のこちらにしました。
何十回と食べても飽きないベストバランスです。





早速加工しました。
いい感じではまります。





最近ツイッターで105系の進捗が楽しみです。
本来ウチがサンプルを作るべきところズルズルと先延ばしで
すっかり凄腕マニアさんにおまかせ状態です。
修正肩Rがいい感じです。
刺激を頂きありがとうございます。




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キハ40 サボ受けとステップ

2020-06-27 11:24:35 | 16番 気動車
品切れ中のキハ40,48タブレットプロテクターをt0.4で加工中で
キハ47用も少し追加します。
半円切り欠きの乗務員ドアは細々とそれなりに売れるので
在庫を確保しておきます。






キハ40系は一体加工のパノラミック窓・新とはめ込みユニットサッシ化により
私物の最重要モデルのひとつで他にも試したい加工があります。
ステップスリットはΦ0.5、サボ受け凹みはΦ0.2エンドミル加工で
彫刻機は10倍原版をなぞります。





彫った状態です。





ストンとはまり おーいい感じです。




ステップはドアのへりに接近しています。




烏山駅にて。





トイレ窓、ドアとトイレ?点検ぶた、給水口もいずれ加工します。
サボ受け凹みをキットボディに初めて彫ってニンマリ、
手持ち二百数十両、頑張るしかありません。(103系丸窓はサボ無しで助かる)
来週の月末であっという間に一年の半分が経過しますが
みなさん、キットの消化具合は進んでいますか?
私はひたすら ”外堀埋め” にまい進中です。(あとで楽をするため)
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低屋根ルーバー 新発売

2020-06-26 16:34:22 | 16番 電車
今回1点集中で低屋根ルーバーをスピーディに製品化できました。
両側2組入りで、極細エンドミル加工等につき¥はこうなりました。





こちらは気動車の裾にある標差しで、電機の区名差しと同一寸法とみなし
私物として約300個製作しました。





横長の行き先サボ受けも385個完成し
合計4種類、生存中の必要数を確保しました。
t0.3サボ受けはすべて凹0.1にはめ込みます。
4点の量産後にジャストフィットのざぐり用原版を彫ります。


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低屋根ルーバー 取り説

2020-06-24 19:34:27 | 16番 電車
低屋根ルーバーのラベルに本日の日付を記しますので
組み立ての参考にしてください。

予価3,200円本体・1両分2組入り で今月発売します。(包装中)




ルーバー構成部品でこれが2セット入りです。
Φ0.7真鍮線は4等分して切り口を仕上げます。
5枚重ねでポンチ面を上に揃えて
下から 5→4→3→2→1 と重ねます。
5は位置決めの突き当て板です。





丸ヤスリで数回転まわして穴径調整してください。
ガタつきないようΦ0.7が通るかどうかのギリギリをねらいました。





真鍮線を通しアルミクリップ2箇所ではさみ、
手前の5枚重ね面を少量のハンダで固定、その後真鍮線もハンダ付け、
屋根板側の面を平らに仕上げます。





両サイドt0.6をルーバー端の突起に差込みハンダづけします。





ボディと屋根板との開口部をΦ1.6ドリルの水平確認で天地1.6に調整します。
裾から29.2ミリが目安です。
組み立てルーバーを先に水平に取り付け後、屋根板を取り付けます。
先に屋根板を取り付けるとルーバーがはまりません。(おそらく)
一番下の ”5” を重ねず4枚重ねにすれば屋根板取り付け後の
はめ込みが可能です。(”5”は位置決め板です)






仮にはめた状態です。
雨樋は後で取り付けます。





屋根板の端に引っ掛けるように上辺ふち板を乗せて
肩Rに沿って丸く仕上げます。





ふち板の断面です。





お預かり中の101系800番台に当ててみます。
長手の切り欠き15.9ミリは同一ではまりました。
ジャストフィットかどうかは別として
それなりにおさまりそうです。





本来は急行、近郊型用なので
指定外用途のクレームはご容赦ください。




コメント (2)
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