
22日夜は、「ロシア音楽とバレエの夕べ」を楽しみました。「モスクワ・クアル
テット」という民族楽器のアンサンブルの初めての金沢公演です。私が役員も
しているロシアとの友好交流を続けている県ロシア協会の主催です。ギターの
ようなバラライカはよく名前を聞きます。丸い三味線のようなドムラーは、
また違った哀愁感の音色です。ロシア琴と呼ばれるグースリは初めてみました。
ピアノを含め、4人の演奏で、オペラ「セベーリヤの理髪師」序曲、サラサーテ
の「カルメン主題のアレンジ、ラフマニノフの「エレジー」「イタリアのポルカ」
など見事に披露してくれました。

金沢公演の目玉は、地元バレエ団との共演です。全国でもここだけ。ハナヨバレエ
の皆さんは、文化庁の援助で、ロシア・イルクーツクでの公演もこなしています。
CDで練習しましたが、生では初めて、たった10分間のリハーサルでしたが、
生演奏に合わせての踊りに一発でOK.本番ではプーシキンの短編「吹雪」への
音楽から「ロマンス」、ゆったりしたテンポでの物悲しい基調、バレエの皆さん、
見事に踊りました。その前には50名近くのちびっ子バレリーナが会場をわかせ
ま
した。

フィナーレは、「ロシアの土産」と題して、ポピュラーソングのオンパレード。
プログラムを見ていなかったですが、「カリンカ」「ボルガの船曳唄」「百万本
のバラ」「長い道を」「ポーレシカ・ポーレ」「ともしび」「モスクワ郊外の夕
べ」「カチューシャ」など、身体も自然とゆれ、手拍子もしたくなりました。
事前に準備した司会者原稿ですが、修正もふくめ、当日のうまい司会進行で、
きっと観客も満足してくれたことでしょう。