
民医連(60年にわたり無差別・平等の医療実践を続けている民主的医療機関)が
発行する月刊誌「いつでも元気」6月号では、3月に加盟する病院・診療所で実施
した調査で、経済的理由により保険料や医療費が払えず”手遅れ”でなくなった方
が58人(石川でも2人)と報告しています。借金があり、保険証なく病院にかか
れないAさん、生活保護の手続きとったが、生命保険に入っているから保護のお世
話になるの申し訳ないと、申請を取り下げ、受診してから2週間で亡くなったと
いう。手遅れ事例の8割が働きざかり、手遅れになるまで受診できなかった理由の
一つは高すぎる国保料。憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」が実生活
で保障されていない。民医連の理念を共有し、ともに、「安心して住み続けられる
まちづくり」めざし、健康・医療・福祉・平和もとめ全国各地で活動しているのが
、友の会や医療生協です。私も長い会員で、8年間は石川県での事務局長を、
そして全国350万を超す仲間のお世話もしてきました。

6日夜、民医連職員有志の集いがあり、県内各地を回るなかで、安倍政権による
政治の痛みが増していることと、期待の声が高まっている事例を紹介しました。
その場で、共同組織の役員有志から亀田がんばれの寄せ書きをいただきました。
「守ろう私たちの健康権を」「訴えれば共感が広がります。国民・県民と隅々まで
訴えましょう」「いつもみんなを引っぱっていく亀田さん、あなたにぴったり」
「人権を守る、憲法を守らせる、ともにがんばりましょう」「本土の西の果てから
応援しています」「全国の共同組織360万人が応援しています。5人必勝とあわ
せてがんばりましょう」。
北海道・宮城・千葉・横浜・静岡・愛知・新潟・大阪・奈良・和歌山・兵庫・岡山
そして四国・九州各地から、数年前までともに汗ながした仲間からの激励だった。