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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

15万人の赤旗まつり

2014-11-09 19:34:35 | 日記
4年ぶりに開かれた赤旗まつりに参加しました。2日朝5時45分城北病

院前でバスにのり、夢の島公園には1時着、時間どおりです。前日は雨に

かかわらず4万人が参加とか、2日は好天で、会場はぎっしり。まずは

石川県の物産テントへ。早速法被に着替えて、「紅サケ・小鯛・鯖の3つ

が味わえる金沢の笹寿司はいかが」「来年の朝ドラは能登が会場、奥能登

の地酒宗玄初登場です」など声かけします、聞くと朝からから休むなしに

お客さんがとぎれず、てんてこ舞いとのこと。たった1時間程度で、お寿

司はなくなってしまい、お酒も残りわずか、明日の分どころか今日の分も
なくなりそう。

志位委員長の講演を聴こうと思っても入れない状況。日本の政治を

ゆがめている「カネと政治」の問題。国民の税金からの政党助成金は

19年間で総額6316億円、自民党の収入の64%、民主党は84

%。「自民党や民主党の宣伝カーが走っていたら4つのうち3つは

国民の税金だ」と志位さんは批判。企業団体献金と政党助成金に依存

する体質が政治腐敗を加速と指摘します。暮らしの問題では、20年

来最大の19%の家計消費の落ち込みの原因は14ケ月連続して実質

賃金があがっていること、しかしこの事実を見ず、名目で上がっている

と強弁する安倍政権には日本経済のかじ取り資格なしと断定。圧巻は、

国際舞台での日本共産党の存在。コロンボでのアジア政党会議(アジ

アで活動する全ての政党が参加)でアセアンのような平和協力の枠組

みを北東アジアにも広げること、核兵器禁止条約の速やかな交渉開始

をよびかけるという共産党の提案が宣言に盛り込まれた。そしてなん

と自民党が脱退通告があったそうです。

もう一つ、韓国での日韓・韓日議員連盟総会で、日本軍「慰安婦」問

題が正式の議題でとりあげられ、日本側が「河野談話」「村山談話」

の継承に努力すると共に議連として行動すること、更に「慰安婦」被

害者の名誉回復と心の痛みをいやす賠償に日韓双方が努力する

ことが全会一致で採択されたことです。すごいと思いました。
生の八代亜紀さん、20年以上前に金沢

でのコンサートに行きましたが、この日はスクリーンを通して、八代さんも

5万(?)以上集まった聴衆前にさぞや気持ちよく歌えたことでしょう。
書籍市でシェークスピア研究で有名な

小田島雄志さんの「井上ひさしの劇ことば」(義姉になる故米原真理

さんの痛快な本を読んでいただけに)をサインして購入しました。

偶然、なんとあの吉良良子さんがサイン中。

反原発トーク集会で、ノリノリのコールをやって、駆け付けたんですね。

接写させてもらいました。
赤旗まつりの楽しみは知人に出会う

こと、東京のテントを一巡り。前進座の旗の横で「あら、亀田さん、足もう

大丈夫ですか?」金沢での上演通じて、知り合い、FBでも交換の浜名

美貴
さんとばったり。上演直前の「薄桜記」看板で記念撮影しました。

杉並テントをのぞくと画集に吉田団長がサイン中。「ああ、亀田さん。地区

委員長、亀田さんとは金沢時代、大変お世話になったんです」。美大で活躍

していた彼との再会も楽しみの一つでした。購入した「ふるさとへの道」。

彼の柔らかな人柄そのものが出る筆遣いです。テントにも、学生時代の友人

が何人か、電車では日本ユーラシア協会の静岡・清水の方ともばったり。

宿泊は、築地本願寺。夜はすしを食べにでました。翌朝、散歩中に街案内図

で「築地小劇場跡」があると知って、行ってみました。今はNTTビルだけ

どちゃんと記念レリーフが残っていました。創始者の小山内薫が訳した

「どん底」の唄を翌日、金沢の舞台で出会えることにも・・・。

物産が気になり、お目当ての不破さんの「科学の目」が聞けなく残念、でも

楽しくて、元気・勇気もらえるまつりでした。

原発ゼロ・志賀原発廃炉もとめる県民集会

2014-11-09 06:27:12 | 日記
久しぶりの投稿です。8日は「福島被災者支援・川内原発再稼働反対、

原発ゼロ・志賀原発廃炉を求める県民集会」が開かれ、参加しました。

大飯原発福井訴訟弁護団副団長の島田弁護士は「司法は生きている」

と題して報告。「反対ばかりしていないで落ち着いて考える必要が

ある」「原発をやめるわけにいかないだろうから、研究を重ね安全性

を高めて原発を推進するしかない」(昭和59年7月、福島第2原発

訴訟への仙台高裁判決)原発に対して「瀕死の状態」だった司法が、

福島事故後、裁判所のありかたが国民の批判の的になったと指摘。

国会の事故調査委員会の報告など通じて、「具体的危険性が万が一

でもあれば、差し止めが認められるのは当然」の立場からの判決に

つながったとしました。島田先生の福島事故の教訓として

①重大事故につながる津波・地震などの対策に「想定外」は許され

ない②「事故とミスの連鎖」の可能性を十分考慮しなければならない

③原発の安全性について、事業者や行政を無批判に信頼できないを

あげられ、「現実と向き合い自然の前に謙虚であれ」の国会事故調

の黒川委員長のメッセージを紹介されました。

原発センターの児玉さんの報告は、2日3日に県内で実施された国

が主催した原子力総合防災訓練の検証だけに、とても具体的で問題

点がうきぼりになりました。児玉さんは、150の機関、3700

人余が参加した訓練だが、30キロ圏内の16-17万人のうち参加

は740人だけ、この参加の少なさが実際の事故の対応にそぐわな

い最大の問題としました。①事故がおきたとき、緊急の対策をとる

オフサイトセンターの訓練、テレビ会議を通じての訓練で音声不通

の束重なるトラブル②寝たきりの要援護者を防護施設(2階)に入

れるには3人が必要、訓練の武道館はせいぜい20人しか入れない。

対象は町内で1478人、この人をどうやって、誰が運ぶのか?

ましてや100人が入居の特養で、もし夜間に事故が起きた時、

6人の勤務者でどうやって対応できるのか?(ここは以前、入居者

で訓練するとパニックとなるので、今は模擬患者で訓練するが、

本番はどうなるのか・③北部方面への道は狭く、道路破壊で海から

避難の想定だったが、天候不良で急きょ陸路に変更(道路が回復し

たのでと理由)したが、冬場に近づくと天候不良は当然、海路の

避難が適切なのかの検証が必要 ④まず5キロ圏内の人を優先する

が、5キロを超す人がじっと我慢して待てるのか?汚染した車の

除染では、数万台の車の移動で大渋滞が予想される などなど

指摘し、住民の目で問題点の改善あげていく必要と同時に、不可能

な訓練内容からも、廃炉こそ現実的の運動が必要と強く指摘しました。 


住民自身が学び、行動をひろげて、原発ゼロへの道をもとめる いい集会でした。