カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

ダイエー・松中選手入院で思い出した故・藤井将雄投手

2004年10月14日 09時50分00秒 | ☆野球
あまりにも内容が違うので、今日の記事は二つにわけました。

さて、以下の情報はコメント欄でかう゛ぇ選手にもいただきましたが…

ダイエーの松中選手は急性肝炎で入院してしまったんですね。
きっとプレーオフ期間は相当体調も悪かった事でしょうし、あのスランプが病気から来ていたということが容易に想像できますね。

「急性肝炎で入院」という報道を知って…
思わず僕は故・藤井将雄投手を思い出してしまいました。
彼の生と死を追った「宙に舞った『藤井ハリー』~ダイエー・藤井将雄物語」という本を持っているので…

ダイエーで99年最多ホールド賞獲得。
しかし、その年の日本シリーズに登板したときにはすでに肺ガンという病魔が彼の体をむしばんでいました。
そして闘病生活の末、翌00年10月13日(日付でいうと、丁度昨日ですね)に帰らぬ人となった
藤井投手。

機会があれば皆様も読んでみてください。
ブックオフなどの古本屋でも手に入ると思います(僕はそうでした)。

親友・若田部投手(現横浜)との友情・尊敬する先輩・工藤投手(現巨人)との交流・そして野球の素晴らしさ・命の尊さに触れる事ができます。僕は涙なしには読めません。

特に、王監督の野球人として、人間としてのあたたかい配慮。(告知へのアドバイス・メールでの励まし・漢方薬飲用のすすめなど)
そして余命いくばくもないとの事実を知りながらも、快く大幅昇給の契約更改を実行したダイエー球団のあたたかさには心をうたれます。

ちなみに藤井投手の生前から存在する公式サイトは、有志の方の手によって今もWeb上に存在します。(上のお名前のところにリンクをはっています。)
進む病状と闘いながら病室から更新していたという、彼自身の手によるWeb日記も残されています。

しかし藤井投手、一度は2000年6月のウエスタンリーグ阪神戦で復帰登板を果たしているんですよ。
(2イニングを2安打無失点)
もちろん、病魔を抱えたままでです。

「野球」は時として、「大病」をも凌駕するということでしょうか。
たとえそれが一瞬の幻だったとしても…。


さて、藤井投手の肺がんも最初は「間質性肺炎」としてマスコミに公表され、「順調なら約二週間で退院の見込み」などと当時の新聞には載っていたようです。(←リンク先のページの真ん中あたりです)


●関連ページ
「追悼特集 藤井将雄投手」

ちょっと、考えすぎました。
急性肝炎。
たいしたことはないと思いますが、松中選手の早期回復をお祈りいたします。
 

身売りか?合併か??プロ野球界がまた騒がしくなってきた

2004年10月14日 09時34分18秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ちょっと本業の忙しい時期で、更新が遅れております。申し訳ありません。
しかし触れざるをえない、きなくさーいニュースや気になるニュースがたくさん流れておりますね。順にみていきましょうか。

【ダイエー・ホークス球団売却の可能性が一気に】

サンスポより。

機構側は「本業との相乗を効果を考慮して、プロ野球関係者や、今後選定する支援企業の意向を踏まえて、改めて保有の是非を検討する」と、球団売却については慎重な姿勢。高木社長も「ダイエーホークスについては(再生機構に)継続保有を強くお願いしている。理解していただいていると思う」と語ったが、球団は年間約10億円の赤字で、本社からの広告宣伝費の名目でこれを補っている。機構に支援を受けた場合、大幅な資産売却やリストラ策を迫られ、継続保有の決定権も、ダイエー側の手を離れる。


いや~、漢字が多いです。
今年のスポーツ新聞を正確に読み解くには例年以上の経済知識と教養が必要ですね。疲れます。
なるべくわかりやすく読み解くきましょう。要するに、「ダイエーホークスを身売りするかしないかという決断権はもはやダイエーにはありませんから・・・残念!」ということですね。

で、関連する記事としてはもちろんこちら。

【西武・堤オーナー、球団身売りも「パは成り立たない」】

これもサンスポより。

「球団の経営は後任に任せます。パ・リーグは経営的に成り立たないのに、選手会が世論を持ち上げて、ああいうコト(2リーグ存続)になった。パ・リーグは経営努力で補えない部分がある。私としては、ライオンズを持ち続けてほしい」
(中 略)
この発言に敏感に反応したのは、ある球団幹部。「あんな発表があるとは思わなかった。(堤氏の)会見の内容だけを聞くと、(球団売却の可能性は)否定できないよね」と漏らしている。

あーあ。
選手会を応援した我々ファンの大多数も、彼のなかでは悪者ですよ。
「パ・リーグはもう無理なのに、選手がファンをそそのかすから2リーグ存続になっちゃいました。余計な事をしやがって…」と言いたいんでしょうね。

「株式保有がどーのこーので違反」という話はあまりに専門的すぎてまったくピンときませんが、堤オーナーが第一線を退いたということだけははっきりわかります。
これでナベツネに引き続き、経営陣の大御所がまたひとり表舞台から失脚ました。
なにこれ?天罰?

まあ、そう楽観的にはもちろん構えられません。
記事のなかにはさらに見逃せない記述が…。

■3週間ほど前に西武の使者がTBSに
その根底に新事実があった。球界関係者によると「3週間ほど前に西武の使者がTBSを訪れ、横浜の砂原オーナーにもう1つの合併に関する窮状を訴えた。その中で自らの球団売却の可能性を示唆する発言もあったようだ」。
 横浜はこの申し出を断ったようだが、合併へのリミットが刻々と近づく中、西武が新たな合併(売却)球団のひとつに急浮上したことは間違いない。

もう彼の中でパ・リーグというのは「逃げたもん勝ちの沈む箱舟」にしか見えないようですね。
僕から見れば彼らが乗り移ろうとしているジャイアンツこそが「沈みゆくタイタニック号」にしか見えないんですけど…。
しかし、この新球団参入を検討する時期に及んでもなお、懲りずに新たな合併を模索していたとは…。

身売りしろ、身売り!

もうファンも選手も、合併よりは身売りの方がよっぽどマシだということはイヤというほど思い知りましたから。
それともやはり、どうせ売るのなら「1リーグによる放映権料」というオプションがついてから高く売りたいということなのでしょうか?

とにかくきな臭いニュースです。
これから西武もダイエーもパ・リーグもセ・リーグもどうなるのか、誰にもまったくわかりません。
やっぱり、プロ野球は一度潰して土台から立て直す必要があるのでしょうか?

甘っちょろい考えだとはわかっているのですが、一から自由にプロ野球を描きなおせれば、どんなにワクワクすることか。



さて、キナ臭い話ばかりでは気がめいるので、楽しいニュースを。

【赤星流『金メダル』獲り…“B型思考”でメンタル克服】

これは13日のサンスポですね(別に僕はサンスポしか読んでないわけじゃないんですよ)。

「血液型がA型の人はプレッシャーに弱いーとあるテレビ番組の中で言っていた。それに比べて水泳の北嶋くん。柔道のヤワラちゃんに野村さんとアテネで金を取った人はみんなB型。ボクもB型のつもりでプレッシャーに打ち勝ちたい」

赤星さんはA型だそうです。僕と同じです。
要するに目標とする打率3割にのせるために、最終戦だけはプレッシャーに強いとされる『B型』になりきるでー!ということらしいです。

で、結果は見事2年連続の三割達成!おめでとう!
見事B型人間に変身することができたようです。


しかし試合は横浜に敗れて今季めでたく70敗。

わざわざB型にならなくても、見事にBクラスですから…!
残    念 っ!! 


ちなみにこの記事の冒頭のイラストは「心理テスト」になっております。
使い方はこちらの記事でどうぞ。