
この記事を書くのは長い間ためらっていました。時間がかかりそうなのと、上手く書ける自信がなかったからです。
よって言いたい事がうまく伝わるかどうかわかりませんが、勢いでたたきつけますんで、良かったらお付き合いください。
僕がずっと言いたかった事は、プロ野球再編問題に際して「ファンは感情論でものを言うな。現実的に合併・球界縮小はいたしかたないだろう」というご意見に対する反論。
僕の乱暴な意見を言います。
「最初から感情論に決まってるじゃねーか。説明責任を放棄したプロ野球経営陣は、感情論を逃げ口上に使うな。『感情』を『勘定』し、得をしてきた事実を無視するな。」
ちょっとした実験をしますね。
皆様は以下に書いた企業名から、ご自由にイメージを膨らませてください。
いわば連想ゲームのようなものです。
○京 阪
○山 陽
○近 鉄
○阪 神
○小田急
○京 王
○西 武
○京 成
○東 武
●伊藤ハム
●日本ハム
●丸大食品
●グリコ
●ロッテ
●森永乳業
●ダイエー
●イトーヨーカドー
これら企業名を口に出して生じるイメージ。
プロ野球ファンなら、「近鉄・阪神・西武・日本ハム・ロッテ・ダイエー」に差し掛かったときにある種の豊かな感情が湧き上がってきませんでしたか?
その「豊かな感情」こそが、プロ野球経営陣が莫大な金額を毎年投下する対価として得ていた「感情」です。
(近鉄やダイエーに関しては今となっては微妙ですが…)
再編騒動で地に堕ちた感のある「オリックス」という企業名も、かつては阪神大震災で被災した神戸の人々にとって勇気を与えてくれる神々しいイメージでいっぱいだったはずです。
少なくとも球場に足を運び、ブルーウェーブの球団発行誌を購読していた僕としては、いまだに当時の好ましいイメージは完全に捨てきれないんです。
ちゃんと「ファンの好意的な感情」という対価は得ているんですよ。
経営陣だって、いろいろといい思いをしたはずなんです。
先に挙げたような企業イメージの底上げはもちろん、公の場でも私的な場でも。
「ライオンズおめでとうございます」「オリックス、調子いいじゃないですか」とか言われて「いや、ありがとう」なんて笑顔で答えるのは気分が良かったはずです。
経営陣も、その社員も。
そりゃ、いいことばかりじゃないでしょうが…。
応援させといて、好意的な感情を抱かせといて、「もうからないから」という理由で無責任に感情を踏みにじるから、大騒ぎになった。
「感情論で子どもじみたことを言うな。経営が苦しいんだ」といわれても、「子どもみたいな感情で応援してくださいと言っていたのはそっちだろう」と僕は言い返したくなります。
本当に子どもじみて無責任ですがね。
たしかに現在のパ・リーグとセ・リーグの経済的な格差は見逃せません。
一部の球団だけが好意的な感情を得ることにプラスして莫大な利益まであげているというのはどこかがおかしい。
工夫は必要です。
それこそぶち壊してもう一度つくり上げるぐらいの覚悟を持って。
今季の再編問題の最初の頃、各経営陣はなにもぶち壊す覚悟がないことがあからさまだった。
いや、リーグや球団をぶち壊すってことじゃなくて、その原因となっている「読売依存の状態」をぶち壊す覚悟が。
そこに頼っている以上、「読売こけたら皆こけた」状態になる。
それはやっぱり危険すぎますって。
ファンの中にも「感情論に走る気持ちはわかるが、まず球界縮小して、1リーグにして、格差を縮めることこそ現実的」という意見がありますが、僕はそう思わない。
ミクロな視点で考えれば良いかもしれませんが、マクロな視点で見れば危険極まりない。
リーグの問題はともかく、球団数の縮小は野球文化の縮小を意味します。
その件については、再編問題の当初(6月)に記事として書きましたんでそちらを参照してください。
プロ野球は企業活動かもしれませんが、ひとつの立派なスポーツ文化なんですよ。
それこそ世界に胸をはれるレベルにある、歴史あるプロスポーツ文化です。
損得勘定もいいが、それに携わってるという覚悟と誇りは経営陣になかったのか?と問いたい。
例えば甲子園の高校野球を視察にくるメジャーリーグの関係者などは、まずそのレベルの高さに驚くと言います。
現時点でプロ野球12球団は国内の野球文化においてその頂点なんですよ。
企業としてそこに関わることができることに、もっとプライドを持ってもらいたい。
で、話はちょっと変わるのですが…
僕は再編問題に際し、一貫して「選手会」を応援してきました。
ただ、「選手会」が全面的に正義だったなんて思っていません。
再編問題・特にストライキ突入に際して我々ファンの多くが全面的に選手会側を支持したのは、いわば「政党」の趣旨に賛同して、乗っかり、一票を投じたようなものだった思います。
我々が衆議院や参議院の選挙で自分達の望みや欲望を一番かなえてくれそうな政党に一票投じるのと同じことです。
だから「未来永劫選手会を応援する」とはいえませんし、政党と例えるなら批判すべき部分だって数多くあるということ。
ファンに選ばれたといえる「選手会」という政党の真価が試されるのはこれからです。
とりあえずちょっと前(11月26日)のサンスポに掲載されていた横浜・多村選手の契約更改に関する発言には腹が立ちました。
チーム成績が最下位だったうんぬんは、まあいい。
やっとまともに一年間仕事したからって、「一億出さないと球団が恥ずかしい」なんて言ってる多村選手のほうがよっぽど恥ずかしい。
多村選手がどれだけのお客を球場に呼べたのかどうかは知りませんが、現実問題として、選手も今はプロ野球の経営について考えるべきとき。
「自分を通す」というのが彼の高校時代からのキャラクターだったそうですが、発言があまりに自分本位というか、時代の流れを読まないというか…。
同じ横浜の佐伯選手が「球場料金の値下げ」という前代未聞の条件をぶちあげてFA交渉したのに比べると、心構えが雲泥の差です。
(ただし、この報道だけで判断しています。実は前後の発言などがカットされていて誤解を招くような報道になっているだけだとしたら、多村選手に対して心より謝ります。)
今季のプロ野球で一番お金を貰うべき人間は古田。
そして、SHINJO。
古田は未来への手がかりを。
SHINJOは夢を。そしてプロ野球の面白さと華やかさを。
我々ファンに与えてくれました。
ただ繰り返しますが、僕は未来永劫選手会ならびに古田選手会長(いずれ交代するでしょうが)に「一票」を入れ続けるつもりなどありません。
むしろ「一票」入れたファンに対する恩をどういった形で返してくれるのかにプロ野球の将来はかかっている。
全てのファンは見ています。
公約破りは政党としてご法度です。
真価が試されるのはこれからです。
うまくやれば、プロ野球はうまくいきます。
少年の瞳と大人の知恵をもってすれば、きっと…。
再編問題はまだまだ終わってなんかいませんので、この総括のようにみえる記事もあくまで途中経過。
また、チーム名に企業名をつけた「企業スポーツ」の是非自体については論点がぼやけるので語っていません。
論旨の破綻や矛盾があるとおもいます。
ものすごく子どもじみた「感情論」な内容ですから。
ツッコミをいただいたら、謝りながら訂正・加筆していきたいと思います。
【追 記】
ていうか、どこに入れればいいのかわからなかったのでここに書いておきます。
「プロ野球からの身の引き方」というものも大事だということ。
これはクイズなのですが、今年最初までのプロ野球界において最も最近「身売り」を経験したチームはいったいどこでしょうか?
「南海→ダイエー」となったホークスや、「阪急→オリックス」となったブルーウェーブと答えた方はいませんか?
正解は「横浜ベイスターズ」です。
それこそライトな野球ファンの方なら気付かないぐらいの、段階的ですみやかな身売り。
ホエールズ時代からの親会社だった「マルハ」の身の引き方は、ファンに余計な負担を無理強いすることのない鮮やかなものでした。
こういった「身の引き方の勉強」も、実は大事なんですよね。
そういえば過去に大阪近鉄バファローズが球団名を「大阪バファローズ」にするという構想を打ち出した際に「身売りする気か!?」という各方面からの批判があったことを思い出します。
我々ファンも今年はいろいろと勉強しました。
未来と発展へつながる身売りなら、それは歓迎すべきなんじゃないのかということを。
よって言いたい事がうまく伝わるかどうかわかりませんが、勢いでたたきつけますんで、良かったらお付き合いください。
僕がずっと言いたかった事は、プロ野球再編問題に際して「ファンは感情論でものを言うな。現実的に合併・球界縮小はいたしかたないだろう」というご意見に対する反論。
僕の乱暴な意見を言います。
「最初から感情論に決まってるじゃねーか。説明責任を放棄したプロ野球経営陣は、感情論を逃げ口上に使うな。『感情』を『勘定』し、得をしてきた事実を無視するな。」
ちょっとした実験をしますね。
皆様は以下に書いた企業名から、ご自由にイメージを膨らませてください。
いわば連想ゲームのようなものです。
○京 阪
○山 陽
○近 鉄
○阪 神
○小田急
○京 王
○西 武
○京 成
○東 武
●伊藤ハム
●日本ハム
●丸大食品
●グリコ
●ロッテ
●森永乳業
●ダイエー
●イトーヨーカドー
これら企業名を口に出して生じるイメージ。
プロ野球ファンなら、「近鉄・阪神・西武・日本ハム・ロッテ・ダイエー」に差し掛かったときにある種の豊かな感情が湧き上がってきませんでしたか?
その「豊かな感情」こそが、プロ野球経営陣が莫大な金額を毎年投下する対価として得ていた「感情」です。
(近鉄やダイエーに関しては今となっては微妙ですが…)
再編騒動で地に堕ちた感のある「オリックス」という企業名も、かつては阪神大震災で被災した神戸の人々にとって勇気を与えてくれる神々しいイメージでいっぱいだったはずです。
少なくとも球場に足を運び、ブルーウェーブの球団発行誌を購読していた僕としては、いまだに当時の好ましいイメージは完全に捨てきれないんです。
ちゃんと「ファンの好意的な感情」という対価は得ているんですよ。
経営陣だって、いろいろといい思いをしたはずなんです。
先に挙げたような企業イメージの底上げはもちろん、公の場でも私的な場でも。
「ライオンズおめでとうございます」「オリックス、調子いいじゃないですか」とか言われて「いや、ありがとう」なんて笑顔で答えるのは気分が良かったはずです。
経営陣も、その社員も。
そりゃ、いいことばかりじゃないでしょうが…。
応援させといて、好意的な感情を抱かせといて、「もうからないから」という理由で無責任に感情を踏みにじるから、大騒ぎになった。
「感情論で子どもじみたことを言うな。経営が苦しいんだ」といわれても、「子どもみたいな感情で応援してくださいと言っていたのはそっちだろう」と僕は言い返したくなります。
本当に子どもじみて無責任ですがね。
たしかに現在のパ・リーグとセ・リーグの経済的な格差は見逃せません。
一部の球団だけが好意的な感情を得ることにプラスして莫大な利益まであげているというのはどこかがおかしい。
工夫は必要です。
それこそぶち壊してもう一度つくり上げるぐらいの覚悟を持って。
今季の再編問題の最初の頃、各経営陣はなにもぶち壊す覚悟がないことがあからさまだった。
いや、リーグや球団をぶち壊すってことじゃなくて、その原因となっている「読売依存の状態」をぶち壊す覚悟が。
そこに頼っている以上、「読売こけたら皆こけた」状態になる。
それはやっぱり危険すぎますって。
ファンの中にも「感情論に走る気持ちはわかるが、まず球界縮小して、1リーグにして、格差を縮めることこそ現実的」という意見がありますが、僕はそう思わない。
ミクロな視点で考えれば良いかもしれませんが、マクロな視点で見れば危険極まりない。
リーグの問題はともかく、球団数の縮小は野球文化の縮小を意味します。
その件については、再編問題の当初(6月)に記事として書きましたんでそちらを参照してください。
プロ野球は企業活動かもしれませんが、ひとつの立派なスポーツ文化なんですよ。
それこそ世界に胸をはれるレベルにある、歴史あるプロスポーツ文化です。
損得勘定もいいが、それに携わってるという覚悟と誇りは経営陣になかったのか?と問いたい。
例えば甲子園の高校野球を視察にくるメジャーリーグの関係者などは、まずそのレベルの高さに驚くと言います。
現時点でプロ野球12球団は国内の野球文化においてその頂点なんですよ。
企業としてそこに関わることができることに、もっとプライドを持ってもらいたい。
で、話はちょっと変わるのですが…
僕は再編問題に際し、一貫して「選手会」を応援してきました。
ただ、「選手会」が全面的に正義だったなんて思っていません。
再編問題・特にストライキ突入に際して我々ファンの多くが全面的に選手会側を支持したのは、いわば「政党」の趣旨に賛同して、乗っかり、一票を投じたようなものだった思います。
我々が衆議院や参議院の選挙で自分達の望みや欲望を一番かなえてくれそうな政党に一票投じるのと同じことです。
だから「未来永劫選手会を応援する」とはいえませんし、政党と例えるなら批判すべき部分だって数多くあるということ。
ファンに選ばれたといえる「選手会」という政党の真価が試されるのはこれからです。
とりあえずちょっと前(11月26日)のサンスポに掲載されていた横浜・多村選手の契約更改に関する発言には腹が立ちました。
横浜・多村が25日、代理人同席で契約更改交渉に臨んだが、条件提示には至らなかった。10年目の今季、球団で日本人歴代最多となる40本塁打に加えて、打率.305、100打点と自己最高の成績をマーク。年俸3700万円から、最低でも1億円を希望し「大台にいかない理由がない。出さないと球団が恥ずかしいと思う」と強気。高木チーム運営部長は「査定では大台にいかないが(増額の)幅はある」と説明した。厳しいことを言わせてもらえば、「んなもん一億行く方がおかしい」。
チーム成績が最下位だったうんぬんは、まあいい。
やっとまともに一年間仕事したからって、「一億出さないと球団が恥ずかしい」なんて言ってる多村選手のほうがよっぽど恥ずかしい。
多村選手がどれだけのお客を球場に呼べたのかどうかは知りませんが、現実問題として、選手も今はプロ野球の経営について考えるべきとき。
「自分を通す」というのが彼の高校時代からのキャラクターだったそうですが、発言があまりに自分本位というか、時代の流れを読まないというか…。
同じ横浜の佐伯選手が「球場料金の値下げ」という前代未聞の条件をぶちあげてFA交渉したのに比べると、心構えが雲泥の差です。
(ただし、この報道だけで判断しています。実は前後の発言などがカットされていて誤解を招くような報道になっているだけだとしたら、多村選手に対して心より謝ります。)
今季のプロ野球で一番お金を貰うべき人間は古田。
そして、SHINJO。
古田は未来への手がかりを。
SHINJOは夢を。そしてプロ野球の面白さと華やかさを。
我々ファンに与えてくれました。
ただ繰り返しますが、僕は未来永劫選手会ならびに古田選手会長(いずれ交代するでしょうが)に「一票」を入れ続けるつもりなどありません。
むしろ「一票」入れたファンに対する恩をどういった形で返してくれるのかにプロ野球の将来はかかっている。
全てのファンは見ています。
公約破りは政党としてご法度です。
真価が試されるのはこれからです。
うまくやれば、プロ野球はうまくいきます。
少年の瞳と大人の知恵をもってすれば、きっと…。
再編問題はまだまだ終わってなんかいませんので、この総括のようにみえる記事もあくまで途中経過。
また、チーム名に企業名をつけた「企業スポーツ」の是非自体については論点がぼやけるので語っていません。
論旨の破綻や矛盾があるとおもいます。
ものすごく子どもじみた「感情論」な内容ですから。
ツッコミをいただいたら、謝りながら訂正・加筆していきたいと思います。
【追 記】
ていうか、どこに入れればいいのかわからなかったのでここに書いておきます。
「プロ野球からの身の引き方」というものも大事だということ。
これはクイズなのですが、今年最初までのプロ野球界において最も最近「身売り」を経験したチームはいったいどこでしょうか?
「南海→ダイエー」となったホークスや、「阪急→オリックス」となったブルーウェーブと答えた方はいませんか?
正解は「横浜ベイスターズ」です。
それこそライトな野球ファンの方なら気付かないぐらいの、段階的ですみやかな身売り。
ホエールズ時代からの親会社だった「マルハ」の身の引き方は、ファンに余計な負担を無理強いすることのない鮮やかなものでした。
こういった「身の引き方の勉強」も、実は大事なんですよね。
そういえば過去に大阪近鉄バファローズが球団名を「大阪バファローズ」にするという構想を打ち出した際に「身売りする気か!?」という各方面からの批判があったことを思い出します。
我々ファンも今年はいろいろと勉強しました。
未来と発展へつながる身売りなら、それは歓迎すべきなんじゃないのかということを。
Honeywarさんの記事も読ませていただいておりましたよ。
横浜ファンのHoneywarさんも直感的に「多村に一億は多すぎる」と思い立ち、きっとあの記事をお書きになったんですね。
僕としてはそれにくわえて、「誤解を招きかねない言い方のまずさ」っていうのに腹立ちを覚えたんですよ。
結局は9500万という数字で解決するようです。
TB記事で、僕なりに、プロ野球選手の年俸について考えてみました。
とにかく、濱野星奈様のようなファンの方を悲しませたことについては、多村選手には反省して欲しいと思います。
コメントありがとうございますね!
>年金のことでちょっと気になることがあったので便乗させてください。
2日付で選手会の年金制度廃止検討という記事が一部で流れましたが、見た限りではどこでもスルーされているようです。
実は、スポーツ新聞をざっと目を通しているだけの僕もこの件は見逃していました。教えていただきありがとうございます。
選手会の年金制度廃止の意図はわかりませんが、現時点での選手年金はまったく不十分な額しか供給されていなかった現状をみると、「まぁ、今のままの制度ならあってもなくても大差ないかな」というのが僕の感想です。
ただ、「見直し」ではなく「廃止」というのはかなり逆方向ですね。
現状の年金制度にかわる抜本的な改革案でもあるならいいんですが…。
まずは…おっしゃっていること同感です。ちと乗り遅れてしまいましたので割愛しますが。
年金のことでちょっと気になることがあったので便乗させてください。
2日付で選手会の年金制度廃止検討という記事が一部で流れましたが、見た限りではどこでもスルーされているようです。
個人的には年俸問題は苦手で毎年この季節になると、単純な金額の多寡をとやかくするだけではなく引退後の保障なども絡めて考えるべきではないかと漠然と思っていたので、この年金廃止検討は逆方向かな、と。
>「二者択一」で聞かれれば、選手側ということ(三者目がきっちり方向性を示してくれればこんなにももめずに…ですね)。
"三者目”は本来コミッショナーだったはずなんですが、期待したこっちがアホでした(笑)。
>人の気持ちの移り変わる時って、驚くほど速かったりしますし、大きく変わらずウカウカしているとファンの気持ちが本当に離れていくかもしれないな、と思います。
だから選手には、もっと自分の置かれている状況を勉強してもらいたいと切に願います。
ファンなんてそもそも無責任な立場なんですから。僕だってそうです。
当事者たちが本気になって考えて行動してくれないと、本当にダメになってしまいますよ。
>話は少しズレますが、一連の再編騒動で現状のプロ野球界に対して何らか思うところがあった選手の方に、自分の中でどのくらいの大きさ・近さで騒動やこれからの野球界のことを感じ、考えてらっしゃいますか?って、ちょっと聞いてみたいなぁ
そうですね。
「知らない」「わからない」じゃすまされないんですよ。責任ある立場なんですから。
ストを決行し、結果的に経営者に何億もの損害を出した選手会。
「知らない」ではすまされません。彼らも立派な社会人なんですから。
あくまで僕の予想ですが、「知らない」「わからない」って答える選手が一部出てきそうで怖いんですね。あと、自分の意見がまるでない選手も多そうで。
このブログにコメントを残してくださるファンの方のほうが、よっぽどちゃんとした独自の見解を持っていそうで、その現実が怖い。。。
>メジャーに挑戦したいと思ってらっしゃる選手には特に。
あ、聞いてみたいですね。
真っ先にメジャーへ飛び出した野茂投手が、クラブチームを保有してまで日本野球のことを考えているの今、飛びだそうとしている彼らの心境には単純に興味があります。
>多村選手の要求は(ちょっと大きすぎるけど)それなりに正当な額だと思います。ただ、「正当な額」とはYbの他の選手と比較して、です。
僕もそう思います。
他のベイスターズの選手がもらいすぎなんですよね。複数年契約のマジックです。
去年タイガースの矢野捕手はあれだけ大活躍して優勝に貢献したにも関わらず、複数年契約で年俸が固定だったために「給料上がらず」という思ってもみない「損」をしました。
複数年契約で選手が損をしたというケースはほとんど聞きません。
おそらく矢野選手が初めて。
ほぼ全てのケースにおいて、球団側が大損をします。中日を引退した川崎投手なんて、その典型的なケースでした。
ちょっと話題がずれましたね。
>選手が「自分がどれだけの年棒をもらう価値があるか」と考えたとき、経営情報が公開されていない現状では周りの選手と比較した際の相対的な基準しかありません。自分の基準があれば、また別ですが。
>ファンとしても、ブラックボックス経営をされては適正な年棒なんて判断できません・・。
>あと、「活躍"した"から年棒いくら」ではなく、「活躍"したら"出来高いくら」の契約にシフトしないとこの問題はなくなりそうにもないですね。
まさにおっしゃるとおりだと思います。
もちろん選手の年齢や貢献度も考える必要はありますがね。
でも極端に言えば、「ヒット一本○万円」ぐらいの明確な基準を球界全体で作るべきなのかも。
悪ノリするなら、「試合のその場で金一封の袋に入れて塁上で渡す」なんてのもいいかも(笑)。
>・プロ野球年金の整備
・選手寿命を延ばす施策(天然芝の整備や精神論中心無駄トレーニングの撤廃など)
・引退後の保障(職業訓練?斡旋?)
・NBP以外の活躍の場(NBPの範疇外?)
引退後の保障はものすごく大事ですよね。
キーワードは「アマチュアとの共存・連携」。
ところがアマチュアはアマチュアで、既得権益を握っている人間がすでにいるから、これをいきなりプロ側が手放せというのも乱暴なわけで…。難しい。
>自分が会社辞めてフリーランスになったのも、評価の「根拠」が示されなかったから、なんですよね・・。
僕もフリーの身ですが、わかりやすいですよね。
だって「イラスト一本いくら」「漫画一枚いくら」の世界ですから。完全歩合(笑)。
それはそれでめっちゃ厳しく不安定ですが、やりがいはあります。
>労働者にとっての給与は多分にその個人に対する評価指標という側面を持っているので、年俸の額にこだわる選手をあながちに否定するのは給与生活者の当方にとって心苦しいものがあります。
まったくそうだと思います。
自分の仕事に誇りを持つからこそ、評価指標にこだわるわけですから。
僕が今回の記事で一番いいたかったことは、「多村よ、それでも時代の空気を読んで発言しろ。世間が見てるぞ」ってことですね
>しかし給与の額は個人の実績もさることながら、その所属集団の実績も影響するわけで、ここがプロ野球選手にとってもっとも実感のわかないところではないでしょうか。
そこですよね。
結局自分ひとりが頑張っても優勝はできないわけで…。「じゃあ、優勝できるチームに行きたい」と思う選手がたくさん出てきても不思議ではない。
かといって、球団の財務能力を超えて無理な要求を選手が通していけば球団はつぶれるわけで…
このさじ加減が難しいんでしょうね。
>球団側も、入場料収入が幾らTV放映権売却料が幾ら、必要経費と裏方さんの人件費が幾らの上にスポンサー収入が幾らだから、選手の給与に出せる金額が幾ら、ときちんと提示できればいいんです。
他の海外のプロスポーツなどではそういった制度を導入している所もあるみたいですね。
球団側も、「ここまでなら出せる」とはっきり明言すればいい。
ただこれは、やはり一球団だけがやっても意味のないことで。
全球団で統一してやるべきことですね。
よって「ぬけがけ」で高給だすのも厳禁。
>いずれはサラリーキャップ制導入は避けられないでしょう。そして、導入するなら皆が危機感を共有している今しかないように思われますが。
サラリーキャップの是非に関しては専門家でも議論が分かれるらしいですが、とりあえず検討すればいいんじゃないかと思います。(詳しくはサンスポの未来図Ⅱという連載にて)
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200411/bt2004120107.html
いろいろなことをやるのは今のうちだというのは、大賛成です。
鉄は熱いうちにってやつですね。
プロ野球に限らず、「この人好き~!」「この人スゴ~イ!!」って思っても、その人の“全て”が好きなわけでもスゴイと思っているわけでもないですよね。選手側の意見を支持しているといっても“全て”ではないし、違和感を覚えることもありました。
でも「二者択一」で聞かれれば、選手側ということ(三者目がきっちり方向性を示してくれればこんなにももめずに…ですね)。
そもそも、選手自体の意見も必ずしも一致しているとは言えないはず。これから先、選手側の考えが変わるかもしれないし、私の考え方が変わるかもしれない。
人の気持ちの移り変わる時って、驚くほど速かったりしますし、大きく変わらずウカウカしているとファンの気持ちが本当に離れていくかもしれないな、と思います。
政党(政治)の場合は、関心がなくても呆れかえっていても、嫌でも自分についてまわってくることですけど、野球の場合、別に「野球ファンでなければならない」わけではないので“結局どっちもどっち”とか“野球以外の他のもので代わりがきく”と思えば関心が薄れていって関わりがなくなっていきますからね。
話は少しズレますが、一連の再編騒動で現状のプロ野球界に対して何らか思うところがあった選手の方に、自分の中でどのくらいの大きさ・近さで騒動やこれからの野球界のことを感じ、考えてらっしゃいますか?って、ちょっと聞いてみたいなぁ、なんて騒動の時からずっと思っています(答えを迫ってるとか責めてるとかじゃなくて、率直な気持ちが知りたくて)。メジャーに挑戦したいと思ってらっしゃる選手には特に。
Ybはちょっと前まである程度健全経営(公表されていた部分では)でしたが、今はもう・・。選手が「自分がどれだけの年棒をもらう価値があるか」と考えたとき、経営情報が公開されていない現状では周りの選手と比較した際の相対的な基準しかありません。自分の基準があれば、また別ですが。
ファンとしても、ブラックボックス経営をされては適正な年棒なんて判断できません・・。
あと、「活躍"した"から年棒いくら」ではなく、
「活躍"したら"出来高いくら」の契約にシフトしないとこの問題はなくなりそうにもないですね。
といっても、その前に・・。
・プロ野球年金の整備
・選手寿命を延ばす施策(天然芝の整備や精神論中心無駄トレーニングの撤廃など)
・引退後の保障(職業訓練?斡旋?)
・NBP以外の活躍の場(NBPの範疇外?)
といった課題をどうにかしないと選手は、「引退までに○○億稼がなければ」と考えたり・・しないか。
プロアマ協定がなくなれば、高校・大学・社会人のコーチでもできるのに、もったいない。
プロ野球に2世スターが居ないのは、野球の歴史を語るうえでの逸話や伝説を作れないので魅力薄ですね。
話がそれてしまいました・・。
みなさんも認識しているとおり、「○○が悪い!」と判断できない。というのが私個人の結論です。
自分が会社辞めてフリーランスになったのも、評価の「根拠」が示されなかったから、なんですよね・・。
支離滅裂ですみません。
しかし給与の額は個人の実績もさることながら、その所属集団の実績も影響するわけで、ここがプロ野球選手にとってもっとも実感のわかないところではないでしょうか。普通の勤め人であればバランスシートを見れば自分の会社がどういう状態にあるかわかろうというものでしょうが、Bu-Bw合併話が持ち上がっていたときに誰か言ってましたよね、「そんなに(財務状況が)悪いとは思わなかった」って。
球団側も、入場料収入が幾らTV放映権売却料が幾ら、必要経費と裏方さんの人件費が幾らの上にスポンサー収入が幾らだから、選手の給与に出せる金額が幾ら、ときちんと提示できればいいんです。そうしたら選手の側でも、自分の働きに見合った額というのがわかろうというものです。っていうのは宮仕え根性でしょうか。
あ、同じ業界でも1社だけ寡占状態で超高給出すところがあったりすると「やっとれんわ」という気分にもなるでしょうし。
いずれはサラリーキャップ制導入は避けられないでしょう。そして、導入するなら皆が危機感を共有している今しかないように思われますが。
庇ってあげて下さい、ファン以外に味方になってくれる人は居ないでしょうから。
そうですよね。
僕も含めて多村選手へ批判的な風潮のなかに、彼を擁護する書き込みを残すことはためらわれることだと思うんですよ。
でも、いろんな意見があっていいし、感情は自由。
星奈選手に「あっぱれ」を差し上げましょう。
>多村選手に対して怒ってる人たちと多村選手が、ちゃんと手を結べるようになるには、濱野さんのような人こそが、大事な役割を持ってるんじゃないかって思いますから・・・
相変わらずいいこといいますね、めたか選手。「あっぱれ」あげます(笑)。
決して僕も含めた全てのプロ野球ファンが多村選手の全てを否定しているわけではないということは、多村選手にも分かって欲しいと思います。
そうですよね、
ファンからすれば、選手を庇いたいですよね。
庇ってあげて下さい、ファン以外に味方になってくれる人は居ないでしょうから。
ただ、
そうやって「庇ってあげたい」って思うファンだからこそ、
多村選手に「届く」言葉が、あるんじゃないかなって事も、
私、思うんです。
その事も、頭のどこかに置いておいて下さい。
多村選手に対して怒ってる人たちと多村選手が、
ちゃんと手を結べるようになるには、
濱野さんのような人こそが、大事な役割を持ってるんじゃないかって思いますから・・・
勝手に決めた経営陣にだけは「感情でモノ言うな」とは言われたくないのは確かです。
そういった直感は、大事にしていただいていいと思います。
僕も、記事を書く際の決め手は「直感」でしかなかったりします。「直感」で「これは違うな」とか「これは腹が立った」と思った場合、それが間違ってると証明されるまでは変更しません。
>多村選手の発言について、私が不快な気持ちになるのは、査定の内容自体に疑問があるとかよりも、1億の大台というステータス(?)にこだわっているように受け取れるからです。
選手の気持ちもわかるんですがね。
「ついに自分が一億円プレイヤーの仲間入り」というのは、とても気持ちがいいと思うし、そういった感情に関してはなんの文句もない。
かつて元広島の達川捕手が契約更改の際に「3960万」みたいなハンパな数字だったときに、自分でサイフから40万円出して「頼むから大台に乗せて」と懇願したというエピソードもあります(笑)。
(↑細かい金額は間違ってると思います)
>でも、周りの選手との兼ね合いで考えると、確かに難しいですね。「え?あなた億もらってるの?」って思う人、けっこういますよね。かといって、全体で基準をつくるとかいうわけにもいかないでしょうし・・・(巨人と広島で同じ基準で、なんて考えられない)
もしかしたら一番いいのは、玉木正之氏がかつて言っていたように、「プロ野球株式会社」をつくって、その親会社が読売になることかもしれません。
年俸はバランス良く統一され、全部「読売」になっちゃうから球団名から企業名もなくなるはず。そしてフランチャイズも東京集中では読売新聞の売り上げにつながらないので全国に散らばると…。
玉木氏の10年ぐらい前に刊行された著作に載っていた「妄想」なんですが、これに少しは近い状態を作り出すことって…不可能じゃないと思うんですよね。不可能じゃ…。
この記事に関して「基本的には賛同」といってくださるご意見が多くて、内心ほっとしております。
>かろうじてマリーンズは来シーズン以降も存続することになりましたが、あんな思いを味わうのは二度とごめんです。
どこかの新聞に「無傷だったのは日ハムとマリーンズだけ」などという記述があったように記憶しているのですが、決してマリーンズは無傷ではありませんでしたよね。
で、僕にいわせればプロ野球全体が無傷ではなかった。誰もかれもが大いに傷ついたと思います。
>ここで叫ばないと、それは違うと叫ばないと一生後悔するという思いがありました。あの焦りと諦観と怒りがごちゃ混ぜになった感情はたぶん自分の応援するチームが合併問題の渦中に放り込まれない限り理解してもらえないのかもしれませんね。
このあたりは「運動論」みたいなものになってきそうですね。
プロ野球ファンには、さまざまな人がいます。
合併問題に興味がないからといって、実はファンに罪はないんです。
そのあたりはめたか選手の記事に詳しく。
http://countable.seesaa.net/article/1096756.html
で、大いに感情を揺さぶられた人間が声を挙げたと。その数がシャレにならないぐらい多かったと。そういうことですね。
僕は阪神ファンですからシーズン中は主にセントラルを観ます。でも、12球団の全てにも興味があります。
例えばバファローズファンの方と完全に痛みを共有することはできなかったかもしれませんが、想像はできた。
そして球界縮小は近い将来自分が大好きなプロ野球に悪影響を与えるなと思ったからこそ自分の問題として声を挙げていたまでです。
やっぱり、とても疲れますよね。
プロ野球はお客さんである我々ファンにこんなことをやらせちゃいけません。
>確かに球団数の削減はビジネスとして見るなら正論かもしれませんが、自分はそれが選択肢として扱うことすら到底認められません。これはスタンスの違い、と言うよりはプロ野球に対する接し方の違いでしょう。
僕はね、ビジネスの観点からみても安易な削減は損じゃないかって思います。
視点がマクロになってしまうんで、切羽詰っている近鉄やダイエーはそれどころじゃなかったでしょうが…。
横浜、ドラフトでも妙に人気のある球団になりましたからねぇ…。
>プロ野球を見ているファンは感情的なのです。
感情的に見ているからこそプロ野球。
経営は感情的じゃ出来ないというけれど、選手たちの活躍を見て感情的になっているファンを置いていくのはまずいんじゃないかと思います
ファンが感情的にみてくれているから、経営が成り立っている部分って絶対にあると思うんですよ。「オレが応援しなけりゃ、誰がする!」っていうファン感情、これによって球団は利益を得ている。
その感情は、無視しちゃだめですよ。
合併問題に関しても、経営者はまっとうなことをしている自信があるのなら、正面からファンに説明するべきです。そして納得させる努力を怠ってはならない。
プロ野球の存在を根底から覆すことになってしまいます。
コメントありがとうございます!
>オーナーや球団代表達の「経営陣」と選手、多数派の世論という構成の「選手側」であったと思いますが、私はこの「2党派」という状態に疑問を感じておりました。
このあたり以下の書き込み、とてもわかりやすく問題の要点を整理してくださってますね。
僕もそう思います。
>プロ野球組織側、つまり経営陣と選手会と、双方に対してメリットもデメリットも無い、本当の意味での舵取り役とも言うべきNPB側、という部分が存在しないのです。
具体的に言えば「コミッショナー側」と言うべきでしょうか。
それなんです。
結局「野球界全体の利益のために行動する」立場にいなければならないはずのコミッショナーがなんら機能しなかったことも問題の混乱を招いた一因です。
根来氏は批判の標的になりましたが、誰がやっていても結局は同じだったはず。
コミッショナーの人選が経営陣にまかせられていることこそが大きな間違いです。
この舵取り役をしっかりと配置することが大事です。これも改革してもらわないといけません。
>経営陣にしたって、やれペタに7億、ノリに5年20億とかって話が出るたびに舌打ちですよ。「そんな甘やかしてるから選手が付け上がるんだろうが!」って。
日本野球は年俸に関してメジャーを必要以上に意識することはないんです。
お金は「限りある資源」ですから、その範疇で運営しないと。
これからは日本側が用意した高額年俸を蹴ってメジャーに挑戦する選手が増えてくるでしょう。どうしたって、出て行くものは出て行くんです。
>NPBという組織が、双方から独立して一つの組織として発言力を持ち、選手も経営陣も、ファンにそっぽを向かれない程度に(笑)言いたい事を言い合えるような、そんな野球界が本当は一番自然なんじゃないかと思っているのです。
そう思います。「自然」っていうのは実はものすごく大切なんですよ。
問題は異論を乱暴に排除しようとする空気こそが不自然なのであって…。
スト突入が騒がれていた頃、中日選手会がストに反対するような意見を発していたことがありました。でも、僕はそれも自然なことでいいんじゃないかと思ったんですよ。むしろ「完璧な一枚岩」という方が組織としておかしいんですよ。そんな組織に、未来はきっとない。
>個人的に最大の悪は、何の勘違いか自分らがファンの代表だと思い上がって好き勝手書きくさってるマスコミどもだと思いますが。
夕刊フジあたりはひどかったですね。
その分、今年はネット上での議論が少なからず頑張ったと思いますよ。
大きなことは言えませんが。
勝手に決めた経営陣にだけは「感情でモノ言うな」とは
言われたくないのは確かです。
多村選手の発言について、私が不快な気持ちになるのは、
査定の内容自体に疑問があるとかよりも、1億の大台というステータス(?)にこだわっているように受け取れるからです。選手年俸も経営逼迫の要因に挙げられてしまっているなかで、ステータスで年俸上げろっていうのは、ちょっとどーなのよ?と。
(私も、この報道のみで感じたことなので、事実が違うものであれば、多村選手には申し訳ないですけど)
でも、周りの選手との兼ね合いで考えると、確かに難しいですね。「え?あなた億もらってるの?」って思う人、けっこういますよね。かといって、全体で基準をつくるとかいうわけにもいかないでしょうし・・・(巨人と広島で同じ基準で、なんて考えられない)
選手会からは減額制限の緩和という案が以前出ていましたが、それは実行されるんでしょうか。
基本線はマンガウルフさんのおっしゃるとおりだと思います。自分も選手会側を支持しましたが選手会の主張に賛同したわけじゃありませんし。
それにしても今年はいろいろなことがありました。われらがマリーンズはファンの手の届かないところで合併交渉が進められ、頓挫しました。
かろうじてマリーンズは来シーズン以降も存続することになりましたが、あんな思いを味わうのは二度とごめんです。
自分は自分の感情をブログにぶつけたり球場で叫んだりしてきましたが、その根底にはとにかくしょうがないとあきらめてはいけない。ここで叫ばないと、それは違うと叫ばないと一生後悔するという思いがありました。あの焦りと諦観と怒りがごちゃ混ぜになった感情はたぶん自分の応援するチームが合併問題の渦中に放り込まれない限り理解してもらえないのかもしれませんね。確かに球団数の削減はビジネスとして見るなら正論かもしれませんが、自分はそれが選択肢として扱うことすら到底認められません。これはスタンスの違い、と言うよりはプロ野球に対する接し方の違いでしょう。
>40本打つってスゴイことですよ。
3900万から1億ってのは最近の球界では常識の範囲かと思います。
40本…たしかに日本人で40本っていうのは「飛ぶボール」と「狭いハマスタ」とはいえ、本物じゃないと絶対に打てない数字。
確かにすごいことなんですが、どうも僕はね…。(このあたりの議論は例年ならとても楽しい議論なんですがね…)
>濱野さんご指摘のとおり、やってない選手に上げすぎなんですよ。
そこをキッチリカットした上で、9000万でガマンして!だったら、多村も納得するんじゃないですか。
複数年契約の是非ですなぁ。
ファンの勝手な意見では、んなもん認めない方が単純におもしろいと言えるんですが、選手はそうもいかない。それはすごくわかる。
一番いいのは、球界全体で年俸のバランスをとるためのシステムを確立することですよ。
>あと、横浜の身売りはTBSはもともと資本参加してたわけですから、オリやダイエーやソフトバンクと同列に扱うのはどうかと思います。
段階的に「大洋」が「横浜」になり…という部分で、本来は「譲渡」という表現が適切かもしれませんね。
ただ、段階的に球団を他の経営者の手に売るという目的を果たしたという広い意味で「身売り」でいいんじゃないのかなというのが僕の考えです(違うかな?)
>だって、多村より成績が悪い選手がもらいすぎです。
斎藤隆に2億4000万、若田部に1億、鈴木尚に2億2000万・・・。もっといるんですよ、悲しいことに。
ここにはね、横浜ベイスターズの弱体化を招いた一因とでも言うべき「複数年契約」というマジックが関係してきますね。
詳しくは調べてないのですが、おそらくここに名前の挙がった選手は複数年契約じゃないでしょうか?
この制度は選手にとってはとても素晴らしい制度なんですが、今季おおいにもめている清原選手の例をとるまでもなく「もらいすぎじゃねーか」という弊害を招く可能性があります。
ただ、複数年契約を結んでもらえるだけの実績と信用と今までの貢献度は認めてあげなくてはならないという部分もあります。
難しいですね…。うん。
>多村は、球団の日本人のホームラン記録を塗り替えました。活躍していないのに高い年俸をもらってる選手を見て、「アイツがあれだけもらってるんだから俺だって」となっても納得するしかありません・・・。
ふむふむ…。
まあ、金額と「今年の活躍だけ」をみると確かにそういうことになりますね。
ただ、イチローの発言であるところの「3年連続して活躍してこそ本物」という部分は、僕も賛成なんですよ。
実は一年だけ大活躍したとして、仮に翌年おおいに年俸が下がった場合、税金が大変になるんですよ。
僕としては、多村には「3年連続活躍しなさい。いままでケガでさんざん迷惑かけてきたんだから」と言いたいです。
もちろん、濱野さんのご意見も尊重しますよ!
>唯、そうは言っても、自分は過度に感情論で選手を支持するのは違うのではとも思っています(^o^;;;。と言うよりも、1リーグ制や合併という選択肢を、最初からタブー化してしまうのは、どんなものかと思っていたと言っても良いかもしれません。
あ、その部分は同感です。
過度にタブー視すれば議論が成り立たなくなりますから。
予想をはるかに上回る大騒ぎになった原因は合併問題が経営陣から「決定事項」として発表された部分にあると思います。
プロ野球が公共性の高い文化であるということを忘れ、「誰のおかげでプロ野球が見れたと思ってるんだ」とでも言いたげな高圧的な態度がファンを激怒させたんだと思います。
僕も、「プロ野球は一度つぶして土台から作り直せ」って今でも思いますもの。
もちろん痛みはなるべく伴いたくないですから、現実的には段階的に改革を進めていく方向がベストだとは思いますけどね。
>そういう意味では、タブーを設けずに議論し尽くして行く事が大事なのではないか。その過程で、1リーグ制や合併がベストの選択肢というのであれば、仕方ない部分はあるのではないかとも思いました。
僕もそう思います。
ただリーグに関してはともかく、僕は球団数の減少はどう考えても他に方法がありそうなのに…という考えです。
だからといって、合併賛成の声に「ふざけんな!」と感情でかかっていくような事はしません。あくまでも議論すべき内容ですから。
>もし、当該チームのファンだったら、自分も全く違った考えになるかもしれません。
結局「立場」の違い、あと「どれぐらいの期間で改革をすすめようと思ってるのか」という部分の違いによって意見は全然違ってくるだけの話なんですよね。
言い換えれば、「どれぐらい痛みを伴う余裕がその人にあるのか。その度合いによって意見は違ってくる」ということ。
それは人それぞれとしか言いようがない。
>その思いの根底にあるのは、記事にも書かれている多村選手の様な思考の選手の存在なんです。
僕の考えでは、これも結局経営陣側と同じことで「別に悪いことをしているわけではないのに言い方ひとつでものすごく悪いことのように聞こえる。もっと立場をわきまえろ」という事例だと思います。
フロントがおかしいことをわかっていてやっているのだろうけど残念だなあ。
プロ野球を見ているファンは感情的なのです。
感情的に見ているからこそプロ野球。
経営は感情的じゃ出来ないというけれど、選手たちの活躍を見て感情的になっているファンを置いていくのはまずいんじゃないかと思います
元バファローズファンの中継ぎ紳士と申します。
今回の件(合併問題)で素人なりに少々思う所がありましたので、監督の胸をお借りして書き込ませて頂きます。
今回の合併騒動で、大きな勢力は2つ、オーナーや球団代表達の「経営陣」と選手、多数派の世論という構成の「選手側」であったと思いますが、私はこの「2党派」という状態に疑問を感じておりました。
この内世論というものは除いた2勢力、経営陣と選手会という2つの組織は本来、「それぞれの利益を追求する事を目的とした」団体の筈なのです。
経営陣は、プロ野球チームを持っている事に対する利益を追求し、それに付随する損害を少しでも減らそうと努力する。
選手会はその経営陣に対し、選手でいる事に対する利益をより享受する事を考え、労働条件を少しでも改善する為に存在している筈です。
この2つの組織がプロ野球を構成し、顧客であるファンに対して、双方に妥協しながら「野球ファンでいる事のメリット」を提供している、というのが現在の日本プロ野球界である訳なんですけど、ここに違和感を感じるのです。
プロ野球組織側、つまり経営陣と選手会と、双方に対してメリットもデメリットも無い、本当の意味での舵取り役とも言うべきNPB側、という部分が存在しないのです。
具体的に言えば「コミッショナー側」と言うべきでしょうか。
選手会側だって、もっと本音で語りたい部分が沢山あるはずです。1億円貰ったって税金で大部分持ってかれる訳で、極論すれば2億貰ったって手元には1億も残らないんじゃなかったでしたっけ?(すいません、不確定な情報で。前イチロー選手の記事でそんなの見た事があった気が・・・)
働かない高額所得者見てれば(中村紀とか(笑))、3割40本打ってれば確かに1億も欲しくなる所でしょう。
経営陣にしたって、やれペタに7億、ノリに5年20億とかって話が出るたびに舌打ちですよ。「そんな甘やかしてるから選手が付け上がるんだろうが!」って。
NPBという組織が、双方から独立して一つの組織として発言力を持ち、選手も経営陣も、ファンにそっぽを向かれない程度に(笑)言いたい事を言い合えるような、そんな野球界が本当は一番自然なんじゃないかと思っているのです。
選手会が自分の利益を殺してまで過度に野球界の事を考えてる今の姿って、正直可愛そうで見てられません。
P・S
個人的に最大の悪は、何の勘違いか自分らがファンの代表だと思い上がって好き勝手書きくさってるマスコミどもだと思いますが。
とりあえず「球界関係者」「球団関係者」とかって架空の人物だか最大限に拡大解釈しての関係者だか知らないけど、そんな人物にものを言わせて、恣意的な姿勢で記事を書いてる全てのマスコミを二度と信じません。
これは心有るバファローズファンなら誰もが思っていることだと思います。
40本打つってスゴイことですよ。
3900万から1億ってのは最近の球界では常識の範囲かと思います。
来年29歳でそんなに若くないし、やった年は評価してもらいたいという気持ちは分かります。
濱野さんご指摘のとおり、やってない選手に上げすぎなんですよ。
そこをキッチリカットした上で、9000万でガマンして!だったら、多村も納得するんじゃないですか。
多村は横浜のスター候補なのにこんなことでこんなイメージを他球団ファンに持たれるってのは球団にとってもマイナスではないか?と思います。
あと、横浜の身売りはTBSはもともと資本参加してたわけですから、オリやダイエーやソフトバンクと同列に扱うのはどうかと思います。
確かに多村は空気が読めていない発言をして、ファンとしても悲しくなりましたが、横浜の他の選手を見ていると多村がそう言いたくなるのもわかるんです。
だって、多村より成績が悪い選手がもらいすぎです。
斎藤隆に2億4000万、若田部に1億、鈴木尚に2億2000万・・・。もっといるんですよ、悲しいことに。
年俸に見合った働きをしていないのに・・・。
多村は、球団の日本人のホームラン記録を塗り替えました。活躍していないのに高い年俸をもらってる選手を見て、「アイツがあれだけもらってるんだから俺だって」となっても納得するしかありません・・・。
ちょっとフロントもおかしいとしか思えません。
この時期は横浜ファンにとって辛いです・・・。
球団がファンの”子供じみた感情”の恩恵を被っているというのはその通りだと思いますし、球団サイドがファンに対して、「感情論だけでモノを言うな。」的な事を言うのはNGでしょう。
唯、そうは言っても、自分は過度に感情論で選手を支持するのは違うのではとも思っています(^o^;;;。と言うよりも、1リーグ制や合併という選択肢を、最初からタブー化してしまうのは、どんなものかと思っていたと言っても良いかもしれません。確かに、球団数が減少するのは、野球文化の縮小を意味する側面は有ると思います。でも、ガラガラポンして、過去の遺産も継承しつつ、新たな文化を作り上げて行くという文化の形も有るのではないと思うからです。
政治の世界でも、過去に離合集散を繰り広げて来ました。嘗ては、自民党もその例外ではなかったのですが、良し悪しは別にして存在感を示しています。(自分はアンチ自民ですが(笑)。)
そういう意味では、タブーを設けずに議論し尽くして行く事が大事なのではないか。その過程で、1リーグ制や合併がベストの選択肢というのであれば、仕方ない部分はあるのではないかとも思いました。
しかし、これはあくまでもそういった渦中に無関係なチームのファンである自分だからこその考えなのかもしれません。もし、当該チームのファンだったら、自分も全く違った考えになるかもしれません。
合併騒動の渦中で、選手会=正義とする風潮(マンガウルフ様を始めとして、須らく正義ではないとされる方々も少なくはないと思いますが。)が余りにも罷り通っているのは、違和感を持っていました。その思いの根底にあるのは、記事にも書かれている多村選手の様な思考の選手の存在なんです。
球界が繁栄していく為には、球団も選手も、そしてファンも共栄共存する為には何がベストなのか、何かを犠牲にしなければいけないのではないかという意識を持つ必要が有ると思うのです。
何か脈絡のない文章を書いてしまって済みません(^o^;;;。でも、野球を愛する気持ちは、皆さんと同じなのは判って下さい。
大丈夫です。僕も間違えましたから(笑)。
「公道」はもちろん「行動」の間違いです。
直前に「公道のF1セブン」なんて文字を打っていたから、自動で変換されちゃったんですね。
いやー、見に来てよかったって言われるととてもうれしいです。ぼくも見に来てもらえてよかったです(笑)。
>この間、山東投手が契約更改の席で「もっと粘ったらいいのに」と焚きつける記者に対してサラリと言ってましたよね。
「お金は大事ですけど、野球が出来ればいいじゃないですか」って。
「うわ~かっこいい~♪」って、ちょっと惚れました(笑)
確かにかっこいいですね。
彼は交渉を粘る事によって手に入るであろう「100~200万円」を捨てて、自分の信念を手に入れたとも言えます。
その信念は人それぞれなんで、交渉をねばったから「悪」だなんてもちろん言えませんが、今回の三東の発言はイメージアップにつながるでしょう。
広告料としての100万と考えてみると…けっこう安いかも(笑)。
>でも、喉元過ぎれば熱さを忘れちゃうのかな~。今年もまた、いつもと同じオフの光景です。
ただ、少しずつ選手も自覚を持つようになってきましたよ。希望はあります。
>「お金が大事」と「野球が出来るだけで幸せ」と言う気持ち、どちらもプロ野球選手の本音だと思います。でも今年だけは、お願いだから後者の気持ちをより大切にして「選手はこれだけ意識が変わったんだ」という所を見せて欲しいです。
「お金が大事」という本音も、人間として当たり前のことです。そんなことは、誰だってそうですものね。
あとはチョロ選手の言うとおり、「我々はこれだけ意識が変わったんだ」というアピールのやり方ですよ。
「ええカッコしやがって」なんて誰も思わないです。
選手はどんどん「ええカッコ」して、お金と同じぐらい大事なものがあるんだという発言と公道をみせて欲しいと僕も思います。
突っ込まれる前に訂正しときます。ごめんなさい。
この記事を書くことはちょっとばかり勇気がいったんですよ。
書きあげるだけでも多大な労力が必要ですし、きっちりとした反論があれば、論争する気合も必要でしたし…。
まぁ、付け入るスキが多い記事だと思うので、まだ安心するのは早いかもしれない…。
>あとはスピードキング、上坂の保留も・・・。
これに関しては問題外です。
公道のF1セブンが大きく出たものです。
契約更改してもらえるだけでもありがたいと思って欲しい。
契約そのものは球団と選手の間で交わされるごく私的なものかもしれませんが、その一部始終を世間が見てるってことを上坂は忘れてますね。
プロ野球に対する世間の風潮が例年とは違うっていう自覚もないんだろうなぁ…きっと。
>CSの「ガンバレ?!日本プロ野球」で金村さんが「今年は(近鉄が)ネーミングライツ事件から始まってな・・・」としんみりムードで始まったかと思いきや、ゲストのロッテ・清水が「なんですかそれ?」と・・・。金村さんに思いっきり「新聞ぐらい読めよ(怒)」とつっこまれていました。
・・・・・ものすごくショックですよ。
仮にプロ野球選手全員を集めて「この人物は誰でしょう?」って「ほりえもん」の顔写真を提示したら…全員正解できるだろうか?
あまりにプロとして、社会人として無自覚。
不用意な無知で、球界の未来のために頑張っている選手の足を引っ張るのはやめて欲しいです。
あ、それはしらなかったなぁ。
長嶋さんが現役時代に一茂氏を球場に忘れてきたようなものでしょうか(笑)?
>今年の更改は自分のお金のことだけではなくてファンが球場に来やすくなるような話を聞いています。中日の福留だったかが(忘れました)「子供のために500円で入れるようにしてほしい」って契約更改で言っていましたね。そういう選手がもっと増えてほしいですね。
そう、それこそが「うまいアピール」なんですよ。実現するかどうかはともかく、そういうことを聞いた我々は「さすが○○選手!ファンを忘れていない」と好感を持つ事ができます。
銭闘も、やり方しだいで野球界の発展につなげることができるんですよ。
多村はアピール面で落第。
厳しいようですが、その時点で一億もらう資格はないと僕は思いました。
あ、ホットカフェオレでおねがいします。
なければレモンティーで。
>選手はよく「ファンの声援のおかげで」とか「ファンのために」とかいうけれど、本当に?と考えてしまうような事が時々あります。
実感として伝わってこないうちは、まだまだ選手のファンサービスは足りていないんですよ。
そういう意味で、新庄って自己アピールの天才なんです。長嶋さん以来と言っていいと思います。
「ファンサービスといえば?」という連想ゲームで、僕が真っ先に思い浮かんだ人物は新庄。そしてヤクルトのラミレス。そしてバレンタイン監督。ヒルマン監督。。。そこからは少し時間がかかってしまいます。(チャリティー活動とかは、ちょっと別です)
それにしてもなんか寂しいラインナップですよね。
>お金をきりつめて、球場に足を運んでいるんだよ私は。
それとも一部のお金持ちしか相手にしないのかな。
お金をきりつめて球場に足を運ぶ人こそ喜ばせてあげたいという気持ちは選手にも必ずあると思いますよ。
ただ、「プロ野球選手は野球さえやってればいい」という時代はとっくに終わったんです。
バレンタイン監督が目立っているうちは、ファンサービスにおいて日本は後進国と言わざるをえませんね。
あ、カフェオレおかわりいいですか(笑)?
それが当たり前だと思います。
「選手会も、あの頃は素晴らしい団体だったなぁ」なんていわれることのないように、うまく立ち回って欲しいです。
>今年の騒動がおきるまで、真剣に「プロ野球」とは?と考えた事がありませんでしたが、ファンだからこそ思う気持ちは経営陣以上に強いものがあります。
だってプロ野球大好きですからね。
ぼくもプロ野球が大好きですから、ない頭を絞って一生懸命かんがえました(笑)。
犠牲は大きかったものの、それを無駄にすることなくなんとか良い方向へ進んでもらいたい…!
この間、山東投手が契約更改の席で「もっと粘ったらいいのに」と焚きつける記者に対してサラリと言ってましたよね。
「お金は大事ですけど、野球が出来ればいいじゃないですか」って。
「うわ~かっこいい~♪」って、ちょっと惚れました(笑)
ストライキを決行するって決めたとき、ほとんどの選手は上記の山東投手と同じ気持ちでいたのだろうと思います。
だから選手年俸の引き下げなんて言う提案も出来たのでしょう。
でも、喉元過ぎれば熱さを忘れちゃうのかな~。今年もまた、いつもと同じオフの光景です。
「お金が大事」と「野球が出来るだけで幸せ」と言う気持ち、どちらもプロ野球選手の本音だと思います。でも今年だけは、お願いだから後者の気持ちをより大切にして「選手はこれだけ意識が変わったんだ」という所を見せて欲しいです。
そうでないと今年これだけ頑張った事が全部無駄になってしまいそうで…。
後世に振り返ったとき、プロ野球界の2004年がチーム名が3つ変わっただけの年になってない事を祈りたいと思います。
多村さんね…
僕は選手個人を取り上げて批判することはめったにしないのですが、なんか自分でもびっくりするぐらい気分悪い発言だったんです。
いや、銭闘自体が悪いなんて思いませんが、自己アピールのやり方がどうもおかしい。
自覚(選手会の一員としての自覚・プロ選手としての価値の自覚)が足りないんだろうなぁ、きっと。
多村に一億は、はっきり言ってやりすぎです。
>限られた資源(金と選手)を共存共栄させていく構造改革をここでしなければ、プロ野球というスポーツ文化は凋むばかりなり(涙)
そう、限られた資源のなかでやりくりするしかないのです。
メジャーを意識するから話がややこしくなるんであって、実はNPBはNPBだけで分相応に完結させればいいだけの話なんです。
>と、飲みすぎで肝臓が痛いながらも思いますた。。
あ、年末はなにかと飲む機会が増えると思いますので、ご自愛くださいね。
この内容の記事をアップする気持ちになれたのも、めたか選手が再編問題の総括を呼びかけてくださったおかげです。ありがとうございます。
とにかく面倒な問題なので避けて通るのが楽なんですが、言いたいことは言っておこうと思いまして…。
選手会へのスタンスは、政党に例えるのが一番わかりやすいなという自分なりの発明です。
我ながらうまいたとえです(笑)。
で、トラックバックいただいたので、あとで「年俸闘争の是非」に関してコメントを残しにいきますね。
連想ゲームもまさにそうですね。今や近鉄・オリックスは完全にマイナスですが(苦笑)
多村は、どんな成績でも毎年もめてたので、今年はどんなにもめるんだろうと思ってたら予想通りでしたね(汗)
文句があるなら1年間通して試合に出てみろ!と言いたいです。
あとはスピードキング、上坂の保留も・・・。
結局はどっちもどっちなんでしょうか・・・。
だったら古田とSHINJOにもっとあげてもいいですよね。
ちなみにSHINJOはファン感謝デーの際、ファンサービスにいそしむあまり更改をし忘れて帰ってしまったそうです。SHINJOらしい。
今年の更改は自分のお金のことだけではなくてファンが球場に来やすくなるような話を聞いています。中日の福留だったかが(忘れました)「子供のために500円で入れるようにしてほしい」って契約更改で言っていましたね。そういう選手がもっと増えてほしいですね。そういう選手のためなら経営としてもいいはずだし。
結局誰もわからないまま進んでいるのかなあ。
選手はよく「ファンの声援のおかげで」とか「ファンのために」とかいうけれど、本当に?と考えてしまうような事が時々あります。
お金をきりつめて、球場に足を運んでいるんだよ私は。
それとも一部のお金持ちしか相手にしないのかな。
私も再編騒動時には選手会を応援してきましたが
今後もそうとは限りません。
プロ野球の一ファンである以上、応援するチームの
応援ばかりでなく、球界のさらなる発展を希望して
やみません。
今年の騒動がおきるまで、真剣に「プロ野球」とは?
と考えた事がありませんでしたが、ファンだからこそ
思う気持ちは経営陣以上に強いものがあります。
だってプロ野球大好きですからね。
最下位なのに、前科モノなのに妥当な提示額を蹴ってたらアカンやろ(怒)
ファンの感情を踏みにじる経営者はまず「儲からん」
ファンに夢をくれるはずの選手もまず「儲けたい」
お金は大事ですよ、
だが、使い方間違っちゃうと意味がないのです。
限られた資源(金と選手)を共存共栄させていく構造改革をここでしなければ、プロ野球というスポーツ文化は凋むばかりなり(涙)
と、飲みすぎで肝臓が痛いながらも思いますた。。
選手会に対する部分も、全く同じ。
詳しくは、記事を書きますね。