前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県議会に初登庁。議会運営の説明会、第一回世話人会に参加しました。敦賀原発2号機で燃料漏れ事故。

2011年05月03日 | Weblog
       福井テレビ・・・・県議5人が初登庁

      先月投開票の県議会議員選挙で当選した新人と元職の5人の議員が2日、初登庁しました。
議員バッジを胸に、県政にかける思いを新たにしていました。

40年ぶりに複数の誕生となった西畑氏と細川氏2人の女性議員をはじめ、同じく新人の小寺氏と島田氏、元職の佐藤氏の5人が、それぞれ事務局の職員からバッジを交付されました。

バッジを胸にした議員らはそれぞれ、改めて「重み」を実感している様子でした。
新人議員らは今月11日の臨時議会で初めて議席に座ります。・・・・・・・・



       かねもと幸枝書記長との朝の街頭演説、所用をすませ、少し早めに議事堂の日本共産党控え室に入りました。この4年間、毎週の朝の宣伝活動のお世話をしていただいた元事務局の山岡さんもきていました。
4年ぶりの控え室は、まだなんにもない空間ですが、感慨深い。
ある民主団体幹部の方が、「これまでは議会陳情でも県庁ロビー集合、といっていたが、これからは共産党控え室集合、と言えるのが嬉しい」と言っていましたが、これからは県民のみなさんのたたかいと運動の窓口としておおいに利用していただきたいと思います。

       午前10時、議員バッジをつけていただいた後、マスコミのみなさんのインタビューなどに答えました。
その後、午前中は議会運営の説明会に参加。今回、初当選された細川、小寺、西畑、島田の各議員といっしょです。

午後は、第一回世話人会に自民党県政会、民主・みらい、公明、希望ふくい、無所属の細川議員とともに参加しました。
ここでは、議会運営要綱、臨時会の開催、各委員会委員の選任などが話し合われました。原子力・防災関係で設置される特別委員会の枠については9名にとどめず、福島原発事故をうけて、拡充すべき、との意見がみなさんから出されました。

私からは臨時議会で福島原発事故をふまえ県議会意見書をだすべきだ、と提案しました。これには賛成、反対の意見が。こんな事態なのに反対の声がでたのには驚きましたが、議員のみなさんと協力してぜひ、県民の不安の声を意見書にすべくがんばります。西川知事は「積極的に」国に意見しているのに、議会が意見をださないようではだめです。
また、議員の歳費減額の幅などについても相談がおこなわれ、ひきつづき協議することとなりました。



       夜は、鈴木しょうじゅ市議の事務所でご苦労さん会。みんなでてづくりの料理などを食べながらわいわい。そろての選挙勝利よかったね!と。
「さとうさんのインタビュー、テレビで見ました」という方もちらほら。NHKの昼と夕方のニュースでインタビュー映像が流れたようです。注目度アップしたかな。


                 ★



       福井新聞・・・・・敦賀原発2号機で燃料漏れか 原子炉停止し調査へ(2011年5月3日)

       日本原電から2日、福井県に入った連絡によると、営業運転中の敦賀原発2号機(加圧水型軽水炉、出力116万キロワット)で同日、1次冷却水の放射能濃度が通常より大きく上昇していると確認された。燃料から放射性物質が漏れている疑いが強く、原電は原子炉を手動停止して原因を調査する方針。周辺環境への影響はないとしている。

 県原子力安全対策課によると、1次冷却水に含まれる放射性希ガスが1立方センチ当たり3900ベクレルで、4月26日の前回測定時から750倍に上昇。ヨウ素133も同4・2ベクレルと前回の2倍に上がった。

 原電によると、炉心にある燃料棒の被覆管に微少な穴が開くなど、損傷した恐れがあるという。今後、測定回数を週1回から1日1回に増やし監視を強化する。

 原電の保安規定では、1次冷却水中のヨウ素131の濃度の上昇に基づき運転を停止するとしており、3日以降に測定した上で6日ごろまでに原子炉停止を判断する。

 福島第1原発事故を受けた既存原発の安全対策をめぐっては、西川知事が国に暫定的な基準をつくるよう要請。基準を満たさなければ定期検査中の原発を起動するのは困難との認識を示している。敦賀2号機が停止した場合、再起動には同様の考え方が適用される可能性が強い。

 県内では現在、敦賀1号機と、関西電力の美浜1号機、大飯3号機、高浜1号機がそれぞれ定検のため停止中。大飯1号機は定検の最終段階に当たる調整運転を続けていて、いずれも営業運転再開の時期が未定となっている。 ・・・・・・・・



       わたしはこれまで「大地震がなくても事故・トラブルが続出している原発。大地震に見舞われたらどうなるか」と指摘してきました。福島原発では不幸にして現実のものとなりました。
今回の原電敦賀2号は、たしか12年前の初当選の時にも、事故を起こした原発ではなかったか。
原発という巨大システムを細部まで人間がコントロールをつづけることの難しさを事故・トラブルのたびに痛感します。


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