関電 使用済み核燃料搬出計画 杉本知事が容認




■NHK・・・関電 使用済み核燃料搬出計画 杉本知事が容認
青森県にある使用済み核燃料の再処理工場の完成延期を受けて、関西電力が見直しを行った福井県内の原子力発電所にたまる使用済み核燃料の県外への搬出計画について、福井県の杉本知事は24日、関西電力の森望社長や武藤経済産業大臣と面談し、計画を容認する考えを伝えました。
去年8月、青森県にある使用済み核燃料の再処理工場の完成が延期されたことを受けて、関西電力は福井県内の原発にたまる使用済み核燃料の県外への搬出計画を見直し、2月に再処理工場への搬出開始を2年遅らせる一方、フランスへの搬出量を倍増させるなどして運転継続に必要な搬出量を確保する新たな計画を公表しました。
この計画について、福井県の杉本知事は24日、関西電力の森望社長や武藤経済産業大臣と相次いで面談しました。
面談で杉本知事は搬出計画の着実な実行や原発の立地地域の振興策の推進について責任ある対応を改めて求めました。
これに対し、関西電力の森社長と武藤大臣は再処理工場の完成に向け進ちょくを厳しく管理していくと述べたうえで、森社長は搬出計画の取り組み状況について定期的に県や県議会に報告し、意見を聞く機会を設けるなどとし、武藤大臣は避難道路の整備といった地域振興策の財源確保に向け方策の検討や具体化を進めるなどと述べました。
これらの発言を受けて杉本知事は「関西電力や国の決意を伺い、計画は県として実効性があると判断する」などと述べ、計画を容認する考えを伝えました。
福井県にある運転開始から40年を超える関西電力の原発3基をめぐっては県が搬出計画を容認することが運転継続の条件となっていましたが、県が容認したことで、運転は継続される見通しになりました。