今日の各紙に福井県の人事異動が発表されています。異動された方々には新しい部署でのご活躍を祈念します。
先日後援会の方から「佐藤さん落としたらあかんな。職員を追い詰める議員もいるなかで佐藤さんはそういうことはしなかった」などと元県幹部職員から声をかけられた、とお聞きしました。
それは性格もありますが、私が議員になる随分前ですが、追い詰められた福井市役所幹部の自殺事件などが大きく報道されたこともあります。
初当選後に敦賀市の民間最終処分場の違法なゴミ持ち込み問題が明らかになるなか、当時の奥山議員と私はこの問題を繰り返し取り上げました。闇勢力が関係している問題とされみんなピリピリでした。議会の廊下では幹部が「命があるだけでもありがたい」とつぶやきました。
当時の県知事、理事者と日本共産党議員団以外の議員は、違法なゴミの持ち込みの期間延長を認める、という信じ難い結論で合意してしまいました。
議員団は党の国会議員団と連携して、当時の木島日出夫衆議院議員らが国が違法を認めることは断じて許されない‼️と政府と直談判。国も容認した違法ゴミ持ち込みが一瞬にしてひっくり返ったのです。
私は直ちにこのやりとりを報道した赤旗をもって県幹部に伝えました。「国がそう言ったのですか」と絶句されました。
その担当幹部の1人は国からの派遣人事でしたが、国への異動の際には「佐藤議員、お世話になりました」と晴れやかな顔で挨拶に来られました。
国からの判断、ということで県職員の気持ちも少しは楽になったのではないかと思います。
残念ながら、その後も県の主要事業の関係者での自殺や過労自殺などの報に接するたびに胸が痛みました。最近もそういう話をお聞きしました。毎年のように自死者がでる県庁の改善に知事先頭に取り組んでいただき、職員一人ひとりが県民のためにいきいきと働くことができるようになることを切に願っています。
県民福井より