前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

日本共産党演説会で訴え。田村参議院議員迎え。JA福井県中央会からも連帯メッセージ

2015年03月09日 | Weblog
  昨日は福井市文化会館での日本共産党演説会でした。
田村参議院議員の国会裏話もふくめたわかりやすいお話し、長谷部福島県議の福島の切実な現状と原発なくすたたかい、参加されたみなさんも感動!でしたね。

 かねもと知事予定候補、西村・鈴木両市議も熱気の訴え。かねもとさんの西川県政転換!には大きな拍手。

 9条の会ふくい、の屋敷事務局長から激励のご挨拶もいただきました。JA福井県中央会からは連帯のメッセージをいただきました。ありがとうございました!



 私も決意を表明しました。

 
 私は、4年前の3.11福島原発事故の後の県議選で議席を回復しました。
あの時、街頭で訴えていても、こども連れのお母さんが涙を流して「どうか原発をなくしてください」と訴えられたことを忘れることはできません。
 県議会に戻った私は、さっそく福島県へ救援ボランティアで仲間とともにかけつけました。
 地震と津波、そして原発事故で苦しまれている現場と住民の方々を目の当たりにしました。
 原発から50キロちかくも離れた飯舘村では自営業の奥さんから、「原発のある福井から来られたのですか。わたしたちはこの村に戻ってくることができるのでしょうか」とたずねられ、言葉につまりました。
原発のことを考えたこともない、原発から遠く離れた生活が奪われていくとまどい。
この光景を忘れてはいけない、私は現場の石を持ち帰り、県議会の控室に置きました。原発の質問をする前にはこの石にさわります。「あの時の光景を忘れるな、聞いた声を忘れるな」と言い聞かせています。




 いま、高浜原発再稼働を推進しようとしている西川県政とオール与党県議会は実は苦境にたたされています。
 県内外から知事あてに寄せられた再稼働反対署名は20万5000を超えています。栗田元知事は繰り返し、原発反対の住民とも会い、署名を受け取り、意見を聴きました。
 西川知事は自ら受け取ろうとしません。私の質問に、「もっとも詳しい責任者がお答えする」などと答弁しました。つまり県民の前にでて意見交換をする自信がないんです。
 だから、鹿児島県では県も中心となって開催した県民への説明会すら福井県は開催しようとしていません。この問題でも私の質問に知事は「地元の市町が中心に対応していく」と答えています。
しかし、福井県民全体への説明責任は高浜町にはありません。ひどい責任放棄ではありませんか。

 このように西川県政に余裕を失わせている力は、全国と連帯した福井県民のたたかいです。
ここに確信をもって、原発再稼働推進の県政と県議会の転換をめざそうではありませんか。
私もその一翼をみなさんとともに担って全力でがんばります。

 
 私は県議会にださせていただいて以来、税金の無駄遣いにメスを入れてきました。
私が反対した福井駅前の53億円の地下駐車場も利用が伸びずに県の当初の収支見通しが大きく狂いました。

 1000億円つかう予定だった福井空港拡張計画は議会での反対は私ひとりでしたが、当時の坂井町、春江町の住民のみなさんの反対運動と連帯して中止に追い込むことができました。いま、富山空港でも毎年1億円の赤字がつづいているといいます。赤字の空港を造らなくて本当によかった、日本共産党と県民のみなさんのたたかいの大きな成果ではありませんか。

 いま、8000億円もの北陸新幹線計画と北陸本線の税金での買い取りがすすめられようとしています。
 
 人口減少問題を叫んでいる時に、なぜ福井県や福井市役所が数百億円ともいわれる巨額の税金投入で鉄道経営にまで乗り出さなくてはならないのでしょうか。
 鉄道はJRにまかせておけばいいではありませんか。
 しかもいまのままでは、新幹線料金で料金は値上げとなりますが、敦賀駅で全員乗り換えが必要となり、現在のサンダーバードやしらさぎよりも利便性が悪くなるのです。
 こんな無謀な計画に市民団体のみなさんのJR利用者を中心としたアンケート調査でも、7割の方が反対しています。
 県民の生活を犠牲にしながら、巨額の税金の無駄遣いを推進する県議会を変えるために全力で働きます。


 今度の選挙は、安倍暴走政権との正面対決の選挙でもあります。原発にしても、新幹線の問題でもいまの福井県の焦点は全部国政直結です。安倍暴走政治をささえ、お先棒をかついでいる政党にきびしい審判を下し、日本共産党を伸ばしてください。
 力をあわせましょう。がんばりましょう。