前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

県政功労者表彰式。被表彰者の選定に「政治差別」が持ち込まれていないか

2015年02月08日 | 福井県政
  昨日も西村市議らとの地域訪問活動や町内会合などがつづきました。
また昨日は福井県が誕生した日。県庁では県政功労者表彰式がおこなわれ、同僚議員とともに出席しました。表彰されたみなさん、おめでとうございます。

 なんと、子どもの時に病気になるとたまにお世話になった野村健一医師も。
ご挨拶しました。


 ところで、自治振興功労では元県議や元市議の方も。同席した自民党議員の話では「県議では10年間。70歳以上、という基準がある」とのこと。「佐藤君はまだまだまわってこない」と言われた。

 そこで思うのは渡辺三郎元県議のことです。

 もう10年以上前のことだが、県職員とみられる方から投書があり、「渡辺先生が表彰されないのは慣例に照らしてもおかしい」旨書かれていた。渡辺さんは元県庁職員であり、県庁内にもファンがいました。
 もともと共産党議員はそういうことに執着するわけではないので、渡辺さんからはそのようなことは一切聞いたことはない。


 当時、渡辺さんにも知らせず、かってに調べてみると、「基準」とは別に、「知事裁定」というのがあるらしい、とわかった。つまり、県民のために働いた議員であってもその時の知事の「メガネ」にかなわなければ表彰されない、ということらしい。

 こういうことを議会質問でやる必要も感じないので放置してきた。が、昨日も休みにもかかわらずたくさんの職員が出勤して、県庁の公務でおこなうのであり、そこに「政治差別」を持ち込むのは問題ではないか。
 「差別をなくそう」と指導教育している行政が、政治的主張の違いで露骨な差別行政をしていいのか、という観点では福井県庁と知事の責任は問われるかもしれない・・・・。どうでしょう?

 共産党が与党の「知事」なら自民党はいっさい除く、なんてことはしないでしょうね。