前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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「JR不採用問題解決報告レセプション」に参加

2010年10月17日 | Weblog

    昨日は、国労一色?でした。午後は、教育センターで開かれた国労県支部大会に参加しご挨拶、夜はホテルフジタで開かれた「JR不採用問題解決報告レセプション」に参加し、ご挨拶しました。
国鉄分割民営化により、「1人も路頭に迷わせない」との当時の中曽根首相答弁に反して1046名がJR不採用となりました。それから23年。60名余が亡くなられ、ようやく1人2200万円の和解合意で「解決」に至ったのです。
しかし、「JRで働きたい」という300数十名の雇用問題の解決はこれからです。
いま、民主党政権にかわったもとでも、非正規ぎりなど雇用破壊がつづいています。今回の「解決」をさらに雇用の解決へと勝利させ、日本の雇用を守る新たな出発点に、とご挨拶しました。

大会とレセプションには、門司闘争団から団長さんら3名がお見えでした。長いたたかい、本当にお疲れ様でした。「道理あるたたかいは必ず勝利する」と大会でご挨拶されていましたが、震えましたね。また、大会では闘争団から福井県支部に組合旗とハンドマイクの贈呈されました。

福井でも「人材活用センター」などでのたたかいがあり、集会やハンガーストライキなどがおこなわれ、当時、民主青年同盟の地区委員長、県委員長としてともにたたかった日々も思い出しました。
素晴らしい労働運動の国労の伝統をひきつぎ、いま、新幹線と在来線の第三セクター問題など重大な交通問題がおこっているなか、ますます発展されることを願っています。

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       佐々木衆議院議員・・・・・臨時国会最大のヤマ場は、政府から補正予算が出る10月末からでしょう。先日、エレベータで一緒になった民主党政策調査会の幹部が、「共産党も補正予算案にぜひ賛成してくださいよ」と押しつけがましく言ったので、私は「それは、内容を見てからだよ」と答えました。その議員は「何とか頼みますよ」といいながら、エレベータのドアから出て行きました。民主党も暗中模索で焦っているようです。

民主党にとっては、公明党が賛成してくれれば参議院を通すことができます。どのようなことがあったのか、公明党は早々と補正予算案に賛成の立場を表明しました。私は、内容も見ないでどうして賛成と言えるのか不思議に思います。――ウラで、あらかじめ内容上のすり合わせをしているのか、それとも与党になりたい一心で内容はともかく賛成の態度をとることにしたのか、よく分かりません。
1年前まで与党として自民党といっしょに悪政を推進していた公明党が、こんどは野党だった民主党と組んでも平気というのは、どうも筋が通りませんね。公明の与党化については評判が悪いためか、公明党は最近になって「補正予算は賛成だが、本予算は反対だ」と言ってみたり、小沢氏の証人喚問を受け入れないなら「ボイコットも辞さない」などと勇ましいことを言いだしています。いったい、どうなっているのでしょう。

社民党は、小沢氏の証人喚問には反対のようです。ともかく「政治倫理審査会で説明せよ」の一点張りです。小沢さんに借りでもあるのでしょうか。民主党と選挙協力しないと展望が見えないのかもしれませんね。いったい、これまでとなえていた「政治とカネ」の主張はどこに行ったのでしょうか。

この臨時国会は、底流でさまざまな潮流が蠢いており、今後、政治がどのような方向に動き出すのか、わかりません。心して、論戦に臨まなければなりません。・・・・・・・・・



       なんとなく「すりよる」公明党、社民党と秋の空。まあ、「わかりやすい」対応ではありますが、・・・・。米軍基地の沖縄県内たらいまわし、
消費税増税計画、後期高齢者医療制度の実質延長計画、派遣労働問題の抜本解決なし、原発大増設推進・・・などなど自民党と変わらない民主党政権となってしまいました。
       来春の県議選でも「地域主権改革」などといって地方政治改悪をすすめる民主党政府と草の根から対決して、県民の利益を守る日本共産党の議席奪還のためにがんばります。