前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

時間泥棒

2010年10月19日 | Weblog
    昨日は、かねもと幸枝書記長との街頭宣伝、会議、西村きみ子市議らとの地域あいさつまわり、生活相談などでした。
訪問のなかでは「マーケットにつとめているが、パート、バイトの時給が減らされた。生活がますます大変。『時給を減らした分、30分残業すれば、これまでの収入は保証する』などと言われるが、毎日30分ずつ余分に働いて、おかしいと思う」との声も。月20日間働くとして10時間が奪われることになります。なんか現代版「時間泥棒」ですね。しかし、「お客さんの来店の回数は減り、客数は減っている。これまで3000円ぐらい買っていた人も半額ぐらいに、と客単価も下がっている」とのことで、景気悪化による収入減少の影響も大きいのでしょう。
    「今度はきみ子さんとそろって頑張ってください」など激励をいただきました。ありがとうございました。


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2010年10月18日(月)「しんぶん赤旗」

日本はもっと文化予算を 芸団協が署名行動 野村萬さん・中村紘子さんも街頭に
仏の7分の1 韓国の6分の1


 東京・新宿駅東口の歩行者天国で17日、小さな舞台を設置しその前で、文化芸術立国を実現するための請願署名「国は、国家予算に占める文化予算の割合を0・11%から0・5%に増やしてください」が行われました。

主催したのは俳優、歌手、演奏家、演芸家、舞踏家、演出家などの実演者の団体で構成する芸団協(日本芸能実演家団体協議会)で、10人以上の傘下の団体の人々が署名を呼びかけました。

 和服姿で署名を集めた芸団協の野村萬会長(能楽師、人間国宝)は「豊かな人間性を育てるのが芸術・芸能です」と文化活動の重要性を述べ、国家予算に占める文化予算の割合がフランスは日本の7倍、韓国は6倍だと指摘し、「日本がしっかり文化政策を持ち、もっと多くの文化予算を計上するよう署名にご協力を」と訴えました。

 ピアニストの中村紘子さんも、日本の文化予算の少ないことについて、「聖域なしといって、文化予算も全部削っていった」と指摘し、「5年、10年先の日本のために、一人一人が署名に協力してほしい」と述べました。

 多くの人が、舞台で演奏される音楽や演芸に足を止め、署名に協力していました。・・・・・・


 
   以前、県庁の幹部から「行革などでまず削減するのは文化と国際交流です」と聞いたことがある。
田んぼでも、いったん耕作放棄地となった田んぼの再生は大変だが、人が紡ぐ文化はなおさらだ。culture には「耕す」という意味があるというが、耕すことをやめない行政が求められていると思いますね。