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東京メトロ 副都心線 開業

2008年06月14日 | 車と車
予てからお伝えしておりました、池袋~新宿~渋谷を最速11分で結ぶ、東京メトロ9本目にして最後の路線となる“副都心線”が本日開通いたしました。
こう見えても趣味の1つとして「鉄道」もちょっとかじっている管理人、早速通勤時にカメラ片手に乗ってみることにしました。



東京メトロの路線図ですが、“副都心線”は左側の南北に伸びるブラウンカラーの位置に開通しました。
こうやってみると中央皇居周辺の都心部は縦横無尽に路線が走っているのに対し、今回開業した副都心と呼ばれる地域においては、都心に向かって走る路線が多く、縦移動ってJR東日本の山手線と埼京線しかなかったんですねぇ。



もともと近所に“有楽町線”が走っており、今回“副都心線が開通したことで両線利用することができます。
構内の案内板にも“有楽町線”と“副都心線”の両線の駅ナンバリングが施されています。



改札口を通り、階段を下ると“有楽町線”のホームにたどり着きます。
土曜日ということで通勤・通学客もまばらですが、何よりも感じるのがホームの陰気臭さです(“副都心線”への連絡通路の明るいことw)。



開業して何十年も経ってますからねぇ~、でも「東京の地下鉄」って感じが漂ってます。
管理人も大学通学時には大変お世話になった路線なので、どこか愛着があるんです。



そんな“有楽町線”のホームを横目に、さらに階段を下ると“副都心線”のホームにたどり着きます。
もともと小竹向原から新線池袋(すでにこの名称は廃止されています)には駅が存在しておらず、“有楽町線”の快速みたいな扱いで運行されていたため、“副都心線”開業に合わせて新しく作られた駅なんです。



さすがに新しくできた駅だけあって、先ほどの“有楽町線”の陰気臭い雰囲気はどこにもなく、明るい照明で開放感を演出しています。
開業したてということで、管理人みたいな人が多いかと思いましたが、意外に空いていました(日中は大いに混雑する可能性がありますねぇ)。



ちょっとホームをうろうろしていると、すぐに電車が滑り込んできました。
“副都心線”用の新型車両10000系です。



各駅にホーム策を整備し、南北線同様ワンマン運転を実施しています。



車内もガラガラです(「鉄道」好きなお父さんと息子のペアが多く見受けられました)。
10000系は天井高を高く設定して、連結部分のドア回りをガラスにすることで開放感と居住性を向上しています。



“副都心線”の新しく開業した駅は、新線池袋改め池袋、雑司ヶ谷、西早稲田、東新宿、新宿三丁目、北参道、明治神宮前、渋谷の8つです(和光市までは既存の“有楽町線”を使用します)。
東新宿には急行列車用の待避線があり、渋谷から平成24年に東急東横線と相互乗り入れを開始する予定です。



中刷り広告も“副都心線”開業の一色でした。
これからどのように人の流れを変え、社会を変えていくのか楽しみです。



池袋~渋谷を各駅停車で約16分で結ぶ“副都心線”は、管理人の新しい通勤の足にもなることでしょう(途中停止信号等で遅れが生じましたが、それでも16分は魅力的ですねぇ)。
奥にはまだ出来上がっていないホームらしきものが見て取れますねぇ(たぶん降車専用ホームにでもなるのでしょうか?)。



すでに西武池袋線東武東上線とも相互乗り入れを行っているので、案内板も行き先の違う列車案内の表示が並びます。
東急東横線とも相互乗り入れをすると、さらに複雑化してしまうのが懸念されます。



渋谷のホームに降り立って一番驚いたのが、写真を見てもらえばわかるとおり、東急東横線開業予定の線路の上にもホームがあるということです。
おいおい島式2面4線の駅になると思いますが、開業するまではサッカーでも出来るんじゃないかと思うぐらい広々として気持ちいいですねぇ。



こちらはホーム最南にあたる、東急東横線の線路が敷かれる予定の間口です。
まだ厚いコンクリートの壁に閉ざされていますが、その裏側では着々と相互乗り入れの準備が行われています。



安藤忠雄氏がデザインをしたという、渋谷駅に浮かぶ「地宙船」の開口部です。
通勤途中ということもあり、ゆっくり見れなかったので、またプライベートで出かけた際に駅構内も見て回ろうと思います。



「地宙船」のデザイン模型です。



“有楽町線”でもおなじみの7000系。
帯の色を“副都心線”仕様に変更してリニューアル。



こちらは西武池袋線の地下鉄線乗入車両6000系。
相互乗り入れを行う“副都心線”では、何種類もの電車が行き交い、どの電車に出会えるかも楽しみの1つですねぇ。



“副都心線”を満喫し、半蔵門線に乗り換えます。
そこでもユニバーサルデザインを意識したサイン表示を見つけました。
ただでさえ何路線もが交差する渋谷駅なので、こういった誰もが平等に共通の情報を得られるような対策は、公共交通機関においては必須ですよねぇ。



半蔵門線東急田園都市線も相互乗り入れをしています。
“副都心線”からの乗り換えもとてもスムーズに行うことができるので、月曜日から本格的にコースチェンジしてみようかなぁ~。
ちなみに池袋駅では、“副都心線”と“丸の内線”での乗り換えもスムーズに行うことができます。



そして、あっというまに半蔵門線と東急田園都市線のホームにたどり着きましたとさ。

ざっと“副都心線”をご紹介してきましたが、各メディアでもかなり取り上げられている注目路線です。
沿線開発や新しいお店が次々とオープンするなど、今まであまり注目されなかった新しい東京の姿を発見できるかもしれません。
皆さんも東京メトロ“副都心線”に乗って出かけてみてください。

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