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成田エクスプレス 新型車両導入

2008年02月06日 | 車と車
1991年から運行を開始した成田エクスプレス“253系(写真下)”を、来年秋以降から“E259系(写真上)”という新型車両に置き換えることになりました。
これまでのどことなく愛くるしいパンダ顔から一変して、新鋭でシャープなデザインに変わります
揺れ防止装置で乗り心地の向上を図ったほか、荷物置き場に鍵を設置するなどして快適性や防犯性をアップさせるそうです(詳しくはこちら)。



成田国際空港へは他にも京成電鉄“特急「スカイライナー」”という空港乗入特急がありますが、他にも関西空港へはJR西日本の“関空特急「はるか」”や南海鉄道“空港特急「ラピート」”、中部国際空港へは名鉄“空港特急「ミュースカイ」”など、空港へのアクセス用の専用特急というものが各社存在します(管理人は成田空港へ行く際は、京成の“快特”に乗りましたけどw)。
一般的には海外旅行用の大きな荷物を置くラゲッジスペースを確保しなければならないために専用車両を設けている例が多いいですが、これから始まろうとしている空の旅をより楽しめるように気分を高めてくれる役割も担っていると思います(空の旅ってやっぱり他の旅とかとは違いますよねぇ)



ただ空港乗入特急を作るのはいいんですが、山手線から通り過ぎる“成田エクスプレス”を見てもいつもガラガラなんですよねぇ~(多集客時期だと混雑しているのかなぁ)。
日本の空港線って、「主要駅⇔空港」が一般的ですが、海外では「主要駅⇔空港⇔主要駅(“ケルン・ボン空港”の事例)」というように、あくまでも空港経由で主要駅と主要駅を結ぶ路線として空港線が成り立っています(その方が利用客の流動、利用客の増加が期待出ますからねぇ!)。
どうしても日本のような空港乗入特急にすると、利便性が限られてしまうように思います(その代り総武本線や成田線、横須賀線などの路線に乗り入れして幅広く主要駅をカバーしています)

せっかく空港乗入特急で旅の気分を高めるのなら、車両やサービスを充実させる以外にも、地域における公共交通機関としての鉄道の存在意義ももう少し図って欲しいと思います(あくまでも“A列車で行こう”とかのゲームを通じて感じたことですので…あしからず)。

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