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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

入所施設のこと

2024年09月02日 21時31分52秒 | みゆみゆとの生活
入所施設、国は定員を減らしていく方向です。
厚生労働省は、障害者入所施設の新設や定員増を伴う増・改築に対して、2004年度からは原則として国の補助を出さない、という方針を決めました。
ね、これが20年前の話。
ただし、最近調べて見つけたんたけど、「グループホームでの対応が困難な人などを対象とする」など真に必要が認められる場合は定員増の整備も認められるらしい。

40歳以上の知的障害者は、20年前から比べると5倍に増えている。
親は年を取る。
グループホームは新しくこの業界に参入した企業による経営も多く、専門性が追い付かない。そして常に人手不足。

知的障害者のうち、ほんとに住む場所が見つからなくて困るのは、自閉症の強度行動障害の人たちです。
この人たちが安心して暮らせる施設を、各福祉圏域に一つずつ作ってほしい。
今は選べるような状況ではなく、県外を含めて探すのもあたり前、な現実があります。
そうちゃんがいる施設はうちの圏域ではない人里離れたところ。でも県内なだけでもありがたい。
ここは、入所施設としては比較的新しい建物で、様々な工夫がされています。
余計な貼り紙がない、窓を開ける鍵が窓枠に埋め込んである、音が響かない、廊下が広め、個室の窓はガラスではなくアクリル。蹴っても割れない。

ただ、いくら設備的に安心できても、暮らし始めてみないと、そうちゃんに合ってるかはわからないんだけどね。
でも、もし合ってなかったとしても他に行くところはない。
だから、少しでも合うようにしていくしかない。

相談員さんが明日そちら方面へのお仕事ついでに、そうちゃんを見に行ってくれるらしい。
そして近々会議をしてくれるって。
うれしいな。
家にいた時や学校での生活をお伝えして、本人や周りが楽に過ごせる方法を探してもらえるよう、お願いできる機会となりますように。

ああ、心配は身を削る。
そうちゃんが病院に入院してた時と施設に入ってから、私の生活は変わらないのに。
ここ数日は身体が重くて頭がどんよりする~。

たまにはご飯載せとこ。

はい、ブログに載せるまでもない晩ごはんシリーズ。
炊き込みご飯、お吸い物、天ぷら。
鮭に大葉を巻いてレンコン2枚で挟み、衣つけて揚げてみた。
それと舞茸の天ぷら。
秋らしいでしょ。
映えないけどね。