木曜日、「限界です」と書いたのは私。
でもそれは、私だけじゃなくて、そうちゃんも、だったみたい。
金曜日の朝、そうちゃんは9時過ぎまで寝ました。
これは、とても珍しいことです。
どうやら疲れが一気に出たようで。
起きてからも、体がクタクタ。
MRIを録りに病院へ向かう途中も、車の中でウトウトするくらいでした。
これも、非常に珍しい。
そうちゃんが車で寝るなんて。
病院は、車で片道1時間。
遠い…。
MRIは、検査時に大きな音がします。
それに、30分ほどじっと動かずに寝ていなければなりません。
起きているそうちゃんにはとても無理。
というわけで、専門の子ども病院で「日帰り入院」の手続きを取り、点滴で麻酔をかけて録ることになったのです。
てんかんの確定診断のために、必要な検査ですから、仕方ありません。
はじめに、そうちゃんに予定を伝える。(携帯で打ったものを見せる。)
1ちゅうしゃ、チックンする
2ねる けんさする
3ジュースのむ
4くるまで、おうちかえる
5スーパーでおかいもの
6ばんごはん
7おふろ
8ねる
最後の3つ(ばんごはん、おふろ、ねる)は、いつも同じ。
1から順番に、指差しながら復唱する。
この作業が、そうちゃんには安心の元。
まずは病棟に行き、血管確保をしました。(翼状針という、チューブの付いた針をつける。)
看護師さん、あまり大きな多動ちゃんを補助した経験がないのか、
「何人かで体を押さえた方がいいですかねー?」「タオルでくるみますか?」
とか、悠長なことを言いながら、どうみても小さいタオルを持ってきた。
これはどうやらそうちゃんを甘く見ているぞ、と思ったので、
「私がベッドに上がって押さえてもいいですか?」と志願。
「もうちょっと大きなタオルを。」とお願いして、そうちゃんをなだめながらそれでくるみ、
ベッドにひょいと上がり、そうちゃんの膝の上に乗りました。
余談だけど、ベッドの高さが1メートルくらいあったので、ちょっと怖かったです。
でもそんなことは言ってられない。
一番動くのが膝だから、ここをしっかり押さえなきゃ。
そして、両手はそうちゃんの肩に。しっかりと。
そうちゃんにとっても、初めて会った人に押さえ付けられるよりはかーちゃんの方がいいだろう。きっと。
「やだだよー!」「たすけてくれーい!」
と元気に叫ぶ割には、体の抵抗はそうでもなくて。
ちゃーんと首を伸ばして針が刺さるところも見学しながら、無事に血管確保ができました。
やれやれ。
その後は歩いて移動。
MRI室には、私は入らず、入り口でバイバイしました。
中からなかなかの叫び声が響いていましたが、じきに静かになり、首尾よく検査ができたようです。
出てきた看護師さんが、「おんぶー、と言ったので少しおんぶしました。」と言われていました。
おんぶしてもらいながら、麻酔が効いて寝ていったのかな。
看護師さん、ありがとう。
MRIを録っている間の30分くらい、私は外で手持ち無沙汰で。
少しでも寝ようと思ったけど、寒くてそれどころではなかった。
暗い廊下で所在なく待っているうちに、なんとはなしに不安な気持ちになりました。
検査とはいえ、点滴を使っての麻酔。
そうちゃんの身に何かあったらどうしよう…
寒くて、暗くて、眠くて、疲れていて、お腹が空いていて、一人だったから。
ありえないような悪い想像をしてしまって、ブルーな気分になりました。
だから、そうちゃんが検査室からストレッチャーに乗って出てきたとき、嬉しかったよ。
まだ麻酔が効いているのに、目を開けて私を確認して、動くベッドの上でゴソゴソし始めるそうちゃんを、本当にかわいいと思った。
がんばったね、そうちゃん。えらい、えらい。
無事に検査は終わりました。
結果は、4月の始めに、また聞きに行きます。
病院からの帰りの車では、そうちゃんは一日分のウトウトを取り戻すかのようにハイテンションになり、かなり大変でした。
とにかくずっと私に話し掛けてくる。
そして、運転中の私の肩を触ったり襟首を引っ張ってきたり、髪をつかんだり。
途中、疲れもあり、もうろうとしてきて危険だった。
長い長い、一日。
そうちゃんとかーちゃん。必死で乗り越えたよ。
そして今日、土曜日。
元気になったそうちゃんは、ショートステイに行きました。
大好きな職員さんや、お友達がいるから、
ショート先の施設への階段を駆け足で上って。
いってらっしゃい。
1週間のショート。
一旦リセットしよう。
私も。そうちゃんも。
そうちゃんがいない夜は、妙に長くて寂しいけど。
金曜日に迎えに行くまで、しっかり母さんは休もうと思う。
おやすみ。
そうちゃんは、お友達のお布団に潜り込んでるかな?
仲良くするんだよー。
でもそれは、私だけじゃなくて、そうちゃんも、だったみたい。
金曜日の朝、そうちゃんは9時過ぎまで寝ました。
これは、とても珍しいことです。
どうやら疲れが一気に出たようで。
起きてからも、体がクタクタ。
MRIを録りに病院へ向かう途中も、車の中でウトウトするくらいでした。
これも、非常に珍しい。
そうちゃんが車で寝るなんて。
病院は、車で片道1時間。
遠い…。
MRIは、検査時に大きな音がします。
それに、30分ほどじっと動かずに寝ていなければなりません。
起きているそうちゃんにはとても無理。
というわけで、専門の子ども病院で「日帰り入院」の手続きを取り、点滴で麻酔をかけて録ることになったのです。
てんかんの確定診断のために、必要な検査ですから、仕方ありません。
はじめに、そうちゃんに予定を伝える。(携帯で打ったものを見せる。)
1ちゅうしゃ、チックンする
2ねる けんさする
3ジュースのむ
4くるまで、おうちかえる
5スーパーでおかいもの
6ばんごはん
7おふろ
8ねる
最後の3つ(ばんごはん、おふろ、ねる)は、いつも同じ。
1から順番に、指差しながら復唱する。
この作業が、そうちゃんには安心の元。
まずは病棟に行き、血管確保をしました。(翼状針という、チューブの付いた針をつける。)
看護師さん、あまり大きな多動ちゃんを補助した経験がないのか、
「何人かで体を押さえた方がいいですかねー?」「タオルでくるみますか?」
とか、悠長なことを言いながら、どうみても小さいタオルを持ってきた。
これはどうやらそうちゃんを甘く見ているぞ、と思ったので、
「私がベッドに上がって押さえてもいいですか?」と志願。
「もうちょっと大きなタオルを。」とお願いして、そうちゃんをなだめながらそれでくるみ、
ベッドにひょいと上がり、そうちゃんの膝の上に乗りました。
余談だけど、ベッドの高さが1メートルくらいあったので、ちょっと怖かったです。
でもそんなことは言ってられない。
一番動くのが膝だから、ここをしっかり押さえなきゃ。
そして、両手はそうちゃんの肩に。しっかりと。
そうちゃんにとっても、初めて会った人に押さえ付けられるよりはかーちゃんの方がいいだろう。きっと。
「やだだよー!」「たすけてくれーい!」
と元気に叫ぶ割には、体の抵抗はそうでもなくて。
ちゃーんと首を伸ばして針が刺さるところも見学しながら、無事に血管確保ができました。
やれやれ。
その後は歩いて移動。
MRI室には、私は入らず、入り口でバイバイしました。
中からなかなかの叫び声が響いていましたが、じきに静かになり、首尾よく検査ができたようです。
出てきた看護師さんが、「おんぶー、と言ったので少しおんぶしました。」と言われていました。
おんぶしてもらいながら、麻酔が効いて寝ていったのかな。
看護師さん、ありがとう。
MRIを録っている間の30分くらい、私は外で手持ち無沙汰で。
少しでも寝ようと思ったけど、寒くてそれどころではなかった。
暗い廊下で所在なく待っているうちに、なんとはなしに不安な気持ちになりました。
検査とはいえ、点滴を使っての麻酔。
そうちゃんの身に何かあったらどうしよう…
寒くて、暗くて、眠くて、疲れていて、お腹が空いていて、一人だったから。
ありえないような悪い想像をしてしまって、ブルーな気分になりました。
だから、そうちゃんが検査室からストレッチャーに乗って出てきたとき、嬉しかったよ。
まだ麻酔が効いているのに、目を開けて私を確認して、動くベッドの上でゴソゴソし始めるそうちゃんを、本当にかわいいと思った。
がんばったね、そうちゃん。えらい、えらい。
無事に検査は終わりました。
結果は、4月の始めに、また聞きに行きます。
病院からの帰りの車では、そうちゃんは一日分のウトウトを取り戻すかのようにハイテンションになり、かなり大変でした。
とにかくずっと私に話し掛けてくる。
そして、運転中の私の肩を触ったり襟首を引っ張ってきたり、髪をつかんだり。
途中、疲れもあり、もうろうとしてきて危険だった。
長い長い、一日。
そうちゃんとかーちゃん。必死で乗り越えたよ。
そして今日、土曜日。
元気になったそうちゃんは、ショートステイに行きました。
大好きな職員さんや、お友達がいるから、
ショート先の施設への階段を駆け足で上って。
いってらっしゃい。
1週間のショート。
一旦リセットしよう。
私も。そうちゃんも。
そうちゃんがいない夜は、妙に長くて寂しいけど。
金曜日に迎えに行くまで、しっかり母さんは休もうと思う。
おやすみ。
そうちゃんは、お友達のお布団に潜り込んでるかな?
仲良くするんだよー。