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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

養豚場?

2014年02月02日 23時25分53秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは、いつものとおり「バイバイ」と言って、病院に戻って行きました。
みゆみゆはみゆみゆで、「楽しかったよー」とスキーから帰ってきました。

今日の晩御飯は、またそうちゃんのいない晩御飯で。
なんとなく、お肉をしっかり食べたい気分になり。
スーパーで、100g97円で売っていた、豚バラかたまりを買ってきました。
寂しさを胃袋で紛らわせようとしてる?私。

角煮にしようと思ったのだけど、時間をかけて煮込む気力がなく。
7ミリ幅くらいに切って、塩・胡椒して焼くことに。
最後は定番の「焼き肉のタレ」で味付け。
バターで焼いたじゃがいもを付け合わせ、あとは枝豆・ほうれん草の胡麻和え・昨日の鍋の残りで作った味噌煮込みうどんに、ちょっとだけ余ってた刺身と明太子とごはん。
こうやって書くと豪勢に思えますが、ありあわせの、時短料理です。

このシンプルな「豚バラ焼き」にはまったのが、夫とみゆみゆ。
「もうこれから、豚のかたまりを買ってきても角煮にはせずこうやって焼いてくれ。」と言われました。

ゆっくり焼いて脂を落としたとはいえ、かなり脂っこいのですが、これがこんなにおいしく感じるということは二人とも疲れていたのでしょう。

しかし、苦渋の表情で夫が言うには。

「これは最強の取り合わせだ。
肉を食べると白いごはんを食べたくなる。
ごはんを食べると肉が欲しくなる。
しかも酒も飲みたくなる。
地獄のトライアングルだ。
やめられない…。
来週人間ドックだというのに!!」

はい、ごめんごめん。次回からヘルシーな角煮にしますから。

「ダメだ!角煮はまかりならん。
焼いてくれ…。」
どないやねん。

明日の朝に残しとけば?
というのも聞かず、あっという間におかずが全てなくなりました。
食後、夫が洗い物をしてくれている間に、私はピアノのCDを聴きながら、休憩。

すると夫が呆れながら言った。

「ここは養豚場か?
あれだけ食べさせて、ユンディのピアノ聴かせるなんて。」

ああ、牛にモーツァルト聴かせると肉が柔らかくなるとか、あったね、確か。
特にあなたを太らせたいわけではないけれど。
おいしかったのなら、また作るよ。
ただし100g100円を切る時にね。

外泊

2014年02月02日 11時39分35秒 | みゆみゆとの生活
昨日・今日と、月に一度の外泊の日。
とっても嬉しそうなそうちゃんです。

昨日迎えに行ったら、ドクターからのお話がありました。
服薬調整の説明、そうちゃんの状態の説明を、わかりやすく丁寧にしてくださいました。
今後の治療の進め方、退院に向けた見通しも、少しお話があったので、「実は…」と教育委員会からの話を伝えました。

ドクターによると、年度を挟むこの時期は、学籍がからんでこういう話がよくあるそうです。
「お父さんお母さんが直接それぞれとやりとりするのは大変でしょう」と言われ、
「病院のケースワーカーが間に入って調整しますよ。」と言ってくださいました。
ああ、やっとコーディネーターが出てくるのね。
ほんとにありがたいです。

私は元々が医療畑なので、ドクターとは話がトントン進み、いろんなことがストンと納得できて、すごく嬉しかったです。
夫には、多少専門用語が多くわかりにくい部分もあったみたいですが…。

そして、そうちゃんを車に乗せて病院を後にし、1ヶ月ぶりの帰宅。
前回よりは、かなり落ち着いています。
夕食前にお腹が空きすぎて「ご飯食べたい!」パニックになり、小さい机を投げましたが、それ以外はすこぶる順調。
買い物行っても、ちゃーんとカートを押しながらついてきてくれて、品物を袋に詰めるのも手伝ってくれました。

そして今日は、雨の日のテッパン、「電気の科学館」に行きました。
ビデオのメニューを見て指差し、「イソップワールド」シリーズの「アリとキリギリス」を選びました。
こういうとき、ほんとは字が普通に読めるんじゃないかと錯覚します。
まとまりの形で覚えてるだけなんだけどね。

さぁ、あとはお昼ご飯を食べて、また病院までドライブだ。
あっという間だなー、一泊二日って。
いつもの、一抹の寂しさを抱きながら、長い道のりを送って行こうと思います。

ちなみにみゆみゆは今日、早朝に家を出て、スイミングスクールの「日帰りスキー」に出掛けました。
雨天決行、とは書いてあったけど、ほんとに結構な雨です。
初めてのスキー、どうしてるかな。
泣きべそかいてないといいけど…。
みゆみゆのことも心配な、母なのでした。