酔っ払いの目に映る月。
明るさも程々。
こりゃ簡単に撮れるかなと、いざカメラを構えるとユラユラとして体が定まらず。
吊り橋の欄干にガッチリと体を寄せてパチリ。そしてまたパチリ。
フゥーッ。
その間、息を止めて構え続けますからね、撮れたら大きく息を吐く。
レンズの中に月を収めたいと思いパチリ、そしてまたパチリ。
ズームしたレンズは、ちょっとのズレでどこかに月を見失います。
肉眼では見えているのに、カメラの中には来てくれないんだもの。
酔っ払いは剥れます。
そうなるとズームしたままじゃ戻らないんだな。
少し広角に戻してまたズーム。
暗いところで、ひとりブツブツ月に向かって話している太っちょオヤジ。
本人は至って真面目なんだけど…。
ある意味危ない老人に見えているかもなぁ。
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