何度も乗りませんけど

何度も乗ったようなフリをして書き綴る。



いかんね。
もう１週間しか無いんだから。
どこかで休みをもらって乗りましょう。



汽車通生として３年も乗り込んだのに。
遥か昔の記憶で留まらせてしまうにはどうも…、無くなるからなんだろうなぁ。
心の中で焦る気持ち。
自分ではどうしようもありませんけど。



遠路から訪ねてくださる皆さんの気持ち。
だけど普段の足として使わない地元民。
今朝の道新に乗車実態をデータ化して見えるようにせよ、って記事がありました。
そうなんですよね。

乗らないから切り捨てる。
でも乗って欲しいからって提案なんて皆無なんだから。
前にも書いたね。
乗らせてやってる意識。
乗客第一じゃないの…。

残念だけど。
それが北海道的な感覚。



だから忘れ去られようとする時だけスポットを浴びるの。
鉄道ファンとマスコミの皆さんに。

鉄道網の整備は国の力で。
道路網だって主要なところは国のハズだけどなぁ。



ひと通り撮影を済ませ職場に戻ります。
すると「間もなく発車の時刻です…。」とメガホン越しの警備員の声。
あら、間に合うかも。



滅多に踏み入れることの無い場所へ向かいます。
ちょっと高いところにあるお気に入りのところ。
道路のようだけど人さまの土地。
短い区間ではありますが走り去る列車を追うことが出来るんです。



急いで行ったので、息が切れまくり。
そんな態勢のまま何枚か撮ってみます。
だけど…、何になるのかな。

撮っている自分に問いかけます。
何をしているんだろう、ってね。

間も無くやって来る廃線の日。
でもそれまでのことを記憶に留めておく余裕などありません。
瞬時に忘れることは無いんだから、日々走る列車を追うのはそろそろ終わりです。



これからの増毛をどうするのか。
ワタクシたちの任務はそこへ向かって動き出しましょう。



何かを照らさないと埋もれてしまいようだもの。