生まれ変わること

一昨日、栗山町に行って来ました。
１７日の木曜日だね。
廃校舎の活用を考えるセミナーです。

道内各地、いや本州からも参加されている方がいたりして…。

結構濃い内容のセミナーでした。



廃校舎をどう活用していくか。

ストレートにそんな疑問を解消してくれるセミナーなのかと思ってたんですけどね。
ちょっと違いました。
その校舎を取り囲む環境で繰り広げられるさまざまな活動。

自然を保護することであったり、子どもたちの教育プログラムであったり、地域の人との交流、絵や彫刻などの芸術活動を発表されたところもありました。

やっぱり人なんだなー。
今さらですが、そこを避けてちゃ何も始まらないんだわ。

参加してみて、改めて思い知らされました。

今の自分に何が出来ているのか。
そこんところが弱かった。
全然組み立てられてないもの。
ただ漠然と、こうならないかなぁーくらいの気持ち。
凹みっぱなしだけどさ。
ここでへこたれているワケにもいきません。



会場となったのは、栗山町にある旧雨煙別小学校。
うえんべつって読むの。
旧増毛小学校と同じ昭和１１年の建築だそうです。

美しく塗装されているのは、マチの人たちによるボランティアのおかげ。
改修には栗山町の大工さん５０人ほどが協力してくれたのだとか。
もちろん、コカコーラ財団の大きな支援もありました。



宿泊事業も行われているので消防法とかいろいろな規制への対応もされているようです。
随所に見られる吹き抜けは、延べ床面積を少なくする工夫でもあるって説明がありました。
なるほど…。
だけど、この校舎と増毛のを直接比較するのは難しいです。
規模が違うもね。
増毛は３倍くらい大きいもの。
全部残すのはムリなのかなぁ。



あ、ほらほら。

残すことが目的の全てじゃなくて「何のために」っていうその前段の意義を見つけなきゃ。



増毛に住む人たちと繋がること。

いろんな人と顔見知りにはなったけど、何かに向かって話を深めたことって少なかったからなぁ。

生まれ変わったつもりでもう一度チャレンジしてみますか。
そう言いながら何度も生まれ変わっているような気もするけど…。