選挙の大きな見出しが載ったのは月曜のこと。
公示を翌日にして、政治改革が最大の争点なのだとの見出しだけど。
そもそも関係する政治家集団に改革が出来るものなんだろうか。
金、かね、カネ…。
いかにして領収書を出さずにカネを使えるようにするか。
そんなことに知恵を使い続ける方々だもの。
政治にカネが掛かるのなら、ちゃんと記録して報告なさいませ。
誰に何を隠さねばならないのか。
選挙に関心があるが8割、政策重視は4割。
そこまではいいの。
みんな真剣に何がどう違うのかを知りたがっているんだから。
でもね、ここら辺から報じる側の姿勢が気になります。
誰が優勢とか…、優劣を報じ合うでしょ。
投票の速報も同じ。
結果は遅かれ早かれ出るものだけど、そこばかりにエネルギーを使うことが果たして正解なのかと思っちゃう。
どれだけの労力を駆使して出しているのか、ただ結果を伝えるだけなのに。
開票直後に当確なんて出されちゃ開票作業に力など入るハズも無く。
急いで結果を報じたからと言って、政治がスピーディに、そして民意を反映して変わることも無く。
その報じ方が、有権者に対して諦めに近い空気を送り込んでいるようにも感じるワタクシは、考え過ぎでしょうか。
何をしてもダメなのさってね。
安全保障はどうするの。
電力供給は原発に戻ってしまうのですか。
大きな災害を経験したこの国は、いったい何を学んだと言うのでしょう。
とにかく今が大事。
それ以外に考える余地は無さそうですな。
今を助けなきゃ誰も納得しないのさ。
先のこととか構っちゃいられない。
だから誰がなっても同じってことか。
期待させない政策。
それもまた長期政権の特徴なのかも。