マゴ君に連れて行ってもらった千歳の航空祭。
戦闘機や政府専用機の飛行を眺め、地上に並ぶ飛行機たちの撮影会が続きます。
間違い無く変わった形。
背中に大きな円盤を備えたのは早期警戒機のE2D。
早期警戒機とは、搭載する強力な大型レーダーで空中を監視しながら、味方の航空機や艦艇に敵の位置や数などを知らせるもの。
戦いを有利に進めるための航空機ってことになりますか。
導入されたのは最近のこと。
もちろん外国製。
プロペラが8枚だし尾翼も個性的。
普通は3枚か4枚のことが多いプロペラだけど、これは8枚だもね。
どうしてなのか調べていると、エンジンとプロペラの関係に辿り着くの。
エンジン馬力が増しているのに、羽根の枚数や面積が少なかったりすると、増えた馬力を有効に生かすことが出来ないのだとか。
では、羽根の幅を拡げればいいのか。
そうすると羽根が重くなる。
結果、ハブ部分の構造負荷が厳しくなる。
そもそも、飛行機に重いのはダメ。
こちらはジェット。
航空保安無線施設の機能点検が任務の飛行点検機U680A。
シュッとしたデザインですね。
速いのかな。
奥に駐めてあるのは、救難ヘリコプターUH60J
迷彩色に塗装されたのは電子戦訓練機のEC1。
重そうです。
どんなうなり音を上げて飛び立つのでしょうか。
動いているところも見てみたい。
エンジンカバーが開いています。
何の知識も無いままだと、ただゴチャゴチャとしている筒にしか見えませんがね。
整備を怠らず、安全に任務を果たされますように。
そう願いながらカメラオヤジも前進します。