緊急事態宣言が7日に発令されたことを遅いと批評する元鳥取県知事の片山さん。
日々走り回っているであろうアベ君の差配にピント外れだと。
アベ君のこだわりが、緊急事態宣言とセットで打ち出す経済対策。
108兆円の規模を史上最大、世界的にも最大級と誇ってみたものの、かつて無い規模だと胸を張ることに何の意味があるのかと。
規模の大きさでウイルスを封じこめるのならまだしも。今やることはウイルス対策とセーフティネットづくりだと。
どこに向かって話しているのかが見えんのです。
布マスクを思いついたのはなぜか。
片山さんが注目するのは、アベ君が「3月は月6億枚以上、供給を確保します。」と宣言した2月29日の記者会見だと。
おそらく6億枚を確保出来なかったのでしょう。なので世帯に2枚配っておけば納得してくれると考えたのかも知れないと推察する。形はどうあれ確かに言った枚数が出回ればいいんだから。
アベ政権の本質とは、これまでもいい加減な説明を重ねて来たこと。
五輪招致の際に、東京電力福島第一原発の汚染水はアンダーコントロールだと言ってみせたり、森本・加計学園問題を巡る不可解な釈明だったり。
たいした興味も無い政治の世界は、お任せするのがワタクシども庶民だったでしょ。だから国会での論争もすぐに忘れて行く。
だけどね、マスクは手元に届いちゃうからなぁ。
どんなものが来るのさって、興味津々です。今日のニュースでは妊婦用に送られたものが、汚れていたり髪の毛が入っていたり…。信用度がドンドンと落ちています。国が責任を持って進めている事業なのに。
表現がまた上手い。
いい加減なことをキッパリ言うという手法。確かにそうですな。舌足らずだけど歯切れは悪くない。
みんな案外ちゃんと見ているのですね。驚きです。
で、これからも応援するのですか。そこが知りたいです。