ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

丸一の倉庫

2011-08-03 19:00:00 | たてもの
増毛の駅前に新しい倉庫が登場しました。
と言っても全く新しく出来上がった訳じゃありません。
昭和20年代のものをリメイクしたんです。

しばらく農協の倉庫として使われていたのですが、造ったのは丸一本間なのだとか。
なので、今回は國稀酒造が買い戻し美しく生まれ変わらせた、ということになるんでしょうかね。

素晴らしい。



奥行きもあって、とても大きな倉庫。
全面の石壁は美しいの一言ですね。



重厚な雰囲気がいっぱい。
いったい、これを何に使うのか…。
今のところ古いニシン船が展示されているだけ。
内部もゆったりとした空間が広がっています。



改修工事を終えたばかり。
大きな扉もピカピカ。

だけどレトロな雰囲気はちゃんと残されています。
こんな素敵な施設を得た増毛の駅前。
さて、どんな展開になるのでしょうかね。



とりあえず今はニシン船の展示だけ…。



古くてボロボロな状態だったのですけど。
改修には多額の費用がかかっています。
國稀酒造が取り組むマチ興し。

ワタクシたちは、そんな魅力を活かしながらともに生きていく道を探さなくてはなりません。



ちょっと崩れかけていた建物もきれいになっていました。
普段あまり目に見えないところも、きちんと整備されていたんですね。
ありがたい。

そんな街並み。
これからも一生懸命歩きますよ。
建物の魅力は、見て触って感じないとその良さがわかりませんからね。
まあ触るのは、ほどほどにしておきますがね。



「鰊船」
今まで収容されていた倉庫より何倍も大きな建物に移された鰊船。
小さいところには小さいところなりの魅力がありましたけどね。

ここでは上からも見ることができるよう階段も付けられています。



増毛の魅力を伝える建物たち。
まだまだ磨けばいろいろ出てきそうですね。

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味噌シオ醤油から

2011-08-03 12:50:00 | 飲み食べ
ワタクシもそうですけどね。
浜の人たちって煮たり焼いたり、あるいは生のままで…。

普段の食べ方は至ってシンプルなものなんです。

なので醤油。
または塩。
ときたま味噌。

それくらいの調味料があれば。
あ、あとは砂糖も少々。

焼き魚がこんな風に出てくることなんて無いよね。
だいたい焼き魚には醤油ダレだもの…。



そんな凝り固まった頭の中をオーベルジュは柔らかくしてくれるんです。
これは黒鯛のポアレ。

ねっ。
まず、ポアレって何だ?
そうそう、そこから始まらなくっちゃ。
見た目そのものに対しての興味、そして聞いたことのないメニューの名前を知らないと…。



「蒸し焼き」だったべか。
いや、違うな。
フライパンに多めの油をひいて焼くのだそう。
表面がカリッとするんだね。

焼いたり炒めたりするだけならソテーなんだ。

ちょっと勉強しましたよ。

ん、ホントだ。
カリッとしています。



さて、こちらは三角のとんがったフタを取ったタジン鍋。
小平産の豚肉を使ってましたけど、ジューシーです。
蒸し焼きなので、野菜から出る水分が程よい状態になるんですね。
これも美味い。



固形燃料でじっくり温めていくのですがね。
野菜がしんなりして、いいんだわ。
お肉、もちろん美味いですっ。



もうそろそろ〆に近いかな。
パスタの登場でした。
「甘えびと海苔のタリアテッレ」

出ましたよ。
またまたわからない単語が…。

「タリアテッレ」とは。
平べったい帯状の手打ちパスタのこと。
そう書いてありましたけど。
また一つ勉強になりました。



甘えびの身は、しっかりしていましたね。
一度干しているのかなぁ。
噛むと味がジュワと染み出てきて。
それと海苔の風味がいいですわ。

海のパスタですね。



そう言えば、このパスタ。
留萌産小麦を使っているような説明を受けた気がしたんだけど…。
酔ってたからハッキリ覚えてないんだなぁ。



モチモチ感たっぷり。
んまいわぁ。
お箸で食べるってのがまたいいです。
もうお腹がいっぱい。

ビールが入る余地。
厳しくなっておりますっ。
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誘導される

2011-08-03 08:30:00 | 飲み食べ
果樹園が密集する暑寒沢地区。

終盤とはいえ今どきはサクランボ一色です。
真っ赤なかわいらしい実が、微笑みかけてくれるんですよね。
数ある果樹園の中、自分のお気に入りの一軒を見つけるのもまた楽しいものです。

生産者の中にはジャムづくりを始めたところも多く、今では園オリジナルのものもたくさん見かけるようになりましたね。

ほかにもジュースやハチミツにドライフルーツ…。

そしてこれ。
やっぱり夏はソフトクリームでしょう。
この看板は園の入り口付近に置かれたものなのですけどね。

今年から国道沿いにも出されています。
しゃっこいの、しゃっこいの…。

ついつい…。
つられちゃうんですよねぇ。



で、訪ねたのはパプヤの里“冨野果樹園”。
果樹園の中では、結構奥の方。
でも車だったら国道から2~3分も走れば着いちゃいます。
意外と近いんだわ。



こんな感じ。
甘さ控えめです。
そしてサクランボジャムのトッピングをしれくれるの。
これ嬉しいです。

バニラとバニラ&チョコの2種類。



ジャムとアイスって合いますね。
バッチリ。
オススメです。



倉庫の中ではサクランボの詰め作業が行われていましたよ。
もう終盤ですね。
暑いけど頑張ってください。

大粒のいいやつがたくさん。
これはサミットかな。



そして南陽…、だよね。



冨野さんのおかあさん。
器用な方ですからね。

食べるものから飾りものまで。
いろいろなものを作っています。



で、これはピーマンの佃煮なのだとか。
味噌とピーマンです。
これもまたいい味。
熱いご飯にピッタリですね。
さっそくいただいておりますよっ。
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