Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

葛藤の渦

2012-10-19 03:07:55 | Weblog
 我ながらやばいと思うほどに、オレは感情の浮き沈みが激しすぎるところがある。最近は幾分安定していたのだけど、ここにきてよろしくない兆候が出ているのを感じる。

 眠れぬ夜、ふと「オレの人生って何なんだろう」と考える。長引く不況で就職が容易ではないのは事実でも、少なくとも9割以上の非学生は真っ当に働いているわけだろう。すると自分は社会のヒエラルキーの下位10%に属しているってことだ。人間としての偏差値は30台か、あるいはもっと低いくらいかも分からない。もはや生きる価値があるかどうかも怪しい。

 この3年間、頭の片隅から就職の問題が消えたことは1秒たりともない。去年ホークスが日本一になった時も「オレの人生には関係ないよね」という虚しさを覚えたし、今春に祖母を亡くした時も真っ先に脳裏をよぎったのは「葬式の席で親戚に色々聞かれたら嫌だな」ってことだった。本当に最低の人間だと思う。なんでオレはこんな寂しい人間になっちゃったんだ。心底嫌になる。

 今までは30歳をひとつの区切りとして考えていたけど、色んな意味で前倒しが必要かも知れない。どんなに前を向こうと思っても自分の中の劣等感だけは拭い去れなくて、今にも背中の十字架に押し潰されてしまいそうで、こんな状態で生きてる意味はあるのかな。今のままの生活を続けたって生き恥を晒してるようなものだろ。ちっとも楽しくねぇよ、こんな人生。

 本音を言うなら、そっと消えてしまいたい。弱くて惨めな自分から解放されるなら、死ぬことなんて何でもないんじゃないのか。というか、オレはもう死んだも同然なんだからさ。酩酊状態の時に「今なら死ぬのが怖くないな」と思う瞬間があって、次にそれが来たらどうなっちゃうか、自分でも分からない。そりゃ死なないに越したことはないけど、ただ生きてたって仕方ないんだから。

 こういうことを書いても誰も得しないのは分かってるんだけど、正直もう限界なんだわ。怒りの矛先にはいつも自分自身がいて、こいつが憎くて、殺さずには気が済まなくて、でも殺せなくて、そんな葛藤と常に戦ってきた。この不毛な人生が今後も続くのかと思えば気が狂いそうで、でも気違いになることさえも叶わぬ僕がここにいて、また新たな葛藤の渦に巻き込まれてしまうのです。


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