Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

感謝

2011-12-30 22:09:29 | Weblog
 2011年は本当に激動の1年で、無事に年を越せることへの感謝をこれほど強く感じるのも初めてかも知れない。

 昨日、大掃除をしていたら1冊のファイルが見つかった。うちの母は変わった人で、オレの幼稚園から中学までの通信簿や文集等をまとめておいてくれたらしいんだけど、中をざっと見ているとなぜか泣きそうになってしまった。何なんだろうね、遠き日に思いを馳せたとき、無条件に目頭が熱くなるあの感じって。

 幼稚園時代のオレの「しょうらいのゆめ」は、あろうことか「えほんをかくひと」。オレは絵が下手だしさ、夢どころか今は何もしてないしさ、君の望んだような人間ではなくて本当に申し訳なくてさ。とにかく色んな感情が一気にこみ上げてきてしまった。

 でもさ、生きてるじゃん。偶然かも分かんないけど、どうにか生きてるんでさ、生きてるから死ぬのが怖いわけでしょ。痛みも悲しみも感じるわけじゃん。そういうことへの感謝の念を強く持って、来年こそは未来という名のキャンパスに壮大な絵を描けたらいいなと、今は思っております。