ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

流れゆく時間、猫の摘便

2020-05-11 23:29:19 | 猫病気

夜間ポツポツ雨音がしたが、快晴の夏日になった。27-20℃

携帯の地震を知らせるハザードがけたたましい朝だったが、結局、何事も無く幸いです。

パソコンには、馬鹿な私の冗談に応えるべく師匠の返メールが入っている。うん、とても良い先生に恵まれたと思う。

 

※今日は猫のトイレについての話ありなので、汚い話です、苦手な人はスルーしてくださいm(_ _"m)

 

老猫は食欲は衰えない、そして起きれば良く鳴く、以前のように食べさせたら熟睡してくれるわけでもない。トイレに誘導したり、私にはこれ以上の対処は解らない。

ただ、床に伸びていれば、流石にヒーターのスイッチは切る。今日は各地で猛暑日が記録されている。

輸液も100㏄ほど入れる。

大人しく寝てくれたので、自分の通院の準備をする、薬が切れたのだ。

玄関のカギを閉めようとした時に、老猫が動き出したので、トイレに誘導する。

もう、よれよれで、外に失禁もあるので、ペットシーツは入り口にも敷く。一歩前へ、それが、最後に近くなると出来ないのだ。

さらに、次には階段を作る場合もある。輸液もしているし、排尿は確認、

排便は駄目、力んでいるのが解るが…。歴代の猫の最期のように、「これは便が出ないで鳴いているんだな」と、理解出来た。

長毛なのでお尻の毛にくっついたり、外でしてしまっていたが、長毛だからでなく、力んで、力んで、そこでようやく生み落としたのだと理解、そして、もう産み落とす力が無いのも理解した。

出掛ける支度をして、手袋も嵌めていたが、手袋を脱いだ。

私は人の摘便も特技ですがw、猫の場合、リドカイン軟膏や、グリセリン浣腸はイラナイ、また奥までほじくらない、鳥の卵詰まりの対処にも似ていますが、

猫は嫌がるが、自分の両足で猫を押さえ保定、尻尾をあげて、背骨に沿って肛門があるので、そこを猫の太もも側に、外側にそっと開放するように、何ミリでもないが、開くように動かす、すると栓をしていた便が見えてきます。

肛門の周りの皮膚を少し開くように、何回か動かしてあげると、栓をしていた便が動いて出てくるので、それを引き出す感じ。

今回は手でつままなくても、鶏卵の形の便がポロッと転がり出し、その後、猫をトイレに戻してあげ、もう少し出るかな?と思ったのですが、猫は力んではいたが、そして血圧をあげてしまい、その変動で2回胃液を吐く。

私は猫をそっとベットに寝かせ、取り敢えず自分の病院にも急ぐ。

 

道端にはナワシロイチゴ、小判草、人が植えた花が競って咲いている。人はコロナ禍で以前よりはいない、私も久しぶりに歩くのですが、

季節の流れ、そして、今処置して来た、老猫の確実な老いを実感しながら歩く。

到着した病院も、先月と違い、椅子の並べ方を変えていた。

左右はいいけれど、けれども前後の距離がどうしても近いのは残念。

主治医は「先月はどうなるか(外国のような悲劇が来るか)」と思ったが、日本の死亡率の低さを上げ「自粛が効果あって良かった」とニコニコしている。

先生と少し雑談し、薬局に並び、室内で筋トレはしていたが、余りに歩いていないので自分の弱り方に驚愕、ぐるっと町内を一回りして帰宅する。

その時に、ファストファッションの店で、ふと帽子を観た、一年中長袖、帽子なのでこの季節以降は長袖は消えるし、寄ってみた。

今年は自粛で洋服も売れないのだろう、安価な洋服が、更に考えられない値段にして叩き売っていたが、何故マスクを作らない、マスクバブルは崩壊したが、やはりマスクを作ればいいのに。

よく見るアイディア商品、ドライビング手袋のごとき、日除けのストールを一枚購入した。

なるほど、構造はこうなっているのか、ストールを2枚に折り、両端、手の部分だけ縫わない。

解りにくいが、黄色い鉛筆の部分から、手を出すので、縫わなければいいのね。

私は無地を愛するムジラーであるが、同じサイズである、どうしようもない100均のストールなど、いずれそうしてやろうじゃないか、との野望に燃えるw

(ストールは日焼けと言うより、冷房効き過ぎの場所の為に、鞄に畳んでおく事が多い。この夏、コンサート、映画館に行ける日があるかは不明だが。)

持ち帰った処方薬を薬の箱に分けたり、ストールについて考えていたら、老猫が空腹を待ちきれなくて騒いでいる。

20日ごとに注文する猫の療法食も丁度来た、20日後の猫のこの世の存在を考えながら注文している品だ。

その後、夕食も慌ただしく作り、今日は楽器に触れる時間が取れなかったと気が付く。

庭のポストを覗いてみると、中古本ではあるが、愛するガブリエル・バンサンの遺作「ヴァイオリニスト」が届いている。

そういえば、母の日替わりに千円台の本を自分にプレゼントしたのだった…。持っていないと後悔すると思って。

読むのが惜しい、100頁にわたる絵本、画力で音が聞こえてくる、むしろ文字はいらないのでは?とまで評価されている、バンサン最後の作品。

 

楽器を調弦し、一時間練習する、ふと、

病める児は ハモニカを吹きつ 夜に入りぬ もろこし畑(ばた)の 黄なる月の出 (北原白秋)

が脳裏に浮かぶ、この句も、恐らく文字から音を連想させるからかもしれない…。

 

猫が鳴いている、とにかく今は、ゴールまで頑張ろう。

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2 コメント

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ガブリエル・バンサン (wildrose)
2020-05-13 16:11:15
私も大好きで、何冊かを同じく「持っていなければ」という思いで購入しています。
「アンジュール」なんて二冊も;
嬉しい驚きです☆ 
このヴァイオリニストも購入を迷っていましたが
丁度終活に入った時期だったので、「これ以上誰のためでもないものを増やしたくない」と
諦めていました。

新しく動画をご紹介いただき、有難うございました。
早速、「花子・・」の記事に追記させていただきました。
猫の「摘便」方法も、大変参考になりました☆


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素敵なテーブルを拝見したところです♡ (みゃー大工)
2020-05-13 22:50:18
wildrose様。
素晴らしいテーブルを作成されてますね、タイルは目地さえ埋めれば、誤差はバレませんw
絵もお上手ですが、何をしてもお上手です。素晴らしい。

おおう、2冊もですか、
私もダブって買った本が一冊だけありますが、読み過ぎてボロボロになったためで、
あとは同じ本で、翻訳者が違うので、違いを知りたいと買った本が数冊ありますね。
Amazonで古本は購入しやすいです。

親の遺品整理も家一軒分したし、確かに終活はしているのですが、
本は記憶力が衰えて、図書館のみと言う訳にならなくなり、
トラック何台も処分したのは後悔しています。

新作は追いつきませんが、
古典的なもの、ロングセラーだけでも忘れたくない、けれども砂のように零れ落ちていく記憶。

自分にとって何が大事か。
ある人はスポーツかもしれませんし、園芸命、ファッション命の人もいます。
自分が続けられそうな道具少し残して、残りの人生好きなものだけといられたら良いですね。

本は十文字に縛って、ブックバリューに送るお金は残すとか、それを頼める人がいるとイイと思います。

いやいや、
猫の摘便なんかしなくていいように、お祈りしていますよ。
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