曇りから雨へ。25-19℃
気温が上がると猫の体温調節が難しくなる。
暑いなら暑いで数か月クーラー、寒いなら寒いで数か月ストーブとかヒーターとか、決まり切ってしまった方が、体調管理は楽だ。
しかも梅雨時は、元が砂漠出身の猫は体調を崩しやすい。
基本、気温が低い方が猫の呼吸は楽に思える(先生もそう仰る、あとは顎に枕を当ててあげる)。酸素発生器を使う場合、気温が低い方が酸素も濃く作りやすい。
いよいよ、過酷な季節になってきた。
よろよろとヒーターに乗ったり、逃げたり、気温が暖かいのでクロも添い寝をしなくなってきた。
投薬や輸液、強制給餌、オムツ交換、何をしても、老猫を苦しめているように思える。
猫はどんどん弱って、あれだけ鳴いて騒いでいたのに、もう鳴かなくなった。トイレに連れて行っても倒れ込んでしまう。
だけど意識はしっかりしている。私がそばに居ると喜ぶ。
今日は、インコの部屋を覗いているお客さんがいた。
丸々と太った、長くて大きな、毛並みの綺麗な、若そうな猫。目が合うとパッと逃げて行った。
ふと、この猫がもじゃ公の歳になる頃には、私は偉い高年齢だ、希少癌で亡くなった母の歳になるんだ、と思った。
ベビーキゥイの花が咲いている。
雨で、ドライフラワーにしようと思った残りの麦が刈れない、やはり日本は麦よりコメの方が向いている。
部屋に戻ると、クロが添い寝している。本当に有難い。
私は嫌われることをし続ける、抗生剤の投薬や、カリウムの為の給餌や、まだ一応の効果はある、反応はあるのだが、手当てが辛い。
何時もそうなのだが、きちんと最後まで飼っているつもりであっても、
亡くなる時点、苦しんだか、苦しまなかったか、という、結果論が全てになってしまい、今迄の人生を共にした経過が、全て最期のその点で打ち消されるような思いで生きてきている。
※こういう飼育は、面白いかもしれない。この虫はどういう新陳代謝をしているのか、実に面白い。
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