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ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

打つ手がない、麦秋の季節に、

2020-05-15 20:46:26 | 猫病気

快晴から曇りへ。26-18℃

暑かった、本当はコンサバトリーにタープを張る時期なのに、サボってしまう。気力が、ファイトが湧かない。

昨夜、

消化不良に陥りながらも、飢えに苦しむ老猫は、下痢の補水でまず輸液をし、夜中にキドナに切り替え、オムツ交換し、12時間食止めにした。(数日の脱水では死ぬが、数日の空腹では死なない、そう歴代の猫で先生に教えられたとおりに。)

夜中に見に行くと、猫はか弱く鳴いてはいたが、諦めたように、面倒見の良いクロと寄り添っていた。

今日、12時間前に食餌をした猫は這い出して私を待っていたが、いつもの元気は消失、しょんぼりしていた。

オムツは尿だけで、下痢は綺麗に止まっていた、猫とオムツの悪臭も消えていた。

トイレに入れ、オムツも交換し、意外と猫全員も好んでくれていたk/d缶(チキン味)の食餌を変え、つまりもう最終手段のキドナなのだが、(共立のリーナルは生産中止)与えると、猫は久しぶりに鳴き喚かず、安らかに眠った…。

他の猫達もk/dでないので、匂いを嗅ぎにも来なくなった、これは嗜好性が悪い、不味いのだ。

 

私は作りかけの部屋に籠って、少し練習した、

こちらの部屋の方が音の響きが良い事に気が付く、「早く仕上げなくてはな、、、」でも、身体が疲れすぎて動かない。無料の漫画もチラと見てみる、面白くない、もはや脳が、何の娯楽も受け付けられない。

美しいものが観たい、聞きたい、読みたい、少し前のようにささやかな目標を取り戻したい、

でも、疲れて、それが例え無料でも受けいられない。あと、食べたいものが無い。そして目が疲れる。

楽器をケースにおいて一時間位、目を瞑る、全ての音は聴こえている。

猫は階下で起きているのも解った、そして、しばらく経つと下痢が始まった、もう与えてあげられる物がない、それでも私を待っているのだ、お腹を空かして弱弱しく鳴いた。

経鼻や胃ろうチューブで使用するものなので、経口では不味くて気の毒なのだが、もう与えられる製品が無いのだ、

経口摂取や腸の消化吸収が出来なくなっても、お腹が空くのが気の毒で堪らない。変わってあげられるものでもない、それが老いと死だ。

結局は、消化出来なくても溶いて与え、不味いので猫の抵抗もk/d缶より酷い、(喘鳴のような音あり、途中でひるんで止める)が、

その後、満腹感で少し寝て、お腹を下し、オムツ交換の繰り返しになる...。

五月蠅い上に、悪臭もあるのに、いつも通りに、ぴったりと付き添っているクロには感謝だ。

 

庭では、

去年の台風でパーゴラごと倒れ、切り株だけになったハニーサックルが盛り返した。どうにかしてやりたいが、パーゴラを作る気力もない。

中途半端なものは、これからの台風もあるので怖いのだ。倒れるくらいなら、余り物を置かない方が良いと思っている。

私は友人からの麦を、今年は少し収穫している。

青いカッコイイ時期の麦をドライフラワーにいつかするには、種を集めなくてはいけない。

取り敢えず洗濯ハンガーのピンチなどで逆さに干さないで、瓶に隙間を開けて挿して乾かしているだけの話だが。

 

コロナ禍になってから、窓から見える、羽田空港行きの飛行機の数が徐々に減ったのに気が付いていた。

夜など、何機も、羽田に到着しようと列をなしているのが、右と左の色違いの翼と尾翼のランプでわかるのだ。「星か」と思うと、飛行機だったと、いつも紛らわしい。その光景が少なくなっていた。経済的には厳しいが、地球環境的には良かったことは間違いない。

それが今日から、空が少し賑やかになっている。患者数も減っている。緊急重事態宣言を解除された地域もある、2波が来ないように祈るのみ。

 

これを書いている時に、麦をくれた友人が素晴らしい資格を取ったと、資格証明書の写真とLINEが来た。

20:37 私 おめでとう、あなたは凄いわ

20:39 友人  やらずに後悔はアカン。猫も然りよ。もじゃ、大変だけど投げ出したら絶対後悔する。

 

さぁ、もうひと踏ん張り。

コメント (3)
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