快晴。25-16℃
連休中、従弟の田んぼの手伝いを頼まれたり、お天気が良くてもやはりコロナ騒動で、先程中止になったりで、予定が立たない日が続いている。
この国の食糧難も心配。
今日も予報通りに夏日になった、三日前からクーラーを使用、今日からは衣替えで半ズボンに。久しぶりに脚を出して、「コロナデブになったなぁ」と自覚あり。
だが、先が見えない日々、何時ものようには軌道修正が出来ない、ただ無気力に坂道を転げ落ちてゆく。
塾からも封書が届いているも、もはや、開封する気にすらなれない。
その上、辛すぎる作業は続く。
今日はワイドショーのコロナ報道は少ない、でも、水面下では感染者数は相変わらず増加しているのがね、コロナ恐るべし。
テレビのステイホームの企画、有名人の御宅紹介では、阿佐ヶ谷姉妹が面白かった。独り6畳で、気の合う人とお隣同士で暮らす、ここがツボ。
ある意味、究極の理想だ。
朝ドラが音楽を扱っているのに、今更ながら気がついたりw
でも、テレビっ子でないので、テレビは楽しくないのだ、消す。
今日も、音楽の練習を途中でヤメ、無気力中。いくらでもやる事は有れど、なんか、日常に張り合いが無いのだ。
楽器を放り出し、図書館も閉まっているし、本屋にも行きたくない、いや別に注文もしたくない、難しい本は積読で頭に入らない、楽譜もだ。
子供のころから親しんでいた、古い本を取り出した。ワイルダー・鈴木哲子訳の「長い冬」
吹雪の中、列車の供給も絶たれ、つまりライフラインが絶たれた町で、7か月もの間、雪の中の閉鎖空間で、人は自給自足で、どう乗り切っていくのかと言う実話である。
小さな街のお店には物が無くなる。断熱材もない当時の板張りの家で、-40度の中、石炭も、薪も、食料もどんどん尽きていく、電話やネットも無い時代であり、人々がどういう工夫で乗り切っていくのか、何度読み返しても面白い。
しかも、実際は、物語は、ローラの家族だけの話として描かれているが、
現実には居候の大人二人も抱えていて、後にローラは、あの時代は思い出したくないと言っている。
コロナで自粛しているのは似ているが、食糧難との闘い、室温が今の時代のようにコントロールできず寒さとの闘い、しかも赤の他人(性格が悪いらしい)の食料までも用意する、地獄のようではないか。
そして、ネットや電話、テレビの娯楽が一切無い、狭い閉鎖空間で、日常を崩さないように踏ん張るのだ、こんな時でも未来の為に勉強すらする。(娯楽は父さんのバイオリンのみ)
別に全シリーズを追って読んでいなくても、この2冊だけでも十分に読める、話が理解できる簡単さも良いです。
以前、私は自粛生活をアンネ・フランク「アンネの日記」よりも恵まれて自由だと書いたが、この「長い冬」に比べれば、もう今回の自粛も大した事が無いだろう。
(ただ、向かう敵が、人@ナチスなのか、豪雪なのか、未知のウィルスなのかでは、恐怖心が違う訳ですが。)
私が駄文を書かなくても、翻訳者様が本の説明を書いておられる。
ローラ・インガルス・ワイルダー 著 谷口由美子 訳『長い冬』
※読書メーターにも、コロナの時代だから読み返した人がいた。
https://bookmeter.com/books/578081
夕暮れの庭にて。
白いバラが浮かび、麦の間に、カナリーシードの花が咲いている。
カナリーシードは、家の鳥には人気がないのが残念。
猫が騒いでおり、時間だ。夜中まで頑張らねば。
今日も大したこともしていない、記事も大したことも無い、
読んで下さりありがとうございますm(_ _"m)
劇団四季:友だちはいいもんだ:テレワークで合唱