ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

十五夜

2018-10-24 00:01:49 | 日常
曇りから晴れ。23-14℃

中々、塩害というものは侮れないもので、
朝、ファイジョアの実が一斉に落ちていた。
スカスカに軽く、今年は生育も悪い…。




猫達は温かいところを求めて移動している。
(まだ、鳥も猫も暖房をしていない。)









みーみーボーはベットの使い方が間違っており、一日何回か形を整えて(戻して)やる。


やいやいは低空飛行で、


死にそうだったのだが、少し肉がついてきた。
餌を食べさせるのが一仕事である。

私は朝晩、練習をしており、

近頃は、空とバイオリンのブログになってしまった…。

朝は身体がこわばっている、
夜の方が調子が出るが、防音室もないので昼が中心、
時折、窓から景色を見上げている。
窓から見える世界が、今では私の全世界のように思える。
ビクトリア時代の女性の様に変化がない。

それでも、空はダイナミックに変化を遂げ、しばし目を楽しませてくれる、





体のあちこちが痛いが、私自身は弾くのは楽しい、
今迄のやらなかった後悔を、憧れを、全てこめている。

この前のコンサートで、大人で始めた人に質問すると、
「やらなかったら死ぬ時に後悔する」という、
私と同じ考えの答えが返ってきた。

ただ、これが何になるのだというと、何もならないわけです。
私の色々ある嫌な思いや、悩みを軽減してくれる以外は。
そして、無謀な事であっても、
やはり難易度の高い楽器に挑戦していることで、生きる闘志が出てくる。
簡単じゃないからこそ、チャレンジのし甲斐があるというか。
ただし、習得には時間がとられるので、
やはり空とバイオリンの日常しか書けない。
それでも良いと思われた方は訪問してくださいm(_ _"m)

日が落ちて、十五夜が綺麗だ。


この前仲良く並んでいた金星。

いずれにせよ、惑星というものはなんて美しいものなのだろうと思う。
たとえ、それが住めない死の世界であれ、人の営む夜景より綺麗だ。
そして、人の住める青い地球はどんなに貴重かと思う。
(人が破滅に向かわせているのも皮肉である。)


振り向けば、
私のいつも一日中練習している部屋の窓。



人の好みや、価値観はそれぞれだろうが、
仕事で疲れて暗い夜道を歩いていた時に、
ふっと、子供のピアノの音に和まされた時があった…。

犬を飼っていた時は、夕暮れの散歩に、
どこかの家の子供のピアノの練習に、ふと、立ち止まって聞き惚れたこともあった…。
そして、自分自身は演奏を諦めていた。

音は日々改善されていると思う(思いたいw)、
今度は暗い夜道を照らす街頭程度に、
漏れてしまう私の音が雑音でなく、
「音楽っていいな!」って思う程度に聴こえれば、

それがおそらく、私の幸いである。



なんでもない存在、
それが私達、
過去と現在と未来も、
変わることなく、咲かせましょう
虚無の薔薇、誰のものでもない
無名人(むなびと)の薔薇を。

パウル・ツェラン
コメント (2)
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