ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

春の夕暮れ

2018-03-15 00:20:13 | 日常
晴れ、時々曇り。時々強風。
22-9℃という暖かさ!





庭に熟れているレモンが、強風で落ちている。


小鳥の部屋に置いておく。

梶井基次郎の「檸檬」のように…。
それは、とても爽やかな天然の芳香剤となった。

私の鳥達は元気で、


















やいやいが脾臓の不調があらわれるかなと、疑うところ。



私は小田さんの音を、
「坂道のアポロン」の主人公は、ピアノでレコードの音をおこすのだけど、
真似して拾ってみたり(イ長調)、


あの坂道を上る       
ラソファシー ド♯ミ―ファー

そのたびに
ファミー ファーミド♯

僕らは みんな 
ファソララ ラシーラ

大人に なっていった
ファファソ ラシーソミファ

改めて、E線だらけの、小田さんのキーの高さに驚かされた…。

余計なことして練習時間を減らしてしまって、
練習は、お腹が空くと騒いでいたのだが、お腹が空くほど練習せず、
(どんだけ、リンゴが好きなんだっ!)

今日は調子が午後からどうにも悪くて、何も食べずに2時間くらい横になった。
今年に入って2回目か。
炎症値が上がっているのが自分でもわかる。

やいやいも付き合っていた。

その後、




夕暮れの庭で、育ちの悪い紅玉リンゴの苗が癌腫病に罹っている事に気が付いた。
リンゴはバラ科なので同じ病気にかかる。
基本、木も土も捨て去る事であっても、
ナイフで切り取って、木酢液を塗って助かった薔薇も沢山あった…。

リンゴは薔薇より太い木なので、なかなかスパっとナイフで切りとれなくて、
考えてドリルとハサミで、削れるだけ削ってみた。













そして、傷跡に木酢液を塗っておいた。

強風がたまに吹くけども、穏やかな春の夕暮れだった。











土に手を突っ込みながら、庭で夕焼けを楽しんだ、
私はこういう春の夕暮れが大好きで、
こういう日は、デッキの階段に座っていた事を思い出した。

以前は、今の鳥の部屋にはポーチブランコもあったのだった。

(画像はお借りしています。)

近頃、どういうわけだか、
再び、一瞬、一瞬がいとおしくなってきている。
所有しなくても、素敵な物は、日常には溢れている。
美しい音、美しい空、土や落ち葉の感触とか。

私は子供の頃に父が買ってくれた「星の王子様」が苦手だったのだが、
(あの時分、子供には退屈に思えて、ウワバミが帽子に見えてもどーでもいいっ!みたいなw)
今更になって、多少は理解してきている模様。
いや、あの童話は大人向けなのだと思う。

「秘密を教えるよ。とてもシンプルなことなんだ。心で見るんだよ。大切なことは目に見えないんだ」(Sea_jp社「星の王子さま」より)
コメント (4)
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