ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

新盆

2016-08-13 09:34:21 | 日常
晴れ、時々曇り、過ごしやすい。
夜など寒い、嬉しい。

お盆だし、私の母の墓は叔父叔母が管理してくれているが、
義実家の義父母には、顔を出さねばいかぬ事に。
去年の9月末に亡くなった義兄(と言っても私と半年違いの同学年)の新盆でもある。
我が従弟は、義兄に卒塔婆を出してくれと言い、(我が母親の卒塔婆も従弟が出してくれた、)お寺にも行かざるを得ない。
とっくに死んだ人の供養の行事代<今現在生きている者たちの何か、それと猫(野良猫も含む)の治療費が本音であるが、それを言えない。




車にて、
不携帯の携帯=ポケモンGO専用機は、ポケモンGOも、世間の苦情で色々手直ししたようである。

まず、以前のように車のスピードではモンスターは出ないようになった。

助手席で「運転者でない」を押しても、画面にポケストップやモンスターはほぼ出ない仕様になった。




目的地は観光地でもあるので、よそから来た観光客で混んでいた。(帰りは大渋滞だった。)
それでも、ネイチブ・ピーポーはきちんと玄関で藁を焚き、
道沿いに盆提灯をもってお墓まで、老いも若きもゾロゾロとお寺まで霊魂を迎えに行列している。
こんな日本の風景は5歳で忘れていた。
亡き人を想う美しい行事だが、銘々の持っている提灯に描かれた水彩画が何とも言えず美しかった。


(旦那も幼い頃、母方の祖父とお盆に提灯をもってお寺に霊魂を迎えに行き、その帰りに二人で巨大な人魂を見たという。
その現場までご丁寧に連れていかれた。亡き母も子供の頃によく見たと言っていた。
本当かどうかわからないが、この二人は取り立てて何も信心していない。むしろ宗教に否定的。)

去年、義実家の親戚は立て続けに亡くなった、道沿いのその親戚達は皆、玄関に綺麗な岐阜提灯を吊るしている。
しかし、旦那の実家は提灯ナシ、肝心の故義兄を誰も提灯で迎えに行こうとはしていない、
義母は入院中だから仕方がないが、実の父親までもがへーきで行かない。
旦那は提灯が無いので、ロウソクとバケツでリレーのように運んでやるかと言った程、何も取り立てて行事をしないようだ。
義兄嫁は新興宗教の道場に行って修行をしているというし。

義実家に到着してから、お寺の用事と義父と過ごすのは一瞬、
(切れている電球を替えたり、義父の爪を切ったが、心臓の悪い人の特徴のバチ指で、それでも平気でタバコを吸っている。)
ほぼ義母の精神科の病室での、義母の訴えと、サンタではないが義母の欲しがるものの買い出しで、
それを買いに行って渡してから、もう一度病室で義母と話して終わるのだが、

義母の言い分をまとめると、
◆自分は鬱ではない???薬はもう飲まない(←十年以上鬱)
◆自分は先生を信じてお任せているのに治してくれない、あの先生はダメだ、元は嫁のせいであれが私の主治医になった???
(←誰だってがんセンターや癌研、さらに神仏にすがり付いて、それでも治らない人もいるのにわがままじゃね?)
◆帰りたくないわけではない、今はダメだ、もっと太って帰りたい、施設に入るのは5年後だ。
(←死にたい死にたいって、周囲の気をひいて、あと5年以上は生きるのかいッ、その後、施設に行く予定なんかいッ!)

というわけで、
何とも親達が好き勝手をし、かつ他力本願にもかかわらずに、長生きの希望を持ち杉で、
20年先の100歳当たりを目指しているようで、自分の老後は暗いのだった。(義兄のように自分が先の気分である)
ストレスを感じない体質の旦那は、兄が死のうが、自分の親の言っている事を聞こうが他人事、
一向に平気のようだ。裏山。
コメント (2)
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