「新宿まちフェス」は昨年から始まったイベントで、新宿駅前で世界各国の踊りが見られます。サンバありベリーダンスあり阿波踊りありで、カメコとしては撮り甲斐があります。ただし都会のど真ん中でカメコをやるという気恥ずかしさと、知り合いに遭遇するネックがあります。
山手線が新宿に着いたのは15時02分でした。駅構内を通り、東口の地上に出たのが15時07分。サンバは30分までなので、大変な遅刻です。
しばらく歩くと、ベリーダンスをやっていました。
昨年もそうでしたが、サンバとベリーダンスを同時刻にやるのが憎たらしい。カメコとしては両方撮りたいですが、これでは分断せざるを得ません。
実はここに混雑緩和のヒントがあって、単一チームでもダンサーを前後に分ければ、カメコが分散するのではないでしょうか。
現在演者は2人ですが、上半身ビキニで、妖艶です。こうなりゃサンバを諦めてこちらを撮っちゃおう……とも思いますが、先へ急ぎます。
紀伊国屋書店の近くで、サンバをやっていました。プログラムは外国人チームっぽかったですが、日本人ダンサーの助っ人があるのは想定済みです。
今年もバルバロスやリベルダージからのヘルプで、奥に行くと、タンガ姿のSayuri様がいました。貫禄のポルタバンデイラもいいですが、熟女感満載のタンガ姿がやはりいい。見とれてしまいます。
そのポルタバンデイラは、リベルダージのいつもの方が務めていました。彼女も旗振りがよく似合います。
しかし数分で踊りは終わり、お次は観客の子供たちを交えての踊りとなりました。東松山もそうでしたが、最近この手のコーナーが増えましたね。いまのうちからサンバに親しんでもらい、後継者になってもらおうの意でしょうか。
子供を返してもう一踊りと思いきや、ダンサーは退場してしまいました。しかもパレオを巻きだしたので、もう終わりです。まだ17分ですよ!?
バテリアの演奏は続きますが、私はベリーダンスに向かいます。今は着衣での踊りでした。
しかしサンバが気になる。もうダンサーは出ないと分かっているのに、あの演奏を聴くと、血が騒ぎます。
試しに戻ってみましたが、やっぱりダンサーはいません。
ベリーダンスに戻ると、再びビキニダンサーが2人、踊っていました。なんだか無駄な行動をして、ハイライトを見逃したような気がします。
最後は全ダンサーが登場し、踊ります。顔よしプロポーションよし踊りよしで、妖艶の極致です。
それで思ったのですが、サンバにサンバカメコがいるように、ベリーダンスにも専門のカメコがいるかもしれません。いや、絶対にいます。
最後は阿波踊りの登場です。一行が向こう側からこちらに向かってきます。
きものの女性の踊り手は編み笠を目深にかぶり、一糸乱れぬ動きです。南米のサンバが肌の露出全開なら、日本の踊りは露出なし。対照的でありながら、どちらも人気があるのが面白いところ。一部の外国人は夢中になってビデオカメラに収めます。
最後は沿道の観客も交えて総踊り。博多どんたくのフィナーレみたいです。
16時キッカリに踊りが終わり、今年のまちフェスはここまで。ごくごく短時間の鑑賞でしたが、とても楽しかった。
さて来年はどうしましょうか。