三軒茶屋から田園都市線~半蔵門線、都営三田線と乗り継いで、志村坂上に着いた。志村坂上は「志村銀座まつり」で、夕方からリベルダージのサンバがある。かつては9月上旬に行われていたが、ここ数年は、浅草の1週前に行われている。
地上に出ると、すでにリベルダージがスタンバイしていた。三茶でアイスなんか食ったから、けっこうギリギリの時間になってしまった。
浅草サンバ直前だからチームの人数も多いが、オレの目の前にいるダンサーの一群が、羽根なし!だった。
この日の空模様は怪しく、いつ泣き出してもおかしくない状況だった。羽根なしは大事を取ったものか、それともこれが浅草の「正装」なのか。いずれにしても、気前がいい。リベのダンサーはホントに、出し惜しみしない。
これからお偉方の開会の辞があるらしく、ダンサーはみんなそちらを向いている。そのダンサーのヒップが、芸術的なまでに美しい。ウエストがキュッと細く、ヒップがプリン、と出ている。みんな腰に手をあて、見事なポージングだ。サンバカメコならずとも、思わず見とれてしまうフォルムである。
スタート前だが、ついシャッターを切ってしまう。これが盗撮のようで、我ながら情けない。お前恥を知れよ恥を!! と、自分にツッコミを入れる。とはいえ、この絶景を前にして眺めているだけのカメコがいたら、それはカメコではない。
20枚くらいか、バシャバシャ撮って画像を確認する。が、カメラも露出オーバーしたか、ほとんどが真っ白けになっており、またもや気を失いそうになった。
後で分かったのだが、この時カメラのモードダイヤルがシャッター速度優先になっていて、これが外付けストロボとの相性を悪くしたのかもしれない。この辺り、オレはカメラの知識が乏しいので、原因が分からない。それにしても、今年はリベルダージとの相性がわるい。
オレが頭を抱えていると、お偉方のスピーチが終わり、スタートの時間が近づいた。
リーダーが
「来週は浅草がありますが、今日はその予行演習ではなくて、志村の皆さんに向けて頑張りましょう!!」
と言った。その言やよし、である。
パレードコースはこの大通り(商店街)を真っ直ぐ歩き、途切れたところを折り返し。最後はスタート地点でステージというものである。
パレードスタート。ダンサーはしばらくその場で踊り、オレはストロボを外して撮影する。気を取り直して…というわけにはいかないが、撮影を続けるしかない。さっきの失敗が引き金になったということもあるが、1本目は、彼女らについて行こうと思った。
オレの近くのカメコが「ヒョーーーッ!!」と奇声を発しながら撮影している。場を盛り上げようの意だろうが、こちらは鼓膜が破れそうだ。ウルセー!!
オレはダンサーの前から後ろから、バシャバシャ撮る。浅草サンバが近いせいもあるが、みんな踊りにキレがある。ダンサーの笑顔もはじけて、素晴らしい。
その後ろはバイアーナが続いている。彼女らの目には、オレが変態カメコに映っているに違いない。まったく、サンバカメコなんて社会のクズだ。屁の役にも立たない。
それでもほかの隊列も見ると、アフリカの匂いがする。足高のウマがいて、ライオンキングを思わせる。今年のリベルダージは、それ系のテーマのようだ。
歩道のサンバカメコは多い。そのほとんどが、三茶からのハシゴだ。歩道はスタート付近こそ狭かったが、徐々に広くなって、おしくらまんじゅうはしない。ただし地元の観客も比例して多くなり、撮影も難しくなってきた。
折り返したダンサーがやってきた。先頭グループは外国人ダンサーで、彼女らの魅力は追浜で確認済だが、今回は撮影の余裕がない。
その次のダンサーグループは猫ちゃんだ。今度は「キャッツ」というところか。あ、いや、あれは白ヒョウか?
その彼女らがこちら側のダンサーとスパーク(すれ違う)した。
こちらのダンサーもUターン。オレは今来た歩道をそのまま引き返す。ここ、そのまま大回りして向こう側の歩道に渡るのは、スタート付近で「通行止め」に遭うのでよくない。
オレは、復路も羽根なしダンサーを中心に撮影した。
ステージには、ダンサーが順繰りに登壇した。ちびっこサンバ隊もかわいらしい。最後はハイーニャ格ダンサーとポルメスが登場して、真夏のサンバが最高潮となった。
ここで休憩。オレは商店街を離れ、昨年入った蕎麦屋へ行く。しかし満席で、別の蕎麦屋に入った。テレビは24時間テレビを映していて、昨年のデジャヴだ。
最終2本目は6時30分から。スタート地点に戻ると、メンバーが集まり始めたところだった。
羽根なしのダンサーは、今回は羽根あり。やっぱりこれが正装だよな。
オレはさっきの女豹ダンサーの元へ行ってみる。これが驚いた。
<つづく…と思う>
地上に出ると、すでにリベルダージがスタンバイしていた。三茶でアイスなんか食ったから、けっこうギリギリの時間になってしまった。
浅草サンバ直前だからチームの人数も多いが、オレの目の前にいるダンサーの一群が、羽根なし!だった。
この日の空模様は怪しく、いつ泣き出してもおかしくない状況だった。羽根なしは大事を取ったものか、それともこれが浅草の「正装」なのか。いずれにしても、気前がいい。リベのダンサーはホントに、出し惜しみしない。
これからお偉方の開会の辞があるらしく、ダンサーはみんなそちらを向いている。そのダンサーのヒップが、芸術的なまでに美しい。ウエストがキュッと細く、ヒップがプリン、と出ている。みんな腰に手をあて、見事なポージングだ。サンバカメコならずとも、思わず見とれてしまうフォルムである。
スタート前だが、ついシャッターを切ってしまう。これが盗撮のようで、我ながら情けない。お前恥を知れよ恥を!! と、自分にツッコミを入れる。とはいえ、この絶景を前にして眺めているだけのカメコがいたら、それはカメコではない。
20枚くらいか、バシャバシャ撮って画像を確認する。が、カメラも露出オーバーしたか、ほとんどが真っ白けになっており、またもや気を失いそうになった。
後で分かったのだが、この時カメラのモードダイヤルがシャッター速度優先になっていて、これが外付けストロボとの相性を悪くしたのかもしれない。この辺り、オレはカメラの知識が乏しいので、原因が分からない。それにしても、今年はリベルダージとの相性がわるい。
オレが頭を抱えていると、お偉方のスピーチが終わり、スタートの時間が近づいた。
リーダーが
「来週は浅草がありますが、今日はその予行演習ではなくて、志村の皆さんに向けて頑張りましょう!!」
と言った。その言やよし、である。
パレードコースはこの大通り(商店街)を真っ直ぐ歩き、途切れたところを折り返し。最後はスタート地点でステージというものである。
パレードスタート。ダンサーはしばらくその場で踊り、オレはストロボを外して撮影する。気を取り直して…というわけにはいかないが、撮影を続けるしかない。さっきの失敗が引き金になったということもあるが、1本目は、彼女らについて行こうと思った。
オレの近くのカメコが「ヒョーーーッ!!」と奇声を発しながら撮影している。場を盛り上げようの意だろうが、こちらは鼓膜が破れそうだ。ウルセー!!
オレはダンサーの前から後ろから、バシャバシャ撮る。浅草サンバが近いせいもあるが、みんな踊りにキレがある。ダンサーの笑顔もはじけて、素晴らしい。
その後ろはバイアーナが続いている。彼女らの目には、オレが変態カメコに映っているに違いない。まったく、サンバカメコなんて社会のクズだ。屁の役にも立たない。
それでもほかの隊列も見ると、アフリカの匂いがする。足高のウマがいて、ライオンキングを思わせる。今年のリベルダージは、それ系のテーマのようだ。
歩道のサンバカメコは多い。そのほとんどが、三茶からのハシゴだ。歩道はスタート付近こそ狭かったが、徐々に広くなって、おしくらまんじゅうはしない。ただし地元の観客も比例して多くなり、撮影も難しくなってきた。
折り返したダンサーがやってきた。先頭グループは外国人ダンサーで、彼女らの魅力は追浜で確認済だが、今回は撮影の余裕がない。
その次のダンサーグループは猫ちゃんだ。今度は「キャッツ」というところか。あ、いや、あれは白ヒョウか?
その彼女らがこちら側のダンサーとスパーク(すれ違う)した。
こちらのダンサーもUターン。オレは今来た歩道をそのまま引き返す。ここ、そのまま大回りして向こう側の歩道に渡るのは、スタート付近で「通行止め」に遭うのでよくない。
オレは、復路も羽根なしダンサーを中心に撮影した。
ステージには、ダンサーが順繰りに登壇した。ちびっこサンバ隊もかわいらしい。最後はハイーニャ格ダンサーとポルメスが登場して、真夏のサンバが最高潮となった。
ここで休憩。オレは商店街を離れ、昨年入った蕎麦屋へ行く。しかし満席で、別の蕎麦屋に入った。テレビは24時間テレビを映していて、昨年のデジャヴだ。
最終2本目は6時30分から。スタート地点に戻ると、メンバーが集まり始めたところだった。
羽根なしのダンサーは、今回は羽根あり。やっぱりこれが正装だよな。
オレはさっきの女豹ダンサーの元へ行ってみる。これが驚いた。
<つづく…と思う>