ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

2019年のサンバ

2019-12-31 02:04:08 | サンバ2019
激動の2019年ももう終わりですね。

毎年恒例の、今年訪れたサンバイベントを集計しました。

浅草サンバカーニバル
東京23区内……9
東京都下……11
埼玉県……6
千葉県……5
神奈川県……2
地方……1
学園祭……2

今年は浅草サンバカーニバルを含め、37のサンバイベントを鑑賞しました。昨年より6つ減りました。
私は今年精神的に不調で、義務的にサンバ会場に向かっている感じでした。果たして行く回数も減っていましたね。(※昨年行った回数に勘違いがあり、本文を訂正しています)
さらに今年は、サンバイベントが4つなくなるなど(川崎大師、三郷、練馬、ひばりヶ丘)、サンバ受難の年でした。
せっかくサンバをやっても、サンバカメコやクソサンバチューバーが押し寄せるだけ。これじゃあ誰のためのサンバか分からず、休止の措置もやむを得ません。そして来年もこの流れは続きそうです。私はいい時代にサンバカメコができました。いままで楽しかった。

サンバチームの皆様、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あぶなかった

2019-12-23 01:07:15 | いろいろ
この前、某所に遊びに行ったので、そこで撮った写真をPCに取り込んだんです。
そしたらサンバの写真が大量に読み込まれている。こりゃなんだ? と思ったら、11月の青梅で撮ったものでした。
もちろんこれは以前、PCに取り込んでいたんですが、何かの拍子に、一部が読み込まれていなかったようなのです。
数えてみたら125枚ありました。あぶないところですよねえ。今回たまたま青梅の写真をカメラに残しておいたからよかったものの、出先で写真を撮る前に全消去していたら、大変なチョンボになるところでした。
それでもまだ気付かなきゃいいですが、何かの拍子に気付いたら、卒倒していたでしょう。

こういうのも、運がよかったというんでしょうか。
ちなみにその125枚は、まあまあいい写真が入っていました。公開はできませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年ベストショット<モデル編>

2019-12-21 19:25:56 | 撮影会
「2019年ベストショット」<モデル編>です。
今年は、撮影会には6回行きました。中にはサンバを蹴って赴いた時もあり、それは複雑な気分でした。
今回は写真を1枚に絞りきれず、3枚選びました。

【1位】

▲池内リナさん

【2位】

▲今村知可さん

【3位】

▲ゆーみんさん

1位は、池内リナさんのこのカットを選びました。9月22日、埼玉県のしらこばとで撮ったものです。
「水平垂直」がなっていませんが、リナさんの曲線美と美尻がうまく表現されていて、見応えがあると思います。写真がナナメなのが、返すがえすも残念です。

2位は今村知可さんです。10月6日、油壺の荒井浜海岸で撮ったもの。
知可さんの野性味あふれる感じがよく表現されていると思います。ワキの下など、かなりの迫力ですが、ちょっとアップにしすぎました。

3位はゆーみんさんです。5月12日、同じく油壺の荒井浜海岸で撮ったもの。
ゆーみんさんはこの日が水着デビューでしたが、美巨乳に驚きました。とくに横乳が見事で、本当にひれ伏しました。来年も激しい露出でお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年ベストショット<サンバ編>

2019-12-20 19:56:47 | サンバ2019
今年もあと10日余りで終わりですね。
私は公私ともにダメダメ。1年間、薄暗い空間を彷徨っていました。そんな荒んだ心を、サンバに救われました。
では今年も、「ベストショット」を発表しましょうか。今日はサンバ編。



4月7日(日)に行われた「常盤平さくらまつり」です。演者は松戸セレージャ、ダンサーはハイーニャで、彼女のお顔をご存知のサンバカメコも多いでしょう。
お尻の見事さと、芸術的なまでの羽根の形を評価しました。盗撮風で申し訳ありません。

来年も元気が出るような写真が撮れればうれしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回 浅草サンバカーニバル<4>

2019-12-08 02:08:34 | 浅草サンバカーニバル
S1リーグも5強に入ります。時間のない人は、この5チームだけでも観るべきです。

4チーム目はアレグリア。1995年設立、本拠地は埼玉県戸田市。23回目の出場。テーマは「アレグリアがやってくる、グリム兄弟の夢をのせて」です。
先頭は何かの魔女でしょうか。演者はふだんタンガダンサーですが、いい変身ぶりです。
続いて白雪姫を7人の小びと。カラフルな衣装の再現度が素晴らしい。
一軒家のアレゴリア、樹木のアーラのあとは、花のアーラです。これはふだんのタンガダンサーが多数です。タンガを着けないまでも露出度があり、ダンサーはこのくらい涼やかでないといけません。あべ静江似のダンサーも、いい踊りでした。
ブレーメンの音楽隊一行が楽しく行進したあと、バテリアの登場です。ハイーニャダンサーは、バテリアをよくまとめています。
プシャドールのあと、花バイアーナの先頭に、松下奈緒似ダンサーがいました。うれしいタンガで、紫色が妖艶です。腰のクネクネが素晴らしい。偶然私の近くで長いこと踊ってくれて、感謝感激でした。
続いてタカラヅカの登場です。バルバロスで出てきそうなグループで、凛とした佇まいは、ヅカファンでなくても見とれてしまいます。
さらに花のアーラが続き、目の保養になりました。
毎年アレグリアは安定の出来ですね。安心して見ていられます。

ふう、長時間立ちっ放しも疲れたので、近くを散歩してきます。
戻ってくると、6チーム目のリベルダージでした。1980年設立、東京都。38回目の出場。ということは、第1回から出場しているんですね。テーマは「泥棒!~怪盗アレレとその仲間たちVS警察」。
先頭はアメリカンポリス。よく見ると、脱獄囚を追っ駆けているようです。後方には5人の指名手配犯のポスターが。
おカネのアーラのあとは、謎の美女8人衆。ICUラムズの金色8人衆も出色でしたが、こちらもすごい。腰に付けた羽根を外すとお尻が丸見えという趣向です。その羽根を展示品の大ダイヤに近づけると、ダイヤがなくなってしまいました。彼女らも泥棒だったんですね。
時間に余裕があれば、彼女らを追っ駆けたいところでした。
ポルタバンデイラは私一押しのいつもの方です。彼女はこうした大舞台にこそ映えます。
続くアメリカンポリスのバテリアは圧巻です。
マスクをつけたタンガダンサーが登場しました。……あっ、いま気付きました。彼女らも怪盗だったんですね。志村銀座で初めて見た時は、マスクでお顔が見えないから不満だったんですが、ちゃんとした理由があったんですね。
最後は指名手配犯の棲み家(お城)が登場します。ちょっと、ロボットレストランのようでした。
前年の「博物館」とちょっとイメージがダブりましたが、構成、全体に流れるエンヘドなど、とてもよかったです。

7チーム目はエスコーラ・デ・サンバ・サウーヂ。1986年設立、神奈川県横浜市。33回目。テーマは「ありがとう平成、ようこそ令和!」。
先頭はボディコンダンサーと、黒服ならぬピンク服です。踊りもピタリと決まっています。S1出場チームは、順位が上がってくるごとに、踊りが洗練されてくる気がします。
続くはベルリンの壁ならぬサウーヂの壁。これも綺麗に倒れました。
続くアーラは、羽根に「3、5、8、10%」の数字が貼られています。なるほどこれは消費税の変遷ですね。
お次はガラケーのアーラです。顔グロギャルがルーズソックスを履いて、これも時代を感じさせます。
ポルメスを挟んで、スマホのアーラ。ケータイの変遷が分かりますね。
続くバイアーナは頭上にCDを貼りつけています。
バテリアはスルドを中心とした演奏で、さすがに息が合っています。
お尻プリプリのダンサー群ですが、トミコさんは確認できませんでした。
以降も楽しい演舞が続き、平成から令和への変遷を、サウーヂらしい華やかさで感じることができました。

大トリは仲見世バルバロス。1980年設立、東京都台東区。38回目の出場。バルバロスももちろん、皆勤です。テーマは「マジック」。
先頭はトランプの兵士です。大きなトランプを持っていて、「B」「A」「R」「B」「A」「R」「O」「S」と読めます。ところが兵士がトランプを裏返して地面に放ると、それが数字になっています。タネは簡単ですが、かなり騙されます。しかも女性兵士はお尻プリプリなのが素晴らしい。
早くもアレゴリアが続き、ポルメスはjokerというか、仮面の怪人です。
さらにナポレオンズの「筒クルクル」やマギー真司の「耳が大きくなっちゃった!」など定番のネタが続きます。彼らが通るだけで、もう可笑しい。
万国旗のアーラのあとは、Sayuri様のポルタバンデイラと、メストリ・サラです。Sayuri様、今日も優雅な回転です。
後続のバテリアもバランスよく音楽を奏でています。
黒のバイアーナは意外に年齢層が若い。バルバロスは熟女のイメージがないこともないのですが、浅草の時は妙齢の助っ人が登場するのです。
青と白のレオタード軍団何を意味しているのか分かりませんが、ラインダンスがよく整っています。
後続のスプーン軍団は、見ただけで意味が分かり、微苦笑となります。
続く女剣士軍団は、黒マントからチラチラお尻が見えるのがセクシーです。向こう側を向いて横一列になった光景には、クラクラきました。
続くはタテ型のボックスに入っての人体切断で、時々ホンモノのマジックが入るのです。
続くは中国マジックか、これも露出度満点の女性群が演舞します。
最後は大掛かりなイリュージョンのアレゴリアが締めました。

これで全8チームの演舞が終了です。いや~、面白かった。改めて思うのですが。各チームは踊りと打楽器だけでテーマを表現するのだから、素晴らしい。私などはダンサーにばかり目が行ってしまうのですが、後日見直すと、何気ない衣装にも深い意味が隠されていたりして、新たな発見がいっぱいあります。一本のストーリーがしっかり出来ていて、本当に感心します。
もうどのチームも素晴らしく、甲乙つけがたいのですが、優勝チームを選べと言われれば、バルバロスでしょうか。私はテーマを知らなかったのですが、バルバロスはすぐにそれが分かり、後続のグループの出し物が楽しみでした。サンバの肝であるセクシーさも十分盛り込み、出色の出来でした。
結果はバルバロスが優勝し、4連覇となりました。バルバロスの皆様、おめでとうございます。
そしてほかのチームも、熱い演舞を、ありがとうございました。以前も書きましたが、各チームの差は紙一重です。採点者が変われば順位も変わったに違いありません。
来年はオリンピックイヤー。9月開催は、涼しくなっていいですね。来年も楽しみにしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回 浅草サンバカーニバル<3>

2019-12-06 23:07:38 | 浅草サンバカーニバル
いよいよ浅草サンバカーニバルのメインイベント、S1リーグの開幕です。私はデジカメからビデオカメラに替えます。どちらも一長一短ですが、浅草のエンヘドも入れたいのです。
S1リーグの前に、ゲストチーム・アサヒサンバチームの登場です。アサヒビールは本部が墨田区にあり、ここ浅草からも、本部屋上の炎のオブジェが見えます。
パレードは、いきなり多くの外国人ダンサーが登場し、志村銀座か追浜を思い出します。
やがて男性の外国人ダンサーも登場し、アサヒビールの社員と思しき男性群が続きます。社員の踊りは各自バラバラでお世辞にもうまいとは言えませんが、仕事の合間に練習したに違いないわけで、その努力に頭が下がります。
続いて日本人タンガダンサーの登場です。これが20人近くいて、絢爛豪華。彼女らはS2リーグでも踊っていましたか? でも今回は私の前で足早に去っていき、かなり消化不良になりました。思えばこの欲求不満が、私をサンバカメコに走らせたのです。
アレゴリアの頂上に登るは、今年のキャンペーンガールの鈴木望さんです。お姫様のように綺麗でした。

ここからS1リーグです。そろそろ車道も人が立ち始め、私はよりよい場所を求めて移動します。でも結局戻ってきたりして、ハッキリしません。
でもこの状況は昔と違って、追っ掛けもできそうです。私は体力がなくなったので、さすがにやりませんが。
1番手は、アミーゴス・カリエンテス。1994年設立、本拠地は東京都千代田区。25回目の出場です。テーマは「元号で紡ぐ日本の大衆文化」。
タイムマシンに乗った未来のお姉さんに続いて、ボディコンギャル、袴の女学生、イケイケ女子高生らが続きます。過去からの使者ですね。
続くアーラは緑の衣装ですが、これは何を表しているのでしょう。
続くタンガダンサーは手に羽根を持っていますが、これはジュリ扇でしょうか。私一押しの、加藤茶夫人に似たダンサーも、令和ダンサー?で確認できました。
ただ、後半の出し物は意味がよく分かりませんでした。
隊列に空間があったのと、演者にスタミナ切れがあったのが気になりましたが、1番手としては上出来でした。

2番手はフロール・ヂ・松戸セレージャ。2001年設立、千葉県松戸市。17回目。テーマは「姿消す野生生物~セレージャと未来を生きよう」。
これは真面目なテーマです。冒頭、古代ギリシャ人と思しき人らが踊ります。この中には、私一押しの人妻ダンサーもいます。タンガ要員がここに起用されるのが、浅草の残念なところです。
続いては未来人?が踊ります。子供の参戦が多く、これはセレージャの真骨頂です。
お次は原始人?が踊ります。この中心はMayo様で、これは彼女の持ち味がよく出ています。
アーラ、ポルメスに続いてバテリアの登場です。それを率いるは、今年私もよく撮らせてもらったダンサーで、お尻のプリプリが最高に素晴らしい。
今年何度か聴いたエンヘドに、スルドの低音がズンズン響きます。これがやっぱりサンバです。
続く花の妖精群はどうも10代中心で、ここだけ見れば自由の森学園のようです。
ラストのアレゴリアはジャングルに棲む動物と草花。全体的に花と緑に覆われ、セレージャらしい作りでした。

3番手は自由の森学園サンバ音楽隊。1998年設立。埼玉県飯能市にある中学・高等学校です。19回目。テーマは「チョコレート」。中・高校生らしい、かわいいテーマです。
先頭は、高級チョコを携えた高校生が踊ります。踊りは若さあふれて、輝いています。
タンガダンサーはOGで、ふだんのイベントで何度も拝見しています。さすがに現役女子高生はタンガになれませんね。
さらにアーラのダンサーが続き、これは現役高校生でしょう。踊りもピタリと合って素晴らしい。ふだんの練習の成果が出ています。
ポルメスのあとは、バテリアです。その先頭のハイーニャは、イベントが前後しますが、先月の青梅でも拝見したハイレグダンサーです。タンガもいいですが、ハイレグもいい。この衣装も流行ってくれませんか。
エンヘドも何となく若者讃歌の歌詞で、若さ全開です。
バテリアは背中に板チョコを背負い、後続のアーラも巨大板チョコを掲げます。名称はチョコっと変えていますが色やロゴはそっくりで、これはどうやって制作したのでしょう、素晴らしい出来栄えです。
皆さん楽しそうで、初秋のさわやかな風のようでした。

ここから「5強」の登場です。

(つづきます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回 浅草サンバカーニバル<2>

2019-12-05 21:14:07 | 浅草サンバカーニバル
車道の観客の先頭は、たいがいミニ椅子に腰かけています。でも道路は端に行くにしたがい下がってくるので、これでは後方の人が見えません。だから立ってしまうのです。
サンバカメコはもちろんですが、浅草の観客もヒトのことを考えません。
こういうのはうまい解決方法があるはずなんですが、実行委員会は何もしません。浅草サンバはまだまだ発展途上です。

S2リーグ4チーム目は、ウニドス・ド・ウルバナ。1981年設立。本拠地は名古屋市などで、毎年はるばるありがとうございます。19回目の出場。テーマは「守れ!汚すな!みんなの水の惑星」です。
早々に現れた水の妖精?のハイレグ度が素晴らしい。この角度こそ年に一度のお祭りというべきでしょう。
後続のタンガダンサーは振り付けがピタッと合い、S1リーグと見紛う見事さです。ただ、給水係さんがちょっと邪魔でした。
とても見応えがありましたが、このテーマをリベルダージあたりがやったら、どれだけ豪華になるでしょうか。やはりチームの規模は重要です。
なおウルバナといえば、ユカ・リバリオさんが有名ですが、今年は見えませんでした。









5チーム目はアカデミコス・ダ・グローリア。2017年秋に新規設立し、昨年に続いて、2回目の出場です。東京都品川区。テーマは「バージンロード!」。
結婚式の一日を愉快に描きます。当日、家では割烹着の女性やちゃぶ台が大騒ぎ。場所を教会に移して、ここでもさまざまな人がカップルを祝福します。
そのはしばしに登場するタンガダンサーが素晴らしい。晴れの一日にふさわしいキャラクターといえましょう。
最後はバージンロードを花嫁と花婿が行進し、感動的です。テーマが身近なので感情移入がしやすく、とても好感が持てました。











6チーム目はインペリオ・ド・サンバ。1999年設立、東京都。17回目の出場です。テーマは「リオデジャネイロ讃歌」。
テーマがなじみ深いので、ふだんのイベントでやっていることをそのままやればいい、ということになります。リオの愉快なメロディに乗って、演者が軽快に踊ります。
外国人タンガダンサーも多数。彼女らは本気で踊らないイメージを持っていますが、今回はしっかり踊っています。スタイルのいいダンサーやダイナマイトバディなダンサーが揃い、これこそサンバという気がします。
惜しむらくは、演者同士の間隔が広すぎて、一部ダンサーは駆け抜けていきました。もうちょっと配置に気を遣っていればいい行進になったのに、惜しい。この辺りがS1リーグとの違いでしょうか。



















7チーム目はブロコ・アハスタォン。2001年設立、東京都港区。18回目の出場です。
アハスタォンは私の好きなチームで、とくにバテリアの緩さ加減がいいです。Tシャツもシャレたデザインで、好きです。今回のテーマは「充電はご自由に」。
チーム全体が同じ振り付けで踊って、統一感があります。巨大なコンセントやソケットなど、アレゴリアも面白い。
ただ、電池が切れて全員が止まってしまうのは、せっかくのいいリズムが分断されて、もったいない気がしました。やっぱりサンバは、最初から最後まで動きまくるのがいいと思います。また昨年のテーマが「リモコン」だったので、やや既視感があるのが残念でした。























車道の方では、最前列でバカ高い椅子に座っているバカがいます。



どうしようもないですね。

トリを飾るはICUラムズ。1984年設立、東京都三鷹市にある国際基督教大学から15回目の出場です。テーマは「エルドラド(黄金郷)への冒険」。
ICUラムズはS1リーグと同等の力量を持ったチーム。今回はテーマがやや分かりにくいですが、皆さん衣装が凝っていて、統率感も取れています。
そして目玉は「黄金8人娘」で、これは前週の三茶ラテンカーニバルでも披露されました。8人のプリプリのお尻がまさにエルドラドで、三茶後、サンバカメコの間では大変な話題になったものです。ところが肝心の私は三茶に行けず、地団駄を踏んだものでした。
そして今回やっと、鑑賞となりました。8人衆の中には、カメコ内での人気上位スリーに入るダンサーさんもいて、感激しました。
大学単体でこれだけの衣装と意匠を凝らすのは素晴らしい。造形に手抜きがないのです。ちょっとレベルが違う感じで、文句なしに優勝と思いました。





















果たしてS2リーグの優勝は、ICUラムズでした。ほかのチームより頭ひとつ抜きん出ていました。

次はいよいよ、S1リーグです。

(つづきます)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回 浅草サンバカーニバル<1>

2019-12-04 20:52:55 | 浅草サンバカーニバル
8月31日に行われた「第38回・浅草サンバカーニバル」を振り返ります。
今年は第「38」回で、「サンバ」。ある意味記念大会かもしれません。今年の注目は、S1リーグの仲見世バルバロスが4連覇なるかどうか、でした。
浅草は毎年、席取りが問題になります。私だって本気を出せば朝から並べるのですが、こういう祭りはふらっと行ってふらっと帰るのがいいので、私はいつも昼過ぎに家を出ます。

浅草に着くと物凄い人出でしたが、意外に観戦スペースはあります。でも私は浅草寺雷門の先が観戦定位置なので、そこまで向かいます。
雷門前はJ・COMのクレーンカメラが設置されています。観客から見れば邪魔モノですが、主催者から見れば大切なスポンサー様です。
車道は観客でいっぱい。立っている人のいない場所を見つけ、留まりました。車道手前では日傘を差して立っているバカ婦人がいて視界が遮られますが、このくらいは我慢するよりありません。
8月も31日になり、暑さはだいぶやわらいでいます。ただこちら側は、だんだん日射しがきつくなってきます。
パレードが始まりました。先頭は実行委員会です。この場ではなぎら健壱が常連でしたが、今年も見当たりません。
後続は2階建てバスで、乗客が楽しそうに手を振っています。
日本堤消防署と消防団の面々が、「熱中症に気を付けよう!」の横断幕を掲げて通ります。世界全体が熱帯化する中、街のサンバイベントは、パフォーマンス中にも摂水が常識になりました。
ゲストチームのアギア・ヂ・オウロが踊ります。タンガダンサーは外国人で、ほぼ全裸の人も散見されます。でもグッとこないのは不思議で、やはりダンサーは日本人に限ります。
田原町小学校と浅草小学校のブラスバンド部が通ります。「Diamonds」を軽快に奏でます。
続く立正佼成会の友佼鼓笛隊は、「スカイハイ」を勇壮に奏でました。





マカオ政府観光局がやってきます。こちらはアレゴリア付きで、外国人ダンサーが登壇しています。港珠澳(コウジュオウ)大橋が開通し、香港空港からマカオまで30分で行けるようになったようです。





さあいよいよS2リーグの開幕です。今年の参加は8チームで、昨年より2チーム減です。
先陣はカンタ・ブラジル行進部。2001年設立、本拠地は大阪府。出場は16回目です。今年のテーマは「忍者」。
そのテーマの通り、赤装束と黒装束の忍者が車道を縦横に動きます。チーム名から分かるようにダンサーの頭数は少ないですが、各自思い思いに踊って、楽しそうです。
トラックの上の天守閣のイラストは、大阪城になりますね。少ない予算でやりくりした感じで、この努力を私は買います。わざわざ大阪から、毎年ありがとうございます。
なお、各チームのテーマは後日調べたものですが、このチームのそれはよく分かりました。





2番手はフェスタンサ。1993年設立、東京都渋谷区。出場は25回目です。テーマは「Xanadu(ザナドゥ=桃源郷)」。
ダンサー連が布をひらひらさせて、桃源郷を思わせます。でも本当の桃源郷はタンガダンサーで、見たことがある方ばかりということもあり、ホッとします。プリンプリンのお尻が素晴らしい。
浅草というと、レギュラーダンサーがヘンな衣装を着てセクシー度が減殺されることがありますが、あれはよくありません。その点フェスタンサはよく頑張りました。





3番手はエストランジェイロス。1996年設立、千葉県浦安市。出場は20回目です。テーマは「ジャングル」。
先頭は葉っぱの化身でしょうか。後続のダンサーは緑タンガでレギュラー衣装の気もしますが、たまたまテーマに合っています。
さらにヘビ女の一群が観客のド肝を抜きます。女体に大蛇が絡みつき、まさにジャングルです。この組み合わせはエロの極致で、この猥雑さが浅草そのものといえます。
私はもちろんカメラを構えていますが、例の傘女が私の視界にどっぷり入っていて、チームがすぐ前を通ったときだけがシャッターチャンスです。つまり数秒しかない上にダンサーの側面しか撮れず、今年も難儀な撮影になっていました。













(つづきます)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする