ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

昨年の松戸まつり

2017-08-10 00:35:42 | サンバ2016
昨年10月上旬に松戸駅前で行われた「第43回松戸まつり」を振り返る。
松戸の祭りは、そこをフランチャイズにしている松戸セレージャの出番だ。チームの印象は若干地味だが浅草サンバカーニバルでは1部リーグをキープし、サンバ界に欠かせない存在である。

当日は午後1時20分ごろに駅の向こう側からチームが登場し、30分に駅へ向かってスタートした。
ベースはこの年の浅草仕様で、ポルタバンデイラ、ダンサーやバテリア、アーラ、バイアーナが勢ぞろい。子供も数人踊っていた。未来のダンサーというわけである。
ちなみにこういう場で踊る子供は圧倒的に女子が多く、男子は少ない。以前テレビで観たが、踊りのセンスは女子のほうが高いらしく、ちょっと躍らせても、女子がくねくねと華麗に踊るのに対して、男子はタコ踊りのごとくでダメだった。
サンバで女性が踊るのは、女性が持つ流麗な美しさもあるが、天賦の才もあるのだ。
松戸の空は曇り模様で、暑くもなく寒くもない。真夏のギンギラギンの太陽のもと、チームもカメコも汗をかきながらのサンバもいいが、穏やかな陽気のもと、のんびりとやるサンバもいいものだ。
道路の幅は4車線ぐらいあるので、広さは申し分ない。歩道も広く、サンバカメコの参戦もピークを過ぎたので、いまのところ撮影に支障はない。ただし駅に近づくにつれ混んでくるのは必定だ。
タンガダンサーもいつものメンバーだが、ちょっと頭数が少ない気もする。しかもよく考えたら、2014年は出ていたアレゴリアが今回はない。若干パワーダウンした気がする。



そうだ、セレージャの顔ともいえるスレンダー美人がいない。
よく見たらジャケットのスタッフが彼女に見える。とはいえメイクがずいぶん地味で、ホントに同一人物かと訝った。サンバのメイクは相当濃くしているようだ。
まさかこのままスタッフに転身してしまうのではと危惧したが、幸い彼女は2017年も各地で踊りまくっており、ほっと一息である。
なおオレ一押しの人妻ダンサーは、レギュラータンガで登場。この日も娘さんを伴い華麗に踊っていた。



駅前まで来てひと踊りし、前半終了。
メンバーの一人が観戦の客に言う。
「私たちは今年も浅草サンバカーニバルに出まして…」
観客が固唾をのんで次を待つ。
「8位でした!」
ここは笑うところと思い、ハハッと声を出したら、そんなのオレだけだった。
もっとも浅草サンバはバルバロス以下の5強が不動だから8位は立派な数字で、観客はこの数字にどう反応していいものか分からなかったらしい。

折り返しの後半戦スタートである。ダンサーはその場でしばし踊るが、歩を進めないので、同じ画ばかり撮れている。もうちょっと縦横に動いてほしかったところ。
ただしダンサーの羽根は左右に広がっているので美背中が見え、これはポイントが高かった。
ダンサーの中には、羽根の量が多すぎて、バックを撮ったら羽根だけだった、ということがある。あれはカメコとしてちょっと残念である。







2時すぎにスタート地点に戻り、終了。
正味30分なので物足りなかったが、しょうがない。でも楽しい踊りと演奏でした。ありがとうございました。

セレージャの皆さん、今年の浅草もがんばってください。
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東京湾に向かうバカ

2016-10-21 22:29:48 | サンバ2016
9月18日は鐘ヶ淵のサンバを堪能したあと、新浦安に向かった。ここは「浦安フェスティバル2016」で、いくつかの出し物の中に、サンバパレードがある。浦安といえばエストランジェイロスだが、ここではミストケンチの演舞だった。

鐘ヶ淵から東武スカイツリーラインに乗り、北千住で地下鉄日比谷線に乗り換える。八丁堀で京葉線に乗り換え、新浦安には16時01分に着いた。パレードは午後4時から開始だが、サンバは3つ目か4つ目のスタートなので、多少遅れても大丈夫だ。
それにしても、このトラベルミステリーのような乗り換えは何だ。いつも思うことだが、こんなに必死こいてサンバを見に行って、いったい何の得があるのだろう。サンバならこの日も、さんざん見たじゃないか。まだダンサーを見たいのか? 我ながらアホじゃないか、と思う。

ところで今月16日は、私用で外出したついでに学生団体のサンバを見に行こうとしたのだが、何となく面倒臭くなって、やめてしまった。確かに乗り換えは2回必要だったが、こんなもの何でもない。
こう言ったら語弊があるが、新浦安のミストケンチに向かうスケベ心があるのなら、学生団体のサンバを見に行けよ、って話である。オレだって若いダンサーが好きなのに、なぜ学生団体のサンバを回避してしまうのか、このあたりの心理がオレ自身理解できない。
やっぱり主催者側の「意向」が、オレを敬遠させるのだろう。主催者側にカメコ忌避の意向が見て取れれば、オレだって行くのを躊躇う。情報を出さないところに押しかけて撮影したって、お互い気分はよくないからだ。

閑話休題。新浦安のイベントは4つのエリアで構成されていた。その間をシャトルバスが走っているらしかったが、スマホで見る限り、パレード会場までは近そうだ。
それで駅から歩いたのだが、全然パレードが見あたらない。
駅前からの大通りは優に片道2車線はあり、埋め立て地だけあって、用地がだだっ広い。高い建物がないので見晴らしもよく、未来都市を歩いているかのようだ。
しばらく歩くとシャトルバス乗り場があったが、どうせ30分に1本とかだろ? それなら歩いたほうが早いと歩を進めたが、やっぱりパレードは見えない。
前方に、見覚えのあるカメコが歩いている。さらに地元民も足早に東京湾の方角に向かっているので、進行方向は間違っていない。しかしパレードの影も形もなく、オレの不安は解消されない。スマホのあの地図、かなり簡略化して描いてやがったな…。
それにしても、今日は朝から歩きっぱなしだ。さすがに脚が悲鳴をあげてきたが、まだ大丈夫だ。サンバカメコに必要なもの、それはスケベ心と体力である。
15分ぐらい歩いたら、スルドとカイシャの音が聴こえてきた。
ああ、サンバが始まってしまったのだ! 間に合わなかった!
オレはいっそう歩を早めるが、一向に追いつかない。ミストケンチはどんだけ早足でパレードしているのだ。
やっと追いついた。タンガダンサーは7~8人。サンバ界では有名な男性ダンサーがいて、トラックの上には外国人ダンサーやプシャドールらが登壇していた。
ダンサーらは泳いでいるかのように、路上を気持ちよさそうにステップする。東京湾特有の浜風が強い。天然自然の扇風機で、気持ちいい。歩道側は混んではいないが、ダンサーを撮影するにも広すぎて、誰を撮っていいか分からない。
しばらく行進すると、交差点のところでストップして演舞が始まった。
オレはミストケンチのメンバーがいまだに把握できていないのだが、男性ダンサーのように専属もいれば、他チームからの登録もあるように思う。今回はバルバロスやリベルダージで拝見したダンサーがいた。ピンクタンガのアジア系ダンサーは、3年前の浜松イベントで見たような気もするが、彼女は関東に住んでいたのだろうか。
この辺まで来ると、逆に歩道が混んできた。サンバカメコもいるが、さすがに数は少ない。しかし混雑に変わりはなく、オレは人の頭越しにバシャバシャ撮った。

また行進が始まる。チームはズンズン進んで、このままいったら東京湾にぶつかってしまいそうだ。あぁ、オレはダンサーを追っ掛けて、こんなところまで来てしまった。
バカじゃないか? オレは本当にバカじゃないか!?
チームはU字部分に差し掛かり、ここがゴール地点のようだ。ここでもう一度、一行が踊る。なかなかに優雅な踊りだった。

これにて演舞は終了。近くに控室があるかと思ったが、一行はそのまま駅方向に戻る。サンバカメコもぞろぞろついてゆく。
ダンサーはパレオなどつけず、堂々としたものだ。道の反対側、つまりこちら側にも見物客はいて、ピンクダンサーなどは丁寧にお辞儀をしている。御礼を言いたいのはもちろんオレたちのほうだ。
かなり歩いて、一行はフェードアウト。先ほどの道には、青森ねぶたが控えていた。この浦安フェスティバルは意外に大規模で、ほかにも博多どんたくや沖縄エイサーなどの演舞がある。ここにいて主要都市の踊りが見られるというわけだった。
オレも見たかったが、帰宅したい気分が上回った。

























ほかにもタンガダンサーがいたが、撮り損ねた。申し訳ありません。
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今年の四谷大好き

2016-10-12 01:15:45 | サンバ2016
今年の10月第2日曜日もあっちこっちでサンバが予定されていたが、あいにく朝から雨だった。こりゃ今年のみなと区民まつりパレードも中止だな。
同まつりは2年前に初めて見たがそれっきり。このイベントとはご縁がないようだ。

当日は朝から行動しようと思えばできたのだが、そんなわけだから別の予定を入れて、サンバを見られるのは午後3時以降になった。
幸い、昼前に雨も上がった。9日は四谷のアレグリアや所沢のリベルダージ、ほかにもあるかもしれないが、どれか1本を見るとなれば、場所が近い四谷がいい。アレグリアの演舞を見たいし、撮影環境が意外といいのだ。
2本目の演舞は4時からだろう。もう、今さら時刻を確かめないのである。
3時少し前に昨年と同じ三栄公園に着くと、男女3人組がステージでライブをやっていた。たぶん、昨年も出場した人たちだ。
ステージ脇には赤のスタジャンに帽子のMCがいた。彼も毎年お馴染みだが、風貌に似合わず、意外と進行がしっかりしている。
続いて若い男性7人組のライブ。よくある今風のメロディと歌詞だ。彼らも今は無名だが、数年後にはスターになっているかもしれない。
オレはアレグリアの控室があるビルに行く。その出入口に行列ができていた。
その主はヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」で、みんな撮影の順番を待っていたのだ。
彼は昨年も某所のイベントで見たが、なかなかの人気ぶりだった。当然だが、サンバダンサーに目の色を変えているのは、サンバカメコだけなのであった。

7人組のライブが終わっていよいよサンバだが、今年の2本目はステージから始まるらしい。
すると、ステージ前の座席が片付けられた。サンバの時は全員立ち見になるらしい。ちなみにこの時、最前列に座っていたのは、若い女性だった。もちろん先の7人組の応援のためだが、もし座席が片付けられることがなければ、最初からここをサンバカメコが占領していただろう。

まずはバテリアとハイーニャダンサーが登場した。ハイーニャは松下奈緒似ダンサーではなく、別のベテランダンサーだ。
実はこの四谷祭り、たしか東日本大震災の年(から数年)は、サンバを招聘しなかった。
それでオレは東十条のバルバロスを見に行ったのだが、そこに沿道の客として、彼女も来ていた。
時が経って、現在バルバロスのサンバはなく、アレグリアのサンバは復活して、彼女もこうして踊っている。巡り合わせの皮肉というか、彼女も感じるところはあっただろう。
バテリアは今回も浴衣姿。この衣装も時節柄、ギリギリだろう。
オレも撮影するが、ヒトの頭を避けて何とか撮れる、というレベル。
その客たちの中に、アレグリアのメンバーがいた。今年は某所のイベントで、警備員が観客側にまわって監視する光景を見たが、同じ役目だろうか。
事実、そのメンバーがある客に何事かを話しかけると、その客は撮影を止めてしまった。

とりあえず演舞が終ると、楽器紹介。それが終わると、残りのダンサーが登場した。松下奈緒似のダンサーは、一ダンサーとして登場。相変わらずハジケた踊りだ。
その他のダンサーも昨年からの連投が多いが、黄緑のダンサーが不出場だったのは残念。次回の登場を期待します。

30分のステージが終わって、今度はパレードである。チームがこのまま退場すると覚悟したので、今年もあってよかった。
パレードが始まったが、この黄昏時はヤバい。いちおうバシャバシャ撮影したが、うまく撮れているかどうか。
ここでも沿道にスタッフがいて、カメラマン?に「顔も録ってあげてくださいね」とか言っていた。
このカメラマンもスタッフなら、普通の指示である。だが、もしこのカメラマンがサンバカメコだったら、行き過ぎた撮影をやんわり注意したことになる。
オレはこの方法を支持したい。怪しい撮影をしている人は、どんどん注意したほうがいい。もちろんオレも覚悟している。
15分ほど踊って、ダンサーは退場。バテリアとハイーニャが残り、〆の演舞をして、健全な盛り上がりのうちに、サンバイベントは終了した。

ステージではつば九郎と、新宿区長?が歓談していた。
この四谷大好き祭りはちょっと異色で、3年ごとに開催場所を変える。MC氏によると、来年は信濃町付近の大通りからパレードするらしい。
人生一寸先は闇、が持論なのでオレが来年も見られる保証はないが、それが叶うよう、精一杯生きようと思う。

帰宅して画像を確認すると、横着してストロボを付けなかったらか、ことごとくブレブレになっていた。
相変わらずお粗末だねぇ。
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上野の森で

2016-09-11 21:06:25 | サンバ2016
竹の台広場ステージの前を通ると、「これはリハーサルです、本番は2時からです」の声があった。今は12時半で、だいぶ時間がある。
ここは再び戻ってくることとし、オレはその先のフリーマーケットをひやかす。またここに足を運ぶとは思わなかった。


↑3日 ↓4日


なんとか時間をつぶし、2時少し前に竹の台ステージに戻った。このステージは先月の「東京2020ライブサイトin 2016」の時に造られたもので、それが解体されずに残ったため、今年のハピコレでも使えることになった。ずーっとこのステージを残せばいいのにと思う。

ハピコレスタート。といってもファッションショーの類ではなく、ハッピを制作した8学部が10分間の出し物を行い、優勝を争うのだ。
各学部とも趣向を凝らし、見応えがある。楽器・声楽関係は音楽を奏でたり合唱したりと素晴らしいが、美術関係は出し物に困ったかトークに終始したりして、でもそれはそれでおもしろい。
圧巻は最終チームの「先端・音環」で、これが前衛藝術とでもいおうか、人間の不条理を体現し、妙に印象に残った。
結果も見事に優勝。ふつうに喜んでいる姿を見て、彼女らもふつうの女の子だったんだと安心した。

















確認しておくが、オレのこの日のメインは、6時40分ごろからGe大ステージで始まるサンバ観戦である。
しかしまだまだ時間がある。4時からはゴリラ神輿等を大学に戻す作業だ。
神輿を台車に載せて、学生諸君が上野公園を通る。木々が鬱蒼としているので、神輿と当たりそうなところは竿上げ棒で枝を持ち上げる。
神輿は公園内を巡回する形で通る。公園内ももちろん観光客が多い。その中をゴリラが進んでいく光景は爽快だ。
最後の難関は校門前だ。学生が腕を高く上げ、神輿が通り抜けると、拍手が起こった。



上野の山をぐるりと一周するとだいぶ時間も経って、サンバの時間が迫ってきた。オレはステージ前に行く。1コ前のミニコンサートが終わるとステージ前はガランとしたが、灯りを落としたステージから打楽器の音が聴こえると、再び学生が集まりだした。
やがてバテリアが登場した。昼のパレードとは比べものにならないくらいの部員数だ。
夜の帳が落ち、サンバスタート。いつものリズムを奏で、サンバ部、観客ともノリノリだ。タンガダンサーは1人だけ登場。昨年と同じコだ。
ステージ、観客と一体で盛り上がる。サンバ部は週に2回の練習で、けして目立つ存在ではない。それが藝祭の時に一気に爆発し、存在感を見せつける。この落差がたまらない。
興が乗ってくると学生がステージに上るが、ハッピを着た学生が彼らを突き落とす。腕には腕章をしていて、どうも「彼らを落とす係」らしい。
スマホで録画している学生が意外と多い。手許に録画機材があれば、つい利用してしまうのが人間の性だ。オレもカメコなので、一応カメラを取り出す。しかしここからの距離ではうまく撮れない。でもそれでもいいのだ、雰囲気だけ撮れれば。
水しぶきがところどころで飛ぶのでオレも被害を受けたが、それもまた楽しい。7時ごろにいったん演舞は終了したが、大拍手にあおられて、アンコールが始まった。
オレも最後まで楽しんで行こうと思った。
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巨大ゴリラ、上野に現る

2016-09-10 21:01:56 | サンバ2016
4日は東写の越生に行くつもりだった。成瀬彩さんは出ないものの、幕内里奈さん、江尻侑華さん、如月遥菜さん、鮎川愛夏さんとそうそうたるメンバーが出る。
だが朝目が覚めたら眠くて、起きられない。
一人暮らしならそれでも行くが、オレには一応身内がいて、日曜の朝早くに出て行ったら不審に思われる。ふだんは寝ている時間に電車に乗るのもイヤになって、結局行くのを止めてしまった。
なおこの日は小雨の予報だったが、その理由で行くのを止めたわけではない。

起床して朝飯を食べていたら、空が晴れてきた。たまには家でぼーっとするのもいいが、この日は上野でGe祭があり、10時40分からは上中通り付近でサンバパレードがある。タンガダンサーは出ないけれども、せっかくなので見に行くことにした。

上野に着く。定刻にはやや遅れたが、ちょうどパレード団体と鉢合わせする形になった。例年は昼過ぎから行われるが、なぜか今年は早いのだ。空はすっかりピーカンで、あぁ…やはり東写に行くべきだったと後悔した。ホントに今年は判断ミスが多い。
Ge大サンバ部はやっぱりダンサーなし。でもこれは織り込み済だ。15人前後のバテリアが軽快に打楽器を鳴らし、その後方には、…げええぇっっ!! 巨大ゴリラの神輿が続いた。前日に大学構内に陳列されていたヤツだ。
昨年の同パレードにはこの類の神輿はなかったが、今年が初めてなのだろうか。バテリアだけでは単調だったから、この趣向はおもしろい。

Ge大の学生作だけあって、巨大ゴリラは牙をむいて吠え、まるで生きているかのようだ。高さも数メートルあるが、これで商店街を通れるのだろうか。
学生は元気よく?ゴリラを担いでいる。…あっ、電線にかかる!! と思いきや、お付きの学生が竿上げ棒で電線を突き上げた。
また進むと、右手に広告看板が飛び出ている。ゴリラは右腕を横に大きく広げているので、これがネックなのだ。
担ぎ手は腰を落としてそろそろ進む。無事に通り抜けると、オレたち見物人はホッとして、小さく拍手をする。これはスリリングで見応えがある出し物になった。
神輿は商店街を抜け、上野駅前の大通りに出た。風格ある上野の駅舎に、巨大ゴリラが絶妙にマッチしている。
一本隣の商店街に戻り、しばし休憩。そこに黄色い歓声が上がった。Hey!Say!JUMPの伊野尾クンが取材で来ており、学生にインタビューをはじめた。その周りには「撮影はご遠慮ください」のカードを掲げた関係者がニラミを利かせる。
もとよりこっちも撮る気はないが、それにしてもありがたいのがタンガダンサーだ。お尻丸だしの半裸でパレードしているのに、それを撮影してもお咎めなし。サンバこそ撮影禁止にすべきではないのか。

休憩が終わり、再スタート。サンバ隊が先導し、神輿が続いた。
最後はJRのガード下付近でゴールとなった。背後にスカイツリーが見え、いいコントラストを描いていた。Ge大の皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでした。



















その先にはGe大生8学部の制作によるハッピコレクションがある。市民の投票があり。昨年はオレも1票を投じ、ペットボトルのお茶をもらったものだ。
今年もやっているようだったので、オレはハッピを見て回る。甲乙つけがたいが、建築×声楽科に決めて投票所に行くと、すでに投票が締め切られていた。残念。
そのまま上野公園に行くと、噴水手前の竹の台ステージで、ハピコレイベントをやるようだった。

<以下次回>
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職人のごとき

2016-09-08 21:52:09 | サンバ2016
ステージからちょっと離れたところで佇んでいたら、ステージ向こう側の建物からバルバロスのバテリアが現れ、ステージに上がった。立ち位置を確認しているらしい。
しばらくしたら退場したが、これはダンサーもあちら側から登場するのだろうか。

最後の山車が退場し、ようやくバルバロスの番だ。柏の葉に来てから2時間、ホントに長かった。
「お待たせしました!」のナレーションに続いて、彼らが建物の向こう側から現れた。
先頭はタンガダンサーで、1人、2人と数えると、全部で7人いた。それにさっきのバテリアが7人、さらにヂレトールが続いた。
メンツはここまでである。というわけで、美季様はいなかった。ほかのサンバチームならダンサー7人は多いが、バルバロスからしたらずいぶんミニマムである。ただしダンサーは厳選された感じだ。
一行はステージに上らず、そのまま会場内を進む。やっぱりこっちが撮影しにくいパターンになった。
ダンサーがぐるっと回って、こちら側に戻ってきた。いちおう人垣はできているが、カメラで撮影する人は少ない。客の目的がサンバより神輿だからだろう。
すると一人のダンサーが、オレのカメラを見ながら踊ってくれた。サンバカメコにはありがたいサービスで、恐縮の一語である。
ダンサーはそのまま、ステージ横のメインストリートに進む。しかし両側は屋台があるので、カメコは侵入しづらい。オレは屋台の裏側から撮影するが、障害物が多すぎてダメだ。
でも道路のセンター部分に見物者がいることはいる。最初からそちらで待っていれば、ダンサーを間近で撮影できた。
オレは屋台の突端のところまで走って待つ。するとダンサーはその途中で踵を返し、見物者を回り込むようにして、ステージのほうへ戻っていく。イメージ的には、新松戸まつりでセレージャが通ったコースに似ていた。オレは彼女らを追い駆けるが、いい歳して何をやってるんだと、いまさらながら自己嫌悪に陥った。







ダンサーとバテリアがステージに上る。ひとしきり踊ったあと、ヂレトールから、今年の浅草サンバの優勝報告があった。これから1年間、このフレーズが使えるのは大きい。
再び演舞が始まる。ダンサーは、踊りはもちろんのこと、全体の振り付けもしっかりしている。
ステージ前も、チアの時以上に観客が集まっている。イベントでサンバがある時、サンバ以上に人が集まる出し物をオレはほかに知らない。
バルバロスの演舞を見て思うのは、これが一つのショーとして確立していることだ。すべてがキッチリしていて、緩みがない。
演舞は5時ちょっと過ぎに終了。立石と比べると短かったが、濃密な30分だった。
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二度目のTX

2016-09-06 01:03:55 | サンバ2016
3日は二択。立石か柏の葉だ。立石はセレージャとフェスタンサ。柏の葉はバルバロスの演舞である。
例年なら立石なのだが、柏の葉のバルバロスに食指が動く。同チームは先日の浅草サンバカーニバルで7年ぶりに優勝を飾った。その凱旋パレード一発目とくれば、柏に行かないわけにはいかない。それに、美季様にお目にかかれるかもしれない期待もあった。
柏のシステムも気になるし、1回行っとこうと思った。

柏に行く前に、2日から始まっているG祭に行く。ここは大学の各学科が制作する神輿が有名で、サンバの有無にかかわらず、毎年お邪魔している。神輿は今年も力作がそろい、しばし見入った。
上野公園に入ると、G大の学生によるフリーマーケットをやっていた。オッサンが興味を示す商品は限られているが、うっかり見入って女子大生に営業されたら、要らないものでも購入しそうだ。よって、遠巻きに眺めるに留めた。

柏の葉…いわゆる「ふるさと田中みこし祭り」のサンバは、午後4時35分から。しかし2時30分にチアリーダーの演舞があり、こっちも見ておきたくなった。
ちなみに、立石の演舞は3時から。ここで30分ほど見て柏に向かってもサンバの時間には間に合うが、あまりにも慌ただしい。それに、サンバ観戦を途中で切りあげるのはかなりの勇気が要る。そのままズルズル見ちゃう可能性もあるので、ハナから柏一本とした。

スマホで調べると、柏の葉キャンパスへは、上野から地下鉄で北千住に出て、つくばエクスプレスに乗ればよいらしい。
だが地下鉄までがけっこう距離があり、乗車予定の地下鉄に乗り遅れてしまった。よく考えたら上野からは常磐線でも1本で、こちらで行ったら間に合ったかもしれない。

つくばエクスプレスに乗る。先月も乗ったが、この路線をまた利用するとは思わなんだ。まったくサンバカメコはアホやね。
柏の葉キャンパス駅に着いた。電車賃は秋葉原から570円で、いまさらながらバカ高い。新宿から中央線に乗ったら、どこまで行っちゃうだろう。
会場は駅前からすぐの西口広場で、ここも前回の三郷中央同様、近い。奥の簡易ステージで、ちょうどチアリーダーの演舞が始まったところだった。
チアはどこかの世界大会で何度か優勝しているそうで、知る人ぞ知る名門らしい。が、少女が中学生っぽい。しかも脚はレオタード着用である。オレはチアは専門外だけれども、高校生以上のミニスカートが望ましい。それでオレは、観客の後方で静かに鑑賞した。

それが終わると阿波踊りだ。だが会場西側の大道路奥から踊り手が来た。てっきりステージで踊るものとフンでいたから意外だ。もっとも踊りの類は広い敷地で自由に踊るのが似合う。
一行はステージに上らず、そのまま時計回りに会場を巡る。オレは一行の内側にいたのだが、植木等(「ひとし」ではなく、「とう」と読め)が邪魔をして、スムーズに移動ができない。要するに、あまり抜け道がないのだ。サンバでこのコースをやられたら大変だと思った。







ちなみにステージ前の最前列では、サンバカメコと思しきカメコが場所取りをしていた。
ご苦労さんです。

阿波踊りが終わり、別所ではお囃子が出た。続いて子供神輿の登場である。各町会から合計12基が出るらしい。イベント名にも入っているように、これがイベントの目玉なのであろう。
また西側から、子供神輿が登場した。でも子供たちは、神輿の担ぎ棒を腰から提げている。神輿は肩で担ぐものだが、そこは大目に見ているのであろう(もっとも、その後に登場した神輿は、子供たちが肩で担ごうと努力をしていた)。
それにしても神輿、というか子供の数が多い。この辺の地域は新興住宅街だから当然ではあるが、オレの地域なんか子供の数が少なくて、子供神輿は大人が手を貸していた(もっともその責任の一端は、いい歳をしてチョンガーのオレにもあるのだが)。
神輿の後は、山車。さらに獅子舞を先頭にくっつけた、大きな山車が登場した。







これらが会場内をゆっくり巡行する。神輿もこぶりなので、全体的にアットホームな感じだ。
また、会場内では女性によるナレーションが行われているが、これが描写が的確で、実にうまい。彼女はプロであろう。

神輿が順次退場し、そろそろサンバの時間が近づいてきた。
バルバロスはどこからお出ましになるのか。やっぱり西の方角からだろうか。それならいつぞやの五反田のパターンだ。
同じ理屈で、東側・駅方面からの可能性もある。
あるいはふつうに、ステージ奥から、も考えられる。
オレはどこで待つのがいいのだろう。

<以下次回>
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スーパーヒップ2016

2016-08-26 20:39:25 | サンバ2016
三軒茶屋から田園都市線に乗って、神保町で都営三田線に乗り換えて志村坂上へ。たぶん、ほかのカメコもこのルートだろう。しかしオレも好きだなァと自己嫌悪に陥りながら、移動したわけであった。
地上に上がると、歩道は観客でいっぱいだった。
しばらくすると、横断歩道の向こうから、演者のリベルダージの面々が現れた。こちら側に来て、各パートが所定の位置につく。
書き遅れたが、これはもちろん「志村銀座まつり・サンバinシムラ」である。
オレはチームの先頭から構成を確認する。先頭は例年どおり外人部隊で、追浜で見たダンサーがいた。
その後方にはピンクダンサーの群れがある。昨年は序盤、雨模様だったから、アフリカ民族?ダンサーは羽根なしで、美しいヒップが映えていた。今年それに近いのは彼女らで、ヒップの飾り物があまりない。
ポルメスは2組で、一人のポルタバンデイラは、オレ一押しの女性だ。今日はひときわ背が高いが、衣装の下では相当高いヒールを履いているのだろう。
ハイーニャ格のダンサーは背中に羽根を付けず、まさに真夏の衣装?だ。
最後尾に行くと、こちらもオレ一押しのスレンダーダンサーが、肉襦袢みたいな着ぐるみを着ていた。彼女、この前はポルタバンデイラをやり、その後はスタッフをやり、今回はついにこんなものを着てしまった。彼女のタンガを拝めるのは秋なのか!?
オレはピンクダンサーの近くで待機した。スタート時刻が近づいて、板橋区のお偉方がスピーチ。一見いらなく思えるが、これがあるということは、お偉方がサンバに理解があるということだ。今年は第50回の区切りだそうで、盛大な催しが期待できた。
先頭の風船が空に舞い、サンバスタート。バテリアの軽快な音楽が鳴り、オレは一挙にテンションが上がった。
チームはしばらくその場に留まって踊る。例によってカメコの撮影がさえわたるひと時である。
5分くらいして、ようやく進行した。オレは引き続きバシャバシャ撮影…といいたいところだが、歩道の観戦者は2列ぐらいあって、そう簡単にできない。しかもその先では歩道が極端に狭くなり、渋滞を起こした。こういう時でも撮影するのがビデコで、カメコの旗色はわるい。
さらに陽が陰り、オレのカメラは手ぶれを起こし始める。一応外付けストロボは付けているが、オレの腕ではいい写真が撮れないだろう。
隊列もだいぶ進むが、観戦者は途切れることがない。車道ではスタッフやボーイスカウトがうまいことダンサーを防御して、なかなかオレにシャッターを押させない。
ちなみにスタッフの妨害が過ぎてくると、いつぞやの平間のように、カメコに直接文句を垂れてくるのだ。まあ、志村ではその心配はないが。
ずーっと奥まで行って、チームは折り返し。大宮ではないが、メンバー同士が交叉して、バチバチッとスパークした。
ビデオで撮影してみる。と、ピンクダンサーのひとりが明らかにオレを見て踊り始めた。
こりゃまた…オレの錯覚だろう。ダンサーがビデオやカメラを見つめて踊ってくれるわけがない。
ところで彼女らが首に巻いているのは何だろう?



チームがゴール地点というか、スタート地点に戻ってきた。ここにはお馴染みのステージがあり、まずは外人部隊が踊る。
続けてポルメスとハイーニャ格ダンサー。あのポルタバンデイラと、羽根なしハイーニャダンサーが手を取り合って踊る絵なかなか濃厚だ。



これで1本目が終了。2本目は6時30分からのスタートだ。「それまで志村銀座商店街でお買い物を…」の放送があったが、オレは外へ出る。
志村といえば年に1回お邪魔する蕎麦屋があって、昨年は満席のため別の蕎麦屋に入った。
…今年は空いていて、老夫婦の先客があるだけだった。「サンバよかったね」とか話しているから、さっきのサンバを見たのだろう。しかし2本目は見ないはずで、そこが一般客とカメコとの違いである。
大もりは格別の美味さだった。サンバとサンバの間の食事は美味いのだ。

2本目もピンクダンサーの群れの近くに行く。黄昏時になり、彼女らのヒップがなまめかしい。



スタート。オレはピンクダンサーを追い駆ける。リベの隊列は長いから、最初から最後まで見てしまうと、先頭に追い付くのが難儀だ。結局、お気に入りのパートのダンサーにまとわりつくのがいいのである。
夜の帳が落ちて、昼とは違うサンバの貌になる。だが沿道の光がやや乏しい。オレはストロボをたくが、彼女らに届いていない。
チームはいちばん向こうで折り返し。再びスパークである。
オレは相変わらずピンクダンサーを追い駆ける。でも、オレと同じ手合いのカメコは多そうである。





チームがスタート(ゴール)地点に戻り、お馴染みのステージである。まずは先頭の外人部隊。続いてピンクダンサーの7人組だ。それが終わると、カウガール…。今回は各パーツが順番に踊っているようだ。
いやあ素晴らしい。明るい照明の下、正面から拝見すると、感激も倍増する。最後はポルメスとハイーニャ格ダンサーが、再びの競艶となった。
ダンサーも艶やかだが、特筆すべきはここまでノンストップで演奏を続けているバテリアだ。彼らの演奏があるからダンサーが踊る。バテリアなくしてサンバはない。
大いに盛り上がって終了。今年のリベは7月のサンバが休止になったりして不運なところもあったが、浅草に合わせて調子を上げてきた感じだ。
今年こそ、リベは期待できるのではないか!?

帰宅して画像を確認すると、ピンクダンサーの巻物は豚ちゃんだった。今年のテーマは「肉」だそうで、それならあのダンサーの肉襦袢も納得できる。
また撮影中は、オレのカメラのAFがあまり点かなかったのだが、確認したら、中央の1点しか点かない設定になっていた。
道理でピントが合いにくいと思っていた。画像を確認するとピンボケばかりで、またオレは意気消沈した。
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三茶はどうなの?<後>

2016-08-25 23:17:51 | サンバ2016
やっぱり卒業しちゃったか…。
黒ダンサーは切れ長の目でプロポーションが抜群によく、踊りにもキレがあった。サンバカメコ内でも(たぶん)三指に入る人気ダンサーで、彼女がもしモデル撮影会に出ても、一番人気になっただろう。
ピンクちゃんもいなかった。ほかのダンサーもピチピチで相当なメンバーなのだが、そんなわけでオレの写欲は今一つだ。
ダンサーの衣装は浅草仕様ではないが、振りつけに工夫を凝らして「魅せる」。









ICUは例年、制作におカネをかけないが、大学単体で出ていて予算もないからしょうがない。予算の範囲内で工夫をすればよい。

4チーム目はサウージ。言わずと知れた昨年の浅草の覇者で、こちらは大人数での登場だ。
アーラはかなりいるが、布面積が多いのがやや残念。子供たちの姿も多い。彼らは浅草にも出場するのだろう。
各パートで工夫を凝らしているが、肝心のタンガダンサーが意外に少ない。先日の天王洲では小イベントながら10人も出ていたので、少々残念だ。
でも、トミコさんの姿があった。相変わらず罪づくりなカラダだ…。オレは分かっていても、シャッターを切ってしまう。ほかのカメコも知ってか知らずか、熱心に撮影している。まあ、そうなるわなあ…。

5チーム目はクバキューバで、これは残念ながら素通りせざるを得ない。何と言っても、オレの目的はタンガダンサーだからだ。

最終はブランコ。先日の下北沢でのパフォーマンスが鮮烈だったので、今日も期待したが、それにたがわぬ出来だ。
先日のタンガダンサーの半数が、今回は浅草仕様だ。その振り付けはピッタリ合っていて、練習の成果が見て取れる。
バテリアが後方に控える。オレはその演奏をしばし間近で聴いたが、みんないい顔をしていて、オレはちょっと感動してしまった。
ブランコは最終チームなので、このままブランコを追い駆ければいいのだが、途中の脇道で、バテリアの演奏が聴こえた。
昨年もあった、ミニパレードだろうか。オレはそっちが気になって、ブランコが通り過ぎるのを待って、そちらに向かう。ブランコにはタンガダンサーもそれなりにいたのに、この切り換えの早さは我ながら意外だった。

ミニパレードは、昨年と同じあいあいロードでのパフォーマンスだった。チームは一番手で踊ったフェスタンサで、昨年と同じだ。とあるマンションの前の小スペースに演台を造り、そこにダンサーが上がって踊る。
ステージはダンサーをじっくり撮れるし演奏も落ち着いて聴けるのがよい。
ひとしきり踊っあと、ミニパレードになったが、彼方からバテリアの音が聴こえてきたので、オレはそっちに行ってみる。
ピー・ラジールだった。例によってタンガダンサーは一人だったが、さっきは流し気味だったので、こちらを聴く気になった。
時刻は3時20分を過ぎた。ミニパレードは3時30分までなので、これで終わりだろう。これから志村へ向かえば、ちょうどいい時間である。
なお三茶では4時25分から「ふれあい広場」でサンバステージがあるが、これは断腸の思いで見送りである。

しかし三茶。オレの目が肥えてしまったのか、ダンサー自体が本当に少なかったのか、何となく夢中になれなかった。
三茶は良かったのか悪かったのか、いまだに判断がつかない。
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三茶はどうなの?<前>

2016-08-24 23:25:21 | サンバ2016
この前の日曜日は迷った。越生の水着撮影会に行くか、三茶と志村のサンバに行くかだ。
越生は成瀬彩さんが出るのが大きい。あのセクシー肢体をまた撮りたいが、もちろんサンバも捨てがたい。
撮影会に行けば、志村の2本目から見られる。でもこういうのは、2本とも見るからいいのだ。
成瀬彩さんはまたいつか撮れるだろう、ということで、日曜日はサンバ観戦とした。

最初は世田谷区の三茶ラテンフェスティバル。浅草の直前ということもあり、例年複数のサンバチームが見られる。ただタンガダンサーが出ているイメージがあまりなく、年々オレの期待度は下がってきている。
サンバの開始は午後1時30分から。幸い雨は降らなかった。10分前にスタート地点に着くと、すでにオープニングパレードのチームがスタンバイしていた。メンツは外国人のタンガダンサー数人とバテリアだ。昨年はどこかのミスが制服姿で先頭を歩いていたから、かなりのグレードアップである。
スタート前の撮影は例によって黙認。オレも遠慮なく撮らせていただく。オレは外国人ダンサーはあまり夢中にならないが、彼女らはオレたち日本人が好む顔だ。
お偉方のスピーチのあと、ちょっと早めにスタート。ダンサーはダイナマイトバディだがただ太っているわけではなく、ボン、キュッ、ボン、なのでカメコの写欲をそそる。
オレたちはもちろん彼女らを追っ掛ける。今回はサンバチームが6つ参加していて、去年より1つ多い。それらが10~15分間隔でスタートするから、カメコはどこで引き返すか、どのチームをメインに撮るか、この読みが大事である。
しかし出場チームとその順番が分からない。このサンバはコンテストで、さっきスタッフが採点表を配っていた。あれをもらえば、出場チームが分かったのだが…。

いつもなら外国人ダンサーは適当に流すのだが、前述のとおり、彼女らはかなり魅力的で、オレはずるずると追い駆けてしまう。ほかのサンバカメコも同様のようである。





中間地点の審査員席を過ぎた。このまま行ったらゴール地点に着いてしまう。オレは後ろ髪を引かれる思いで引き返した。
世田谷交通少年団BAGSを昨年と同じように一瞥し、最初のサンバチームを迎える。
一番手はフェスタンサだ。インド系の衣装が多く、今年はそれ系のテーマで臨むと推察される。ただ、ダンサーやアーラは豊富にいるのだが、オレ好みのダンサーがいない。
撮影会でもサンバでも、モデルやダンサーは必ずしも多くなくてよい。自分好みの女性が一人いればよい、が持論である。
何枚か写真を撮って、またスタート地点に向かう。途中、八百屋にプログラムが置いてあったので、多少気が引けたのだが、いただいた。
今回のお楽しみは、最終スタートのブランコだ。

2チーム目はピーラジール。チームの規模は大きくないイメージがあったのだが、けっこう参加者がいた。だが、肝心のタンガダンサーが一人しかいない。これでは滞在時間を短くせざるを得ない。
3チーム目はICU。ピーラジールを端折ったので、ほぼスタート直後から迎え撃つことができた。
今回の注目点はただ一つ。ここ3年間見ていた黒ダンサーを、今年は見ていない。ここでいなけりゃ、もう彼女は卒業、ということだ。
そしてその彼女は、いなかった。

<以下次回>
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