ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

カオス(やってもーた2018・第7弾)

2018-09-26 01:09:46 | サンバ2018
月曜日は某商店街のサンバパレードに行きました。ここは大人気チームが出場することもあり、年々観戦者が多くなっています。撮影エリアはもはやパンク状態で、毎年開催が危ぶまれているのですが、今年も行われることになりました。
ただし商店街のHPには、並行移動禁止、一脚と三脚の使用禁止の一文が載っていました。でも悲しいかな、どちらも遵守するカメコはいないでしょう。いずれにしても今年も、裏道を最大限に利用するしかありません。
定刻に1本目がスタートしましたが、しばらくすると、私の隣にオッサンカメコが来て、捩じ込むという感じで、割り込みをしました。隣にいた人はハジき出されました。
この光景、浅草サンバカーニバルではアジア系外国人がよくやる手口ですが、まさか日本人がこれをやるとは思いませんでした。
たぶんチームが整列した時、その隊列が先に伸び、オッサンカメコの前にはバテリアしかいなかったのでしょう。
それでスタート前後にこちら側に移動してきたのですが、こっちだってロープ際は埋まっています。それで、かの行為になったのでしょう。いやしかし、私たちサンバカメコも大概クズですが、ここまではひどくありません。
とにかく、前途多難を思わせました。
チームは商店街をパレードしますが、何だかロープ係が荒々しい気がします。
ダンサーは6~7人でしょうか。この中では、栗山千明似のダンサーが私のイチオシです。
さて、私はいよいよ裏道を走ります。ただしここは十分気を付けて、一般のヒトに当たってはいけません。
商店街に戻ると、10数メートルほど中に入ります。このくらいの距離なら、また裏道に抜けられるからです。
でも壁際には放置自転車が行く手を阻み、チームの進行中は少しの距離でさえ、移動は困難を極めます。
それでも私は裏道走りを繰り返します。いつもは一脚組や脚立組に自由にされていますが、機動力では負けません。
復路では、並行移動のカメコがいました。彼がそのままこちらに来るので、私はブロックします。アンタ、雁之助ですか。
それまでは、ロープ際にいた人は彼をよけて通してたんでしょう。だけど私はそんなに甘くありません。
彼は怪訝な顔をしていましたが、新規のカメコですね。これが常連カメコになると、ロープ際に撮影者がいたら、その後ろを華麗にスルーするのです。
壁際では、ショッピングカートを引いている婆さんがノロノロと歩き、後ろが甚だしくつかえます。でも文句は言えません。私たちゴキブリカメコが文句を言う権利はないのです。
1本目の残り時間もあと3分。もう裏道はないだろうと思ったら、まだ1本残っていました。あーーーーー、しまった!!!
私は取り残され、バテリアの演奏を聞くのみ。また、やってしまいました。

約1時間後の2本目は、1本目とは逆のコースを行きます。
私は静かに待っていましたが、今度はスタート直前になって、お婆さんが2人、私の右に割り込んできました。
ちょっとちょっと婆さん、そりゃねえよ!!
私は左の人に謝って、詰めてもらいます。
しかしスタートすると、観戦者がロープ係に押され、お婆さんもこちらによろけてきました。このままいけば将棋倒しですから、私はそこで踏ん張ります。これはきつかったです。
さらに別の場所でも、ロープ係は必要以上に押してきて、気が付くとロープが「逆への字」になっていました。
なんだよこれ……。私は先月の平●の時のような、嫌悪感を覚えました。
私は裏道を走ります。すると、係員から走らないで! と注意されました。
別の裏道では歩き、折り返し地点で待ちましたが、さすがに行き過ぎたようで、全然チームが見えません。
彼らが遠目に見えるところに戻ると、中途で長いパフォーマンス中で、これにはガックリきました。
復路では、自転車を引いたカップルが見ていたりします。あのー、なんで自転車を引いたまま、観戦エリアに侵入しますかね。
ようやくスタート地点に戻ってきました。私はその先で待っていましたが、ダンサーはいったんこちらに来ると引き返し、やや戻ったところで最後のパフォーマンスを始めました。
うわ、ここでも読みが外れ、私は凹むばかりです。
カオスの中、パレードは終了しました。

終わってみて、今年の人出も例年以上にスゴかったですね。私も横移動(並行移動ではない)はしないよう心掛けましたが、完璧には難しかったです。
あとは、新規カメコ?の行動が、目に余りました。ちょっと、ロープ際の並行移動がひどすぎます。
……と言うオマエの行動はホントのところどうなんだ? と聞かれれば確かにそうで、もちろん私も、ほかの見物客にかなり迷惑を掛けてしまいました。
とにかく商店街やチームとしては、「あんたらカメコはもう来ないでくれ」というところでしょう。
自戒します。
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湖北は百花繚乱

2018-09-25 12:42:28 | サンバ2018
日曜日は東京写真連盟の撮影会か、千葉県我孫子市湖北のサンバか迷いましたが、湖北に行くことにしました。東写は藍田麻利衣さん、小林広美さんに食指が動きましたが、もう一人、強力なモデルさんが欲しかったところです。
前日に書いたとおり、この日は昼過ぎまで別所にいたので、現地に着くのはやや遅れます。我孫子からJR成田線に乗り換えますが、ダイヤも1時間に2本程度に減っており、湖北に着いたのは13時55分でした。
私が「湖北ほくほくサンバ」を観戦するのは初めて。もちろんこのイベントがあるのは知っていましたが、タイミングが合いませんでした。今日はやっと念願が叶った形です。
出演チームは「ガランチード」。いろいろ活動しているのでしょうが、馴染みはありません。またダンサーは、メジャーチームから構成されているようです。
サンバは2本あって、1本目は駅から離れたところから、14時にスタートします。
ところがそこまでの距離が異様に長く、しかも進むにつれ景色がさびしくなり、見物客もいなくなりました。本当にサンバが行われるのでしょうか?
でもしばらくすると打楽器の音が聞こえ、多くのダンサーが向こうからやってきました。ほくほくサンバはダンサーが多い、との予備知識はありましたが、その通りでした。
時計を見ると14時05分でした。5分の遅刻ならまあまあでしょう。早速ダンサーさんを1枚。
はあぁーー……。広い道路に歩道で誰にも邪魔されることなく、自由に撮影できるのが、こんなにラクだとは思いませんでした。
ダンサーはリベルダージ、アレグリア、松戸セレージャその他、です。私は撮影を進めますが、お気に入りのダンサーがいないので、意外に枚数が進みません。ちょっと、昼の選択ミスのショックが尾を引いています。
バテリアを写真に撮ると、オッ……!? 何と、その後ろにもダンサーさんがいました。しかも大量に!!
ここには、リベの水色のダンサーさんがいました。今年は一度も拝見しなかったので、ここで確認できたのはうれしいです。
惜しむらくは、パレード距離が長いこともあり、ダンサーさんの速度が速い! これではダンサーさんがこちらを向いてくれず、あまりいいポーズが撮れません。
駅に近づくにつれ、観戦者も多くなってきました。駅前に祭り会場があることもありますが、このパターンはどこでも同じです。
13時36分、前半が終了しました。予定では14時終了なので、かなり早かったですね。
ふぅ……。ダンサーは前後合わせて、40人くらいいたでしょうか。1チーム?のタンガダンサーとしては、私的には最多で、とても全員を撮りきれません。いやそれよりなにより、これだけのダンサーを招聘したら、かなりおカネもかかるでしょう。湖北住民は、どれだけ予算を持っているのでしょう。

































2本目は15時30分からなので、祭り会場で愉しみます。出店では各種食べ物が売られているのですが、ちょっと食欲がないので、湖北住民御用達スーパー「カスミ」で、飲み物だけ調達しました。
2本目は駅前の通りを反時計回りにパレードします。今度は進行方向左側に出店が連なっており、しかも地元住民とカメコでごった返しているので、撮影は容易ではありません。
スタートしました。危惧した通り、ものすごい人、人、人で、撮影は難しくなりました。
それでも1周して、最後の直線道路に出ると、だいぶ楽になりました。
私はダンサーさんを撮りますが、いやしかしあらためて、ダンサーさんが多い!!
湖北の底力に感銘を受けました。













サンバは16時10分ごろに終わり、しばらく佇んで駅に入ると、16時25分でした。次の上りを確認すると、16時48分です。東京近郊でこれだけの待ち時間は久しぶりで、私は苦笑するしかありませんでした。

なお東写の藍田麻利衣さんは、超過激なビキニに加えて超過激なポーズを連発したため、スタッフから注意を受けたそうです。
注意云々はともかく、そんなにエロいポーズなら参加費3,500円は超激安で、ゼヒとも拝んでみたいところでした。
結果論になりますが、東写に行くべきでしたね。とこんなことを書いたら、湖北のダンサーさんに叱られちゃいますが。
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湖北の前に(やってもーた2018・第6弾)

2018-09-24 11:44:36 | 後悔
日曜日は千葉県の湖北でサンバがありました。
その前に私は某所のサンバイベントに行ったのですが、ここでいろいろありました。
まずここは交通の便がよく、出場チームも超絶大に人気なので、多くのサンバカメコが集結するのです。
簡単にルートを書くと、スタートから数十メートルパレードするA地点、ある大きな敷地で踊るB地点、ある建物の前で踊るC地点、商店街をパレードするD地点とあります。
たぶんダンサーを最も綺麗に撮れるのがB地点なんですが、ここは他人様の敷地、というか若者が集う場所で、オッサンは完全に場違いなのです。
ただ入場時に受付で名前を記入し、パンフレットを貰えれば、中に入れます。
それで私も10年以上、そうしておりました。サンバ以外にもいろいろ出し物があるので、それはそれで楽しいのです。
ところが今年は――。
定刻にA地点でサンバが始まりB地点に行くと、何とサンバカメコは入場不可となりました。私たちは混乱するばかりです。
いやまあ……そうなりますよね。若者が集う場所にいい歳をしたオッサンが大挙押しかけて、サンバのダンサーを撮る。まるでゲリラですわ。場が混乱するだけで、「主役」の若者たちが困惑してしまいます。主催社が入場禁止にするのは当然とも云えました。
私が持つパンフレットが「入場手形」にはなりそうもありません。表でバカみたいに待つ始末です。
それにしたって、悔しいじゃないですか。だってさっきまで私はB地点にいて、サンバスタートの10分前に、A地点に移動したんですから。
どうせA地点はカメコが多すぎてまともに撮れないんだから、それなら最初からB地点で待てばよい。
という考えには、至らなかったんですね。どうしてもスタートから見たくなってしまった。
いやね、B地点で立ち入り禁止スペースがいやに頑丈にできてたんで、A地点に行くとき、イヤな予感はあったんですよ。いったん外に出たら、もうここに戻ってこられないのではというね。
その予感に何で従わなかったのかなあ、という悔しさはあります。
でもまあ、私たちサンバカメコなんてしょせんクズですからね。中にはB地点で撮ったカメコもいましたが、私自身は結果的に、若者に迷惑を掛けなかったので、その点はよかったと思います。
来年は主催者やカメコがどう動くか分かりませんが、さすがにここももう、行きにくくなりましたね。あまりにもカメコが増えすぎて、昔のような牧歌的な雰囲気がなくなりました。

当日はD地点のみをパレードする2本目があったのですが、私は見る気をなくして予定変更、湖北に行くことにしました。
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招かれざる客

2018-09-20 21:12:03 | サンバ2018
今週の月曜日は鐘ヶ淵でサンバがありました。演者はおなじみ、仲見世バルバロスとリベルダージです。今年の浅草サンバカーニバルでは優勝と3位だったので、東京最強の2チームが集合したことになります。
今年も駅前の商店街の一本道をパレードします。先行はリベルダージ、後発がバルバロスなのも同じです。演舞時間は午後2時から3時までの1時間。そのあと近くでもサンバがありますが、これは地元の人の観戦限定です。
そう、このイベントは地元色が強く、よそ者のサンバカメコはかなり邪魔な感じです。それでも行ってしまうのがカメコなんですが。

奥のスタート地点に向かうと、「サンバを見る時は移動しないこと、脚立などは使わないこと」の放送がありました。後者は当然として、前者はサンバカメコにとって厳しいものがあります。
スタート地点に、リベルダージが登場しました。もちろん、ミニ浅草仕様です。
演舞前の撮影は黙認なので私も何枚か撮りますが、後方から「見えない」の声が。
振り向くと、空き地に立ててあるガードレール付近にオバチャンが何人かおり、私が邪魔した形になっていました。
私は「失礼」とその場を離れますが、早速地元の方の洗礼を浴びてしまいました。でもオバチャン方、もっと前に来て見ないと、その位置からだと、必ず観客の誰かが視界に入りますよ。

スタートしました。先頭の赤系ウィッグのダンサーは地元在住で、たぶんこのイベントのプロデューサーを兼ねています。
アーラの中に、フェスタンサのダンサーがいます。彼女はどちらがメインの所属なのか、私には分かりません。
ポルタバンデイラはいつもの私一推しの女性で、今日もくるくると激しく回っています。今日も綺麗ですポルタさん、素晴らしい!
浅草のV字ダンサーは、今回は通常のタンガです。
さらに浅草のエンヘドがいい感じで、チームも観客も楽しそうです。でもサンバカメコは撮影に必死で、それどころではありません。
歩道は狭く、一部通れないところがあるので、そこは裏道を利用します。
歩道に戻り、細いブランクをそろそろ歩きます。でもその途中に意味もなく椅子が置かれていて、これはカメコ返しかと訝ってしまいます。そこは逆らわず、再び裏道を利用します。とにかくここの歩道では、無理をしてはいけません。地元の方の観戦が最優先です。
歩道に戻ると、今度は郵便ポストと建物の壁の間に身を置き、観戦している男性がいました。もう引き返せないので、一声かけて通らせていただきます。この行動、我ながらイヤになります。
もう20分になりました。バルバロスは15分にスタートしているので戻りますが、バルバロスもアーラが多く、若干写欲が萎えます。それで、再度リベルダージに戻りました。両者の進行速度が遅いのと、隊列の間隔が近いからできる芸当です。
リベルダージのアーラの中には、昨年夢中で撮ったダンサーがいました。また警備員アーラの中にも、タンガダンサーがいます。先週のアレグリアもそうですが、浅草サンバの衣装は大人しいのが難点です。
ゴール地点に着きました。しばらくそこで踊ったあとダンサーらが退場し、バテリアと旧V字ダンサーが最後のパフォーマンスをします。
ピッタリ決まって、実に素晴らしい演舞でした。



































とって返して、バルバロスを見に行きます。こちらは浅草の演舞が完璧でしたが、今回の小隊列では、ちょっとそれが出し切れていません。
でもタンガダンサーの踊りは完璧で、それを補って余りあります。
バルバロスもゴール地点に到着し、私はダンサーに拘らず、バテリアの隊列を撮影します。
ところがそこにタンガダンサーがひとり来てくれたので、だいぶ華やかになりました。
すると、そのダンサーの真ん前で、カメコがしゃがんで撮影を始めました。すぐ近くにいた女性も、ナナメうしろでもぞもぞしたので驚いています。
カメコとダンサーとの距離は数十センチで、さすがにこれはまずいでしょう。アンタ、よくそんな撮り方ができるなアと感心します。ダンサーも、彼を蹴り上げればいいのに。
やがてダンサーの隊列がぐるぐると進行し、私たちは労せずして全隊列を見ることができました。
ダンサーが去り、バテリアが横一列に残ります。最後の一演奏も見事でした。



















私たちはこれで帰ることになりますが、ここは出店の類がないので、商店街におカネを落とせないのが残念です。でも地元民からすれば。「おカネはいいからここに来ないでくれ」というところでしょう。
自戒します。
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続・鬼才の宴2018

2018-09-19 19:25:18 | サンバ2018
ハッピコレクションが終わり、最後の目玉はGe大サンバ部のステージですが、これは18時45分から。それまでかなり時間があるので、まずは上野公園を散策します。この竹の台広場の周辺で、Ge大学生の「アートマーケット」をやっているのです。
今年は竹の台広場自体にも出店範囲が広がり、スケールアップしています。
商品は、アクセサリーや小物、藝術作品、Tシャツなどなどなど、さらには似顔絵描きのコーナーもあって、幅広いです。
私も遠巻きに眺めますが、さすがに将来の芸術家だけあって、目を瞠るものが多いです。購入してもいいのですが、薄汚い中年サンバカメコが買うより、本当にその商品が欲しい若者が買ったほうが、出品者も商品もうれしいでしょう。私は先に進みます。
アートマーケットはなおも続き、多くの人で賑わっています。Ge大はキャンパスの敷地がとりたてて広い方ではありませんが、上野公園に隣接しているため、ここもキャンパスの一部の趣があります。









Ge大のある道路に出て、上野駅を背にした左側、すなわち美術学部キャンパスに入ると、4基目の神輿が鎮座していました。「デザイン・芸術学・作曲・弦楽器」による作品で、眼が退化した化け物という雰囲気です。よく分かりませんが、妙な迫力があります。



これですべての神輿を拝見しましたが、やはり数的にはさびしいですね。来年は6基を目標に、頑張っていただきましょう。
校舎内の見学はしたことがないのですが、学生たちが力作を展示しているかもしれません。
だけどサンバ目的の薄汚いカメコがそこまで侵入してもいいのかという葛藤はあって、私はしばし、大学を離れました。
大学の外周を反時計回りにぐるっと周って、不忍池側に出ます。ここでも何かのお祭りをやっていて、多くの出店が出ています。
不忍池に出ました。ここは6月の全東京写真連盟の撮影会で来たので、懐かしいです。今は蓮の葉がビッシリと、池の水面を埋め尽くしています。



よく考えたら昼食を摂っていなかったので、近くで適当に済ませました。
そういえば今日は浦安でもサンバがあった気がしますが、さすがに今日は行く気が起きません。
その後も何となく時間をつぶして、そろそろいい時間になりました。



大学に戻ると、美術学部のステージでは、ひとりの学生がパソコンの何かを動かして、ギンギンの音楽を流しています。
私にはその良さがまったく分かりませんが、ステージ下の熱心な学生は、彼をスマホで撮影しています。いまは誰もがスマホを持っているので、1億総カメコになりました。
でも一応断っておくと、彼らとサンバカメコは別物です。前者は未来がありますが、後者のカメコには絶望しかありません。
キカイな音楽が終わり、お待ちかね、次はいよいよサンバ部のステージです。
空はかなり暗くなり、ステージの手前では学生諸君が綺麗に座って、彼らの登場を待っています。私の周りにはハッピを着た学生が集まり、薄汚い恰好の私は、どう考えても場違いです。でもここで帰るわけには行きません。



やがてステージ奥の控室から大音響だけが轟きました。すぐさま学生諸君が立ち上がり、雄叫びがあっちこっちでこだましました。
しかしサンバ部の姿は見えず、カイシャか何かの音だけが強く響きます。
若干退屈を覚えたころ、やっとサンバ部の皆さんが階段を下りてきました。ステージ下は大歓声です。
サンバ部はいつものバツカーダで、盛り上がります。私の後方にいた学生諸君は人の波をぬって、前方に移動します。想像するのもコワイですが、前方はどんな有様になっているのでしょう。
会場内は楽器の音が響き渡り、私も拍手でもって応えます。観客側には水がまかれ、神輿会場を見るようです。
学生の何人かがステージに上がろうとしますが、ちゃんとそれをハネ返す係の人がいます。
ステージでは、各楽器がソロで演奏します。そういえば昨年、一昨年はタンガダンサーの助っ人がひとりいましたが、今年はいないようです。あまりステップを踏んでなかったので、急造ダンサーだったのでしょう。誤解を恐れずに書けば、この場にダンサーは不要です。
観客エリアでは、リズムに合わせて両手を上げる人、クラブで踊るかのごとく体を上下させている人、スマホで撮影している人などなどさまざまです。まさにサンバ部と学生諸君の競演で、興奮は最高潮です。



サンバ部は週に2回の地道な活動ですが、それがこのひと時だけ、学生たちの主役になるのです。私も感激を抑えきれません。
サンバ部の演奏が終わりました。でも自然発生的にアンコールが叫ばれ、引き続き演奏が始まりました。
私も最後までサンバを楽しんで行くことにします。
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鬼才の宴2018

2018-09-16 22:10:09 | サンバ2018
9日は大島ビッグパレードを楽しみ、いつもならまっすぐ帰宅するのですが、この日は上野で、Ge大によるGe祭があります。
これは7日から始まって、9日が最終日。この午前中は上野の商店街を、大神輿がサンバ隊を従えて練り歩いたはずで、必見でしたが、やむを得ません。
でも午後からはGe祭恒例のハッピコレクションがあります。私は都営新宿線に乗って岩本町で降り、そこから上野の上中商店街まで歩きました。
商店街に入ると、東京スカイツリーをバックに、神輿が鎮座していました。烏天狗に白竜が吠える図で、迫力があります。
JRの線路を越えると、ABAB横の道路にハッピが飾られていました。これもコンクールの一環で、一般投票により順位を決めます。でも今年は、ハッピが6着しかありません。
傍らには3つ首の象の神輿が鎮座していて、これも迫力があります。
係の学生に聞くと、確かにハッピは、例年の8着から6着に減ったとのこと。また神輿も8基から4基に減ったとのことで、これは少なからぬ衝撃でした。いったいどういうことでしょう!?
そりゃ毎年毎年、神輿を8つも作るのが大変だから減らしたってことなんでしょうが、ちょっと考えが安直ですよね。学生諸君には、寝る時間を惜しんでも、多くの神輿を創造してほしかったと思います。
ちなみに私は「日本画・邦楽・工芸・楽理」のEに投票しました。







14時からは、上野公園袴腰広場でハッピコレクションがあるので、見に行きます。
会場に着くと、ステージの傍らにアヌビスの神輿が鎮座していました。アヌビスとは、エジプト神話に登場する冥界の神です。
その手前のワンタンみたいな物体は、メジェド神です。私が神輿を写真に撮ろうとすると、メジェド神もポーズを取ってくれました。



会場は太陽が直射し、暑くてたまりません。木陰に行けばいのですが、そうするとハピコレが見づらくなるので、日焼けと渇きを覚悟で、日向に出ます。
ステージには「Ge祭2018ほてり」がデザインされていました。「ほてり」は今年のテーマです。
13時50分になり、オープニングにサンバ部の皆さんが登場しました。
バテリアだけの構成ですが、軽やかに演奏します。私は時折写真を撮りつつ、手を叩きます。このリズム、私は体にしみついているので、バテリアと同じタイミングで音を出せます。
サンバは10分ほどで終わりました。これだけで最高潮の盛り上がりですが、ホントのサンバのお楽しみは、夜のファイナルステージです。











ハピコレのMCは昨年と同じ女子学生2人。今年は神輿とハピコレの数が半分に減ったことのお知らせが、改めてありました。神輿とハピコレは連動しているので、基本的には同じ数です。ハッピは6種類あったので、ひとつのパフォーマンスに2種類を擁するチームが2つある、ということでしょう。
神輿を作るにあたり、学生さんは例年徹夜の連続だったらしいですが、今年は1基あたりの制作人数が40~50人から100人前後に膨らんだので、そのぶん休みが取れ、質のいい神輿ができたそうです。
それはそうなんでしょうが、私はパワーの減退を危惧します。
ハピコレについては、例年、やる気のない?学部も散見されたので、それを淘汰するのは悪いことではありません。でもあまりに各学部を混成してしまうと、チームの個性がなくなる気がします。
なお、MCから観客に、「カメラを顔の上以上に持って行かない」「日傘は差さない」「ゆずりあって見る」の注意がありました。

1チーム目は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」です。
ABAB横の神輿の3頭の象は、かつてタイから上野動物園に贈られた象。悲しいことに戦時中餓死させられたのですが、それが天国から神の使いとして舞い戻ってきたのです。今回のパフォーマンスは、それを表現しました。
全体的にミュージカル調で、「アラビアンナイト」のフレーズが記憶に残りました。
客席側では、前から2列目で堂々と立って撮影しているオヤジがいます。どこでもこの手合いはいるんですね。





2チーム目は、「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」です。
まずは幻想的な音楽に乗って、演者が舞い踊ります。音楽は勇壮になって、演者は希望の踊りをします。場面転換し、今度はシュールな踊り。舞台を見るかのような、洗練された踊りでした。
今年は一般の投票での賞もあるらしく、学生さんがQRコードを掲げて回ります。私たちはそれをスマホで読み取り、ネットから投票するらしいです。
いかにも今風の投票ですが、私は読み取り方が分からなくて、不参加でした。
例の立っているオヤジは、学生スタッフに注意され、その場から退場しました。





3チーム目は、「日本画・工芸・邦楽・楽理」です。
こちらは全長5~6メートルの白竜が天を駆けめぐり、会場全体を使ったパフォーマンスが印象に残りました。





4チーム目は、「デザイン・芸学・作曲・弦楽」です。
まずは作曲・弦楽による演奏。これが玄人はだしで、聴かせます。
後半は、(たぶん)デザイン・芸学による踊りで、こちらも前衛舞台を見るかのようでした。





結果は、まずはハッピの人気投票は、「E」で、どうも私が投票した学部が優勝したようです。
ハピコレの優勝は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」、オーディエンス賞(一般投票)は「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」でした。
学生の皆さん、お疲れさまでした。
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無念

2018-09-15 21:31:34 | 撮影会
今日15日は神奈川県辻堂で「ミス湘南水着まつり」がありましたが、雨だったので、参加は断念しました。前回の8月5日は不参加ということもあり、今回こそ水野彩音さんを、そして昨年1度も撮れなかったミス湘南OGを撮るつもりだったのですが、雨には勝てませんでした。
当地はプールなので、前夜には「決行」の告知もされていたのですが、私はカッパを持ってないので、もし行けば傘を差しながらの撮影になります。でもこれではほかのカメラマンに迷惑だし、第一、まともな写真は撮れません。
それでも本当に彩音さんを撮りたければ、何を置いても出掛ければいいのですが、前夜に夜更かししてしまい寝不足になったのと、この雨の中出て行ったら同居人に不審がられるということで、家を出る決心がつきませんでした。
このイベントは昨年も雨で、OGの真実さんを撮れませんでした。2年連続の不参加は無念であります。
ミス湘南の一般参加撮影会は、今年はこれで終わり。またどこかで彩音さんを撮れる日を楽しみにしています。
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大島はアツかった

2018-09-14 22:59:16 | サンバ2018
9日は江東区大島で、恒例のサンバパレードがありました。演者はアレグリア。この日はほかに東京写真連盟や全東京写真連盟主催などの撮影会もあり、私は全東の敦賀あいりさんにも食指が動きましたが、でもやっぱり、サンバ観戦を選びました。

とはいえ大島大パレードは午前中に行うので、朝の移動がキツイです。電車の中では、いいオッサンが日曜の朝から何をやってるのかと、自嘲するばかりでした。
サンバのスタート前に、新大橋通りに到着しました。空はギラギラの快晴で、9月も9日だというのに日射しは強く、真夏の陽気です。
隊列を確認すると先日の浅草サンバカーニバルと同じで、そのミニ版の趣です。
となればタンガダンサーも少なく、隊列の中にポツポツ存在する感じです。
例年はスタート前からみんな踊りを始めますが、今年もそれはなく、チームは黙ってスタート地点まで移動します。ついに江東区文化センターの対面まで来てしまい、例年に比して、ずいぶんスタート地点が前になりました。

スタートしました。先頭のアーラ群の中に、海の女王がいます。彼女はふだんタンガダンサーですが、浅草仕様だとそれが封印されてしまいます。
後続のアーラもそうで、みんなタンガはお休みです。もったいない。
そんな中、タンガダンサーを見つけると、妙に落ち着きます。青のダンサーのひとりはいつもいい笑顔で、写欲がわきます。何年か前の池袋ストリートカーニバルで、羽根なしで踊ってくれたのが彼女だったはずで、あの艶姿は忘れられません。
中間地点くらいのところに、ダイナマイトバディのダンサーがいます。でもメイクがKISS風にハデハデなので、セクシーさを感じません。露出も激しいのに、残念です。
バテリアは金魚仕様ですが、顔の白塗りに違和感があります。ここはナチュラルでもよかった気がします。でも皆さん、浅草サンバと同様のメイクなわけで、それだけ気合が入っているということです。
最後尾の水玉ダンサーズも、ふだんのタンガダンサーが何人かいます。あなた、なんでここで踊ってるんだ、タンガ着けてよタンガ! と言いたいところですが、無理な注文です。
よく見ると、浅草サンバの時はいた「半玉の彩芽」ちゃんが見当たりません。今日は休みなのでしょうか。
そういえば、アレグリアの顔でもある、松下奈緒似のダンサーも見当たりません。
総合的に見ると例年より戦力が落ちた感じで、私は微妙にテンションが下がりました。

沿道の客はいっぱいですが、撮影に支障はありません。でもこんな時も、簡易イスに乗って撮影しているカメコがいます。彼らは業者でしょうか。生活のためには、なりふり構っていられないというところでしょうか。
チームの一員と思しき方が、沿道の客にうまい棒やうちわなどを配っています。私は区外のカメコなので、受け取る資格はありません。でもこうしたサービスはいいですね。

いやそれにしても暑い暑い。チームも熱いが私たちも暑いです。
チームはコースの途中で立ち止まり、パフォーマンスを行います。かなり長い時間で、絶好の撮影タイムになっています。
私はやっぱり、青タンガダンサーを中心に撮ります。でもシャカリキに撮る感じではなく、エンヘドも楽しみます。
バテリアは楽しそうに演奏していて、こういう箇所を切り取ると、浅草では上位の常連の気がするのですが、アレグリアは今年5位でした。











































中間地点で中休みとなり、再開。その後も滞りなく進み、サンバパレードは12時20分ごろに終わりました。
丸々2駅ぶん行進したのですから、チームはたいへんな労力でした。私もおかげさまで、日頃のウサが解消されました。皆様、お疲れさまでした。













帰宅して画像を確認すると、相変わらずカメラの腕はヘタクソでした。
また、松下奈緒似の女性が、スタッフとして同行しているのを発見しました。ナチュラルメイクでも光るものがあったのはさすがです。
次のイベントでは、絶対にダンサーとして踊ってください。
では。
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凱旋

2018-09-13 12:43:21 | サンバ2018
いよいよ仲見世バルバロスの登場です。ステージ前は黒山の人だかりで、やっぱり皆さん、これを楽しみにしているのです。
チームは例年、ステージの向こう側の三井ガーデンホテルから登場するので、私もそちらで待ちます。
浅草サンバカーニバルの席取りにも同じことがいえますが、ステージの最前列にいると、この行動ができません。
逆にいえば、私は最前列での鑑賞と引き換えに、あっちこっちで撮影できる権利を有したわけです。
もっとも浅草も今回も、最前列に荷物を置いたまま移動するカメコがいるなら、話は別ですが。

サンバ開幕です。バテリアが演奏を開始しましたが、ヂレトールを含めて8人でしょうか。バルバロスは大人数のイメージがありますが、柏は予算の関係か、いつも少なめです。



その後方から、タンガダンサーが次々に現れました。その数7人。バテリアとダンサーの数がほぼ同じという珍現象で、ややさびしい凱旋パレードです。
チームはすぐにステージに上らず、会場内を練り歩きます。知ったダンサーが多く、その踊りは一級品です。アスリート体型なのでやや写欲は落ちますが、笑顔を絶やさず、激しいステップを踏むさまはさすがです。もちろん、沿道には人がたくさんです。
進行ルートは例年同じで予測は可能ですが、樹木スペースや飲食スペースなどが絡みあい、適度な撮影スペースがないのが難点です。
ようやく広い道路に出ましたが、ここももちろん見物客はいるし、進行速度が速いので、落ち着いて撮ることができません。しかも西日が強烈に射して、ピントも合っているような合ってないような感じ。恐らくいいショットは撮れていません。









チームが大通りを往復して、バテリアがステージに上がりました。ヂレトールが今年の浅草サンバの結果報告をします。
「おかげさまでバルバロスは、3度目の優勝を果たすことができました!」
…うん…!?
「あっ! 3連覇を果たしました。優勝は…21回目です!」
さすがの優勝回数です。むかしはバルバロスの独走時代があり、7連覇(1993年~99年)というとんでもない記録も達成しましたが、ここ数年は各チーム実力伯仲で連覇は至難。そんな中での3連覇は、たいへん価値のあるものです。
まずはバテリアのみの演奏です。サンバカメコとしては、早くダンサーを出せ、といいたいところですが、バテリアのみの出演でも客を満足させてしまうのが、バルバロスのスゴイところです。









ダンサー、いやダンサリーナが登場しました。総勢7人がステージ上に並び、壮観です。ここは私も一部、ビデオで録ることにしました。
しばし踊ったあと、数人がステージ下で踊ります。最前列で長いこと待っていた観客への返礼という感じでしょうか。もちろん、私の位置からでは下のダンサリーナは見えません。
再びステージ上にダンサリーナが揃い、一踊りして終了しました。







時計を見ると5時ちょうど。はるばる柏まで来て30分余のパフォーマンスでした。費用対効果的にはどうか、という気もしますが、阿波踊りに女性歌手のミニライブ、子供神輿に幌獅子、山車と楽しんだので、じゅうぶんモトは取りました。
そしてこのあとは、子供たちの和太鼓があるようです。それも見ていくとしましょうか。
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サンバの前

2018-09-12 10:58:23 | サンバ2018
先週の土曜日は、千葉県の柏で、「ふるさと田中みこしまつり」がありました。
これはその名の通り多くの神輿が出ますが、仲見世バルバロスの出演もあるのがミソです。
ただ最寄り駅がつくばエクスプレス(TX)の柏の葉キャンパスで、そこまでの電車賃が高い!
何とか安く上げられないかと検討しますが、バスなどを使っては逆に高くなってしまい、結局、TXを利用するしかないようです。さすがにTX、絶妙な値段設定をしています。
いつも思うのですが、私たちカメコがサンバを見に行くとき、最も収入を得ているのは、公共交通機関なんですね。

バルバロスの出演は16時25分からでしたが、だらだらと家にいると家を出たくなくなるので、早めに出ました。
現地に着いたのは14時30分ごろだったでしょうか。以前書いた三郷中央もそうですが、駅前で行われるイベントは便利でいいです。
ステージでは何もやってませんでしたが、最前列には早くもカメラマンが陣取っています。この中には、バルバロスのステージ目的の人も多いと思われます。厄介なのは、荷物だけ置いてどこかに行き、バルバロス(のダンサー)がステージに上がった時だけ戻ってくる手合いですね。恐らく、これらの中にも数人はいるでしょう。クズですね。

しばらくして、ステージで阿波踊りが始まりました。
編笠をかぶった女踊りは優美です。男踊りはコミカルで、私も踊りたくなります(ウソ)。
子供たちの男踊りはステージいっぱいに拡がって、ちょっと感動的だったりします。
タンガダンサーやGメン’75もそうですが、横一列の演舞や行進は豪勢で、私は好きです。











このあとは子供神輿が大勢繰り出す予定ですが、放送では、「こどもパーク」なるところで、茨城県出身のシンガーがミニライヴを行うようです。
でもそのこどもパークが、どこにあるか分かりません。子供神輿が現れましたが、それと逆行して先に行くと、公園の一隅にある芝生の小山で、女性が歌っていました。
しかしその手前の観客スペース?には2人しかいません。
その隣にはテニスコートがあり、そこで地元の人が遊んでいます。その構図が何ともシュールです。
1曲終えると彼女が、「(みなさんのその位置からでいいので)耳を傾けてください」と殊勝な言葉を述べました。
観客は1人減り、私の前では、ビデオカメラで撮影している人がいるのみです。彼は彼女の熱狂的なファンなのか、それとも身内なのか。前者なら、この場合はありがたい存在というべきでしょう。
私は神輿を見るつもりでしたが、こうも閑古鳥状態では去りがたく、そのまま拝聴することにしました。
しかも彼女がなかなかに美声で、曲も聴いたことはないのでオリジナルのようですが、かなり聴かせます。もっと知名度が上がればすぐ満員になるのに、惜しい、惜しいです。
私は歌唱中にも手を叩きたいのですが、その雰囲気ではありません。
ステージエリア内には、テニスボールが転がってきます。彼女は不愉快でしょうが、これも売れるための試練です。
私は1曲終わるごとに拍手をしますが、背後からはその音が2、3人分くらいしか聴こえません。
それでも30分間歌い終えた最後は、かなりの拍手がありました。振り返ると、かなりのお客さんが見ていたようです。









彼女は茨城県石岡市出身で、ヤマモト…といったかどうか。17日は地元でコンサートをやるらしいです。
私は早めに現地に着いて、いい歌が聴けました。

子供神輿は去ってしまいましたが、幌獅子2体と山車が登場しました。これも毎年の名物です。
幌獅子が動きを止めて、沿道に近づきます。獅子舞に頭を噛んでもらうと厄除けや無病息災になるといわれ、昔は正月の恒例行事でした。それをやっているわけですね。
最初は沿道の人も除けましたが、意図が分かると、みんな子供の頭を差し出してきます。
だけど獅子舞のあの顔ですから、ある子供は泣きだしたりします。それもお祭りのひとつの風景ですね。













幌獅子と山車は、会場内を練り歩きます。それが何とも勇壮で、私はついシャッターを切ってしまいます。
いったい今日は何を見に来たのか、分からなくなりました。
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