ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

続々・あいり伝説

2018-06-29 19:23:27 | 全東京写真連盟
建物内の階段席で撮ります。敦賀あいりさんを木製シートに座らせ、私たちはその手前のシートや通路から撮ります。
私の前に、スーツ姿の白髪の老紳士がいます。一生懸命撮っているのはいいのですが、直立して撮っているので、私の位置からはあいりさんが見えません。
紳士さんが屈めばモデルさんを下から撮れるし、私もモデルさんが見えるのですが、紳士さんは後方にまで注意が回らないようです。カメラマンは往々にして、後方のカメラマンのことは考えません。

表の階段で撮っていると、アジア系の女性観光客が乱入し、あいりさんを撮り始めました。
ステージの外からは、中の風景が一部見えます。ハイレグの女性を目にして、観光客が門扉を開けて飛び込んできたのでしょう。
すかさずスタッフさんが、「これは有料の撮影会だから……」と流暢な英語で説明し、引き取っていただきます。彼女には申し訳ないですが、仕方ありません。
あいりさんが、また後ろを向きました。形のいいヒップが現れて、またカメラマンが増えます。あいりさん、毎日ヒップアップに励んでいるのでしょう。

建物内に戻って撮影です。あいりさんは午前と顔つきが変わって、ちょっと色っぽくなっています。
スタッフさんは、一定の時間が経つと、最前列のカメラマンを交代させます。これは、ベストポジションでの撮影は平等にという配慮ですが、ビデコ地蔵を排除するためにも、必要なことです。彼らだけは、この手の撮影会には要りません。

あいりさんが開脚します。
まだ黒山の人だかりで、撮影は困難を極めます。
私はシートの上に立って撮影しますが、別のスタッフさんから、
「ここは一応座席なんだけど…」
とやんわり注意されてしまいました。私は土足のまま上がっていたのです。つい夢中になってしまいました。
「おいどういう構造になってるんだ…。これSNSに載せちゃダメだ!!」
スタッフさんが本気とも冗談ともつかぬ口調で叫びます。私たちは苦笑いしつつも撮影を続けました。





















































あいりさんの惜しげもない露出とポーズに、完全にノックアウトされました。とくに桃尻がお見事。眼福でした。
この分では、次にあいりさんが出場する時は、彼女目当てに多くのカメラマンが殺到するでしょう。
その際スタッフさんは今回のように、頻繁に場所替えを行ってほしいです。ビデオ小僧に地蔵になられては迷惑ですから。

フィナーレであいりさんは、デジタル写真集を出している旨をPRしました。私は今回の撮影でお腹いっぱいですが、値段は安いらしいので、興味のある方はサイトをご覧ください。

今回全東に久しぶりに参加して、意外に好感触でした。以前参加した時は時間にルーズという印象があったのですが、今回はスケジュール通りに進めてくれました。
また野外ステージは斜面が多く、モデルさんを下方から撮れるのもよかったです。

写真の出来はどうだったかというと、自宅で画像を確認して、ピンボケが多いのに呆れました。よく調べると。レンズの手ブレ補正が、OFFになっていたのです。屋外はともかく、屋内はこの弊害が出てしまったようでした。私はいつもこういう失敗をやらかします……。
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続・あいり伝説

2018-06-28 21:57:23 | 全東京写真連盟
午後の部が始まりましたが、オープニングのステージでは、見慣れぬ恰好のモデルさんがいます。
それが敦賀あいりさんで、なんとレースクイーンのコスチュームです。それもスカートではなく、真っ赤なレオタード。しかも昭和を彷彿とさせる、ハイレグです。
でも私は、ビキニじゃないから露出が減って残念、と思いました。
でもそれは浅薄な考えでした。撮影が始まり、彼女は表のステージに立ちます。私もついて行きハイレグを間近で見ると、けっこうな切れ込みです。しかも水着撮影会なので、ストッキングも穿いていないようです。
とにかく生ハイレグの鑑賞はかなり久しぶりで、興奮より先に感動してしまいます。当然カメラマンも多く、午後はあいりさんが一番人気になりました。
並びには魅力的なモデルさんがいて、彼女も撮るのですが、やっぱりあいりさんに戻ってしまいます。しょーもない男のサガですね。
なお宮沢磨由さんは室内ステージの狭いところにいるので、無理に撮りに行きません。私は必然的に、あいりさんにひっつく形になってしまいました。
あいりさんの後ろ姿はどうなっているのでしょう。腰までの切れ込みから察するに、かなりキワドイことになっていそうです。
あいりさんが後ろを向きました。
!!!
驚きました。形のいいヒップが、プリン、とこぼれています。
もう隠すとか隠さないとかのレベルではありません、全開です。
このコスを全東京写真連盟が許すとは、何と太っ腹でしょう。しかも私たちはステージ下にいるので、必然的に、ややローアングルで撮る形になります。カメラマンがまた増えて、私は後方から遠慮気味に撮るハメになりました。

だけどこれらの写真を、ブログに上げて大丈夫でしょうか。

相当アブナイです。





















































フロントは30度くらいでしょうか。
あいりさんの度胸とモデル魂とサービスに、感謝します。
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あいり伝説

2018-06-26 19:39:45 | 全東京写真連盟
今回の撮影会は宮沢磨由さんが目的でしたが、ひとり気になるモデルさんがいました。
それが敦賀あいりさんで、今年の準フォトジェニックです。あいりさんは背が高くプロポーションがよく脚も長く、いわゆる写欲がわくタイプです。
正面のポーズもすばらしいですが、後ろを向いてヒップを突きだすポーズは圧巻で、私もついシャッターを切ってしまいます。
ところでヒップの写真は各団体で考え方が違い、たとえばミス湘南は厳格です。モデルさんが横向きでポーズを取ると、私たちに「ここから先、左へは回りこんではダメ」とか注意をして、背後に回らせません(そのわりに、ビデオ撮影しているカメコには全然気づきませんが)。
そこへ行くと全東京写真連盟と東京写真連盟は、ヒップに寛容です。東写の武田智恵さんなんかは、撮影時間の半分以上は、ヒップを見せているのではないでしょうか。
私個人としては、ヒップもモデルさんのアピールポイントなんだから、「このポーズを撮ってちょうだい」とばかりお尻を見せてくれるなら、それを撮るのが礼儀だと思っています。

あいりさんはクルマの脇でもポーズします。誰かが「モーターショーみたいだ」と言いましたが、モポナのほうが近いでしょうか。

会場の上野野外ステージは、撮影会をするにはやや狭いのですが、移動に時間がかからない、という利点があります。どんなに遠い場所でも1分はかからないでしょう。しかも磨由さんとあいりさんは同じ視界内にいるので、かわりばんこに撮影しました。























































撮影会というのも虚しいもので、ビキニの女性に群がるオッサンの図、は異様です。
ヒップを撮っている自分の姿を想像すると、ゾッとしますね。

あいりさんは十分セクシーでしたが、午後のコスチュームにはさらに驚かされました。
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続・宮沢磨由伝説

2018-06-21 01:21:54 | 全東京写真連盟
C社製のレンズで、写真は普通に撮れています。こりゃどうも、T社製レンズに問題があるみたいです。
宮沢磨由さんはステージにあがり、床に両手をついたと思うと、ネコのポーズをします。清楚な磨由さんがここまでしてくれますかという感じで、富士出版の1万円写真集を見るかのようです。カメラマンの多さに、磨由さんもサービスしてくれたのでしょう。

食事休憩になりました。地方と違って上野なら、食事処に困りません。もっとも私は軽食で十分なので、コンビニのおにぎりで済ませましたが。
全東京写真連盟の上野野外ステージは、往復の電車賃が安い、会場内の移動に時間を取られない、食事や水分が現地調達できる、などメリットがいっぱいあります。

午後からは水着を変えての登場です。磨由さんは若干衣服が増えています。私はほかのモデルさんを撮りに行きます。
戻ってくると、磨由さんがパレオを腰に巻き、Y字バランスを取ります。これが磨由さんの得意技のようです。





























早いもので、アッという間に撮影時間は終わりました。
閉会式の、磨由さんのスピーチです。
「8年ぶりの水着でしたが、楽しかったです。また機会があれば、水着で参加したいです」
カメラマンの拍手も磨由さんがいちばん多く、人気の高さを感じました。女王の貫録というべきでしょうか。
磨由さんの再登場を楽しみにしています。
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宮沢磨由伝説

2018-06-20 00:14:10 | 全東京写真連盟
今回の全東京写真連盟の撮影会場は、上野・不忍池近くの野外ステージです。東京写真連盟がその名に反して埼玉県や茨城県で水着撮影会を行うのに対し、ここ上野は、都内在住者にとって交通至便。オアシスのような場所です。
全東もお気に入りのようで、最近はここがレギュラー撮影会場となっているようです。
朝はたっぷり寝坊して、上野に着きました。受付では通し番号のついた札をもらいました。私は「265」でずいぶん大きい数字ですが、会員と一般で100の位が違うでしょうから、実数は違います。でも、用意したチラシがなくなってしまい、スタッフさんが追加のコピーを取りにいきました。想定以上の参加はあるようです。
さて、ステージでモデルさんの自己紹介です。今回は「新人モデル撮影会」のタイトルで、準フォトジェニック2人以下、総勢10人。
宮沢磨由さんはレギュラーとしてしんがりに登場で、多くの拍手を浴びています。磨由さんがミス湘南グランプリを獲ったのが2007年ですから、かなりのキャリアがあります。全東には2010年からモデルに就いているようです。私も含めて、年配のファンが多いのでしょう。
撮影の開始です。スタッフさんが「ホワイトバランスを肌色モードに変えて」とアドバイスしましたが、カメラに疎い私はそれに応じられません。私もカメラマン歴は長いですが、撮影方法を勉強しないので、なかなか上達しません。
でも今回は、調子の悪いT社製のレンズから、C社製のレンズに戻しました。これで普通に撮影できれば、カメラ本体ではなく、T社製レンズが悪いことの証明になります‼️
磨由さんのところに向かいます。磨由さんの肌は白磁の陶器のように白く、黒系の水着が映えます。どこかで見た水着だなと思ったら、ミス湘南コンテストの時と同じ感じがしました。事実あとで磨由さんも、その時着用したものと語っていました。
洋服じゃないので体型にフィットするのでしょうが、その水着が現在も似合うのはすばらしいです。
実際、カメラマンの数も、彼女がいちばん多いようです。
磨由さんは引き締まったバディで、意外に筋肉質です。穏やかな表情も素晴らしく、年齢もそれなりにいっているはずですが、三十路(言っちゃった)の女性にしか出せない気品と色気があります。
建物内に入り、磨由さんはワイシャツを着用します。男はバカな生き物で、せっかくモデルさんがビキニなのに、衣服を着せてチラリズムを愉しむのです。
スタッフさんが、「白の肌に白のワイシャツだから、+0.3くらい補正をかけたほうがいいでしょう」と言います。私は頭が回らないので、全部同じ補正値です。
では、磨由さんの画像を載せます。もちろん、全東さんから掲載許可をいただきました。































つづきます。
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磨由さんを撮りに

2018-06-19 12:52:16 | 撮影会
関東において1日5,000円以下の(水着)撮影会はおもに3つあり、「全東京写真連盟」「東京写真連盟」「ミス湘南」です。
どれも特色があるのですが、全東は
・参加費が一般5,000円と高め
・撮影時間が短い
・作品をSNSに掲載できない
などがあって、ここ何年かは参加しませんでした。
でもSNSは昨年6月から、サイトを事前登録すれば、作品をアップできるようになりました。これは大きなステップアップです。
作品をアップしてもしなくても作品の巧拙に違いは出ないのですが、モチベーションが微妙に変わってくるのです。

17日の撮影会は全東と東写の2つがあり、後者は今村知可さんを撮りたいと思いましたが、もうひとつグッとくるものがありません。
全東は宮沢磨由さんが出場します。磨由さんは2007年度のミス湘南グランプリで、私たちの間では伝説の存在です。水着での登場も、かなり珍しいのではないでしょうか。
そこで2007年のデータを調べてみると、そのコンテストで私は、磨由さんを1枚だけ撮っていました。当時、というか今もそうですが、私はお気に入りのモデルさんを集中的に撮るタイプで、当時は磨由さんがアンテナに引っ掛からなかったようです。
今回このデータを掲載したかったのですが、それが入っているポータブルHDDが、現在の私のPCではなぜか読み込めず、ブログにアップすることができません。読者の皆様にお見せしたかったのに、残念です。
その磨由さんに再びお会いしたのは数年前のミス湘南コンテストの審査会場で、磨由さんは審査員のひとりでした。
この時私は磨由さんを1枚撮影させてもらったのですが、クッとポーズを決めてくれて、とてもいい画になりました。ああ、磨由さんは根っからのモデルだなあ、もっと彼女を撮りたいなあ、と思ったのです。
そこに今回の磨由さんの水着です。私は久しぶりに、全東に参加することにしたのでした。
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しらこばとスタンプラリー・午後の部

2018-06-06 00:16:52 | 東京写真連盟
午後の部のスタンプラリーです。




↑ 1柚月彩那さん

↑ 2磯野未來さん

↑ 3朝比奈ゆりあさん

↑ 4椎山なつみさん

↑ 5枝窪純子さん

↑ 6よしみんさん

↑ 7夏目彩羽さん

↑ 8橘亜沙美さん

↑ 9藍田麻利衣さん

↑ 10いちかさん

↑ 11香月綾美さん

1番の柚月さんはムチムチプリプリで、安定した人気がありました。
3番の朝比奈さんの撮影の時、最前列で接近して撮っているバカカメラマンがいて、彼をよけて撮るのに苦労しました。役員さんは注意してほしかったですね。
4番の椎山さんは女優をしているとかで、仕切りが慣れていました。
5番の枝窪さんは太もものムチムチ具合がよかったです。
7番の夏目さんは一定のファンがいる感じでした。
8番の橘さんは、午後は斬新な水着でした。
9番の藍田さんは、午後のスピーチの時、「午後はブラジリアンビキニにしました。変態さん集マレッ!!」と挑発しました。果たしていっぱいカメラマンが集まりました。私ももっと彼女を撮るべきでしたね。バックショットも撮れませんでした。
10番のいちかさんは、あまり撮れませんでした。
宣材写真と実物は違う、とよく言われますが、11番の香月さんはそのよい例で、彼女がこんなにダイナマイトバディだとは思いませんでした。口調はハキハキしていて、次も参加したい、と言っていました。次の登場に期待大です。

今回の総撮影枚数は722枚でした。少ないですね。とにかく会場が広すぎて、歩き回った、という印象しかありません。水分もあまり摂らなかったので、終盤は眩暈がしました。
今回は全体的に、役員がダメダメでした。ダメはミス湘南の役員だけかと思ったら、東写にもかなりいましたね。
2日前も書きましたが、会場は広いのに、狭い所へモデルさんを配置する意図がが分かりません。今でも腹が立ちます。
ある時は、モデルさんの最前列真正面で堂々と撮影している役員もいました。撮影するなとはいいませんが、目立ちました。
誤解なきよう言いますが、ミス湘南にも東写にも、いい役員はいます。つまるところ、いい写真を撮りたいなら、私たちが役員(スタッフ)を見る目を養って、お気に入りの役員に付くしかありません。
何を大袈裟な、と笑うカメラマンがいるかもしれませんが、間違っていないと思います。
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しらこばとスタンプラリー・午前の部

2018-06-05 01:07:51 | 東京写真連盟
私としては珍しいのですが、スタンプラリーを載せます。




↑ 1柚月彩那さん

↑ 2磯野未來さん

↑ 3朝比奈ゆりあさん

↑ 4椎山なつみさん

↑ 5枝窪純子さん

↑ 6よしみんさん

↑ 7夏目彩羽さん

↑ 8橘亜沙美さん

↑ 9藍田麻利衣さん

↑ 10いちかさん

↑ 11香月綾美さん 

2番の磯野さんは関西出身。しゃべるとイメージが崩れちゃうのが残念でした。
6番のよしみんさんは、先日江尻侑華さんが卒業してしまったため、同世代がいなくなってさびしいようです。
9番の藍田さんは大人気。おしげもなくセクシーポーズを披露したのがよかったようです。
11番の香月さんは地元埼玉出身で、このプールにも遊びに来たことがあるそうです。
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しらこばとは広すぎる

2018-06-04 13:06:57 | 撮影会
今年も本格的な水着撮影会シーズンが到来しました。
6月の1本目に訪れるのは東京写真連盟主催、埼玉県越谷市の「しらこばと水上公園」です。
東京には大きな敷地を使える会場が乏しいとはいえ、いつもながら移動には難儀します。今回も越谷まで来て、そこから路線バスに乗り換えます。「水上公園入口」で下車しましたが、そこから水上公園までまた歩きます。
やっと会場に着いて、撮影会費は3,500円。ついにミス湘南より安くなってしまいました。東写には、今後もこの料金で踏ん張ってもらいたいです。
モデルさんの紹介です。司会はダミ声の役員で、また復帰されたんですね。
今回は椎山なつみさんを主に撮るつもりでしたが、磯野未来さんもスタイルがよく、写欲をそそられます。
集合写真も終わり撮影開始となりましたが、早くも問題発生です。
磯野さんが橋の欄干寄りでポーズを取ったのですが、まだカメラマン全員が向こうの島に渡り切っていません。
そこは何とかなりましたが、結局向こうの島に渡るには、磯野さんの脇を通らねばなりません。役員さんは「構わずいつでも渡ってください」と言いますが、心理的にそれは無理でしょう。
橋はもうひとつありますが、そこもモデルさんがいて、同じ状況でした。要するに、移動スポットが2つとも塞がれてしまったわけです。
橋の上でモデルさんがポージングするのは絵になりますが、ほかに撮影スポットはいっぱいあります。せめてひとつの橋はフリーにするとか、配慮はできなかったものでしょうか。

ところで椎山さんの姿がありません。私はほうぼうをあたりますが、見えません。
こういう時、私の心理は不思議です。とりあえず他のモデルさんを撮ればいいのに、とてもその心境にならないんですね。一応シャッターを切りますが、どことなく身が入らないのです。椎山さん、午前中は棄権しちゃったのか、と本気で思いました。
しかも私のカメラが先日から調子が悪く、撮影の瞬間、画像が左にズレるのです。
これ、分かりますか。左に、ズレる。私に撮影技術はないですが、それでも構図にはこだわっています。それが撮影の度に画像がズレたらこれ、使いものになりません。
本体のC社カメラが悪いのか、レンズのT社が悪いのか。はたまた両社の相性が悪いのか。いずれにしても、修理が必要でしょう。まったく、イヤになります。

その後も私は椎山さんを探して堂々巡りをしていたんですが、ダメもとで会場の奥の奥に行ってみるとまだプールがあり、そこに椎山さんはいました。
時に11時43分。実に午前の部の半分以上が過ぎてしまいました。
あのぅ…。しらこばとの敷地が広いのはいいんですけど、それを隅から隅まで、全部使い切る必要がありますかね? これだけ広いんだから、撮影スペースはいくらでもあるわけじゃないですか。使用スペースを半分に減らせばカメラマンも移動の負担が和らぐのですが、その辺の議論はどうなのでしょう。

午後の部も似たようなものでした。とにかくモデルさんがあっちこっちに点在しているので、移動に時間がかかってしょうがありません。
と思えば、ひどい場面もありました。洞窟風のトンネルがあったのですが、そこの出入口付近にモデルさんが立っていました。でもモデルさんは洞窟の中側に正面を向けているのです。つまりカメラマンはトンネル内にいるわけですね。当然撮影スペースは少ないわけで、役員さんは「順番に撮ってください」とか言っています。
アンタ、バカですか。
しらこばとはカメラマンがウンザリするくらい、敷地が広いんです。何でこんな狭っこちいところにモデルさんを立たせるんですか。しかも「順番に撮ってくれ」って、少人数撮影会じゃないんですよ。
もう一度書きます。アンタ、アホですか。
大撮は、常にカメラマンがモデルさんを撮れる環境になければいけません。「順番待ち」なんてもってのほか。視線待ちだけでいいんです。

またある場所でも、カメラマンの数が多くて、移動すらできないこともありました。
わざわざそこを使わなくても、ほかにいっぱい場所があるでしょう。
ある役員さんは、広い撮影スペースにモデルさんを立たせていましたが、それでもカメラマンが増えてくると、スペースに余裕があるにも拘わらず、「もう少し広いところで撮りましょう」と移動を促していました。
このくらい、カメラマンの撮影環境には気を遣ってもらいたいです。

午後の撮影も滞りなく終わりましたが、そんなわけで、私は半分消化不良に終わりました。
帰りのバスも、公園のすぐ前に停留所があったのですが、そこをパスして「公園入口」で待っていたら、なんと越谷駅行きのバスが公園を経由し、しかもそのバスが満員で、私たちを乗せずに行ってしまいました。
宴のあとは寂しいものです。この徒労感はなんなのでしょう。
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