先日の土曜日の昼は、某サンバイベントに行きました。
ここは某公園にあるステージで、私の座る席は毎年似ているのですが、今年は私イチオシのダンサーがちょっと遠くて、あまり撮れませんでした。
たとえ席があっても、自由に移動できる立ち見がいいかもしれません。
この日はダブルヘッダーで、夕方からは埼玉県東松山で、仲見世バルバロスのサンバイベントです。バルバロスは私の好きなチームですが、東松山は遠い。川越のずっと先ですよ。もう、旅行です。
私もそれほどヒマじゃないんで、そこまで行く時間があれば、バルバロスを我慢してほかのやりたいことに充てたいんですが、ホレ、「行かぬ後悔より行く後悔」っていうじゃないですか。人生一寸先は闇だから来年このイベントを見られる保証もないわけで、やっぱり私は出向いたのでした。
とはいえ東松山サンバは4年ぶりの参戦です。前回は天女の美季様がいらしたんですね。美季様、いまどうしていらっしゃるんでしょうか。
駅に着きましたが、やっぱり胸が高まります。
サンバは16時からです。メインの演舞所は駅前の通りの一角ですが、商店街の奥の小公園(ピオパーク)にも立派なステージが設えられていて、いまはキッズバトンが踊っています。でもこれはさすがに撮影を遠慮します。
商店街では全体的に、よそ者歓迎の雰囲気でした。ありがたいことです。
サンバは商店街から細い道に入った一隅からスタートします。私は例年商店街で待っていて、いつまでもダンサーが来ないので、イライラしたものです。今年は奥まで行って待ちます。昼のイベントで見かけたカメコもちらほらいて、お互い好きだネ~、というところです。
スタートしました。ミニ浅草仕様なので、各パートがもれなくあります。今年の浅草サンバのテーマは「マジック」でした。その中で私は天女風、というか実際はマジシャンのアシスタント役なのでしょうが、そのアーラ(のヒップ)に目を奪われ、彼女らをメインに撮ることにしました。
しかし商店街に出ると見物客が多くなっており、意外に追っ駆けられません。
それと屋台が何台か出ていて、これが見物者の進行の邪魔になるのです。
女性ダンサーに混じって、中島洋二さんもいます。
ポルタバンデイラは我らがSayuri様です。いやー、今日もお美しい。タンガ姿も似合う二刀流で、どっちも素晴らしい。バルバロスに欠かせない存在です。
駅前の一角に着いて、ここで本格的なパフォーマンスです。パートごとに一踊りするのですが、見物客が幾重にもなっていて、撮影は容易じゃありません。
私は後方に回って天女隊を撮りますが、これは踊っていると見るべきなのか、待機中と見るべきなのか。後者だと撮影はマナー違反になりますが、これは前者だと自分に言い聞かせます。
また行進が始まって、ピオパークに行きます。ステージ上にダンサーが乗り、その手前にもダンサーがずらり。この豪華さはバルバロスならではで、まるで宝塚を見ているかのようです。
そして何より、上手に陣取るバテリアの演奏が素晴らしい。ネットではバルバロスばかり優勝するのはおかしい、という声もあります。だけどこの演奏を聴けば、それが実力通りということが分かります。
バルバロスの演奏は、楽しさの中にも人を感動させる何かがある。これはすごいですよ。ダンサーを撮りに来ているサンバカメコを感動させるのですから。
私は、もう15年以上前に浜松で行われた「おどりフェスティバル」を思い出しました。
一演奏終わると、次は地元の子供を交え、踊りのレクチャーです。それは手で円を描くだけの簡単なものですが、踊りの基本といっていいかもしれません。
子供たちも楽しく踊りました。
2本目のサンバは17時30分からです。その間に地元のよさこい連が商店街を往復します。
これも元気が出る踊りですが、ちょっとサンバの間の箸休め的な感じで、もったいない。
1本目でバルバロスは、信号を越えた商店街奥に消えていったので、今度はそっちから登場します。
私はやっぱり天女隊を追っ掛けますが、なかなかうまくいきません。
再び駅前に戻り、演舞です。ここでもやはり見物客が多く、容易に撮影できません。
私は天女連の場所に行きますが、あたりはすっかり暗くなっており、どうも退散するよりありません。結果、純粋に演舞を楽しむ形となりました。
再び小公園に戻ります。例によって各パートで踊ります。剣を持っているダンサーは、天女隊のすぐうしろで行進していました。つまり私も撮れる環境にあったのですが、撮らずじまい。
だけど彼女らも魅力的で、私はいままで彼女を撮らなかったことを後悔しました。春奈芽衣さんを撮りすぎて、あとでちょっと後悔したのとよく似ています。
演舞は18時30分に終わりました。やっぱり東松山に来てよかった。楽しい時間を、ありがとうございました。