ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

「第39回 浅草サンバカーニバル」、1年延期

2020-04-11 02:41:33 | 浅草サンバカーニバル
「第39回 浅草サンバカーニバル」の中止が発表されましたね。来年の9月25日(土)に延期だそうです。
浅草サンバは事前の周到な準備が必要なので、このニュースは遅かれ早かれ来ると覚悟していました。サンバ関係者の皆様の心痛、お察しします。私も残念の極みです。
それにしても「延期」ですか…。浅草サンバはオリンピックと違い毎年やるものだから、1年遅れなら「中止」じゃないですかね。
そして、今年のほかのサンバイベントも事実上壊滅でしょう。もう、サンバで騒げる雰囲気じゃないですもんね。第一、国が許しません。
ああ、まさかこんな事態になるなんて、昨年の秋には思ってもいませんでした。

そしてモデル撮影会のほうも、今年はもうダメな雰囲気です。屋外でやるぶんにはリスクは軽減されますが、それでも人気モデルにはカメラマンが群がりますからね。ちょっとしたクラスターですよ。
「ミス湘南コンテスト」は先週、ファイナリストの画像が公開されましたが、コンテストは26日。本当にやるのでしょうか。
今年は正月から屋内水着撮影会があり、いい滑り出しだと思ったんですよ。でもいまだとあれは典型的な「3密」ですからね。しかも参加者は高齢者がほとんど。いまあれをやったら私たちは逮捕モノですワ。

サンバに話を戻しますが、今年のイベントは諦めるにしても、来年はどうですか?
仮にやるとしたって、主催者とサンバチームは、かなり神経を尖らすでしょうね。だってコロナの火種は残っているでしょうから。狭い商店街でギュウギュウ詰めでやったら、たちまちぶり返しますよ。
「クラスター防止のため、地元以外の方の観戦はご遠慮ください」
なんてお願いがあっても、ちっともおかしくないですよ。サンバ関係者はカメコ除けになって一石二鳥でしょうが、そうなったら私たちはどこへ行きゃいいんですかね。
サンバを拝見するときは、ダンサーのお尻をライブで観られて、なんて日本は平和な国なんだ、と幸せをかみしめておりました。
サンバがなくなったいま、改めてそのときの幸せを痛感しました。
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甦る姫神ゆりさん特集in2011年大宮<6>

2020-02-05 20:30:20 | 浅草サンバカーニバル
つづきです。



































姫神ゆりさんは、またプールに入りました。
上がってポーズを取ると、濡れた水着がちょっと透けて色っぽい。
ゆりさんはとびっ切りの美人というわけではなく、プロポーションも抜群にいいというわけではないのですが、胸のボリュームと全身のムチムチ感、そこはかとなく漂う色気がたまらない。隣のお姉さん的な魅力に写欲が沸くのです。彼女が人気No.1なのも分かる気がします。

<つづきます>
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第38回 浅草サンバカーニバル<4>

2019-12-08 02:08:34 | 浅草サンバカーニバル
S1リーグも5強に入ります。時間のない人は、この5チームだけでも観るべきです。

4チーム目はアレグリア。1995年設立、本拠地は埼玉県戸田市。23回目の出場。テーマは「アレグリアがやってくる、グリム兄弟の夢をのせて」です。
先頭は何かの魔女でしょうか。演者はふだんタンガダンサーですが、いい変身ぶりです。
続いて白雪姫を7人の小びと。カラフルな衣装の再現度が素晴らしい。
一軒家のアレゴリア、樹木のアーラのあとは、花のアーラです。これはふだんのタンガダンサーが多数です。タンガを着けないまでも露出度があり、ダンサーはこのくらい涼やかでないといけません。あべ静江似のダンサーも、いい踊りでした。
ブレーメンの音楽隊一行が楽しく行進したあと、バテリアの登場です。ハイーニャダンサーは、バテリアをよくまとめています。
プシャドールのあと、花バイアーナの先頭に、松下奈緒似ダンサーがいました。うれしいタンガで、紫色が妖艶です。腰のクネクネが素晴らしい。偶然私の近くで長いこと踊ってくれて、感謝感激でした。
続いてタカラヅカの登場です。バルバロスで出てきそうなグループで、凛とした佇まいは、ヅカファンでなくても見とれてしまいます。
さらに花のアーラが続き、目の保養になりました。
毎年アレグリアは安定の出来ですね。安心して見ていられます。

ふう、長時間立ちっ放しも疲れたので、近くを散歩してきます。
戻ってくると、6チーム目のリベルダージでした。1980年設立、東京都。38回目の出場。ということは、第1回から出場しているんですね。テーマは「泥棒!~怪盗アレレとその仲間たちVS警察」。
先頭はアメリカンポリス。よく見ると、脱獄囚を追っ駆けているようです。後方には5人の指名手配犯のポスターが。
おカネのアーラのあとは、謎の美女8人衆。ICUラムズの金色8人衆も出色でしたが、こちらもすごい。腰に付けた羽根を外すとお尻が丸見えという趣向です。その羽根を展示品の大ダイヤに近づけると、ダイヤがなくなってしまいました。彼女らも泥棒だったんですね。
時間に余裕があれば、彼女らを追っ駆けたいところでした。
ポルタバンデイラは私一押しのいつもの方です。彼女はこうした大舞台にこそ映えます。
続くアメリカンポリスのバテリアは圧巻です。
マスクをつけたタンガダンサーが登場しました。……あっ、いま気付きました。彼女らも怪盗だったんですね。志村銀座で初めて見た時は、マスクでお顔が見えないから不満だったんですが、ちゃんとした理由があったんですね。
最後は指名手配犯の棲み家(お城)が登場します。ちょっと、ロボットレストランのようでした。
前年の「博物館」とちょっとイメージがダブりましたが、構成、全体に流れるエンヘドなど、とてもよかったです。

7チーム目はエスコーラ・デ・サンバ・サウーヂ。1986年設立、神奈川県横浜市。33回目。テーマは「ありがとう平成、ようこそ令和!」。
先頭はボディコンダンサーと、黒服ならぬピンク服です。踊りもピタリと決まっています。S1出場チームは、順位が上がってくるごとに、踊りが洗練されてくる気がします。
続くはベルリンの壁ならぬサウーヂの壁。これも綺麗に倒れました。
続くアーラは、羽根に「3、5、8、10%」の数字が貼られています。なるほどこれは消費税の変遷ですね。
お次はガラケーのアーラです。顔グロギャルがルーズソックスを履いて、これも時代を感じさせます。
ポルメスを挟んで、スマホのアーラ。ケータイの変遷が分かりますね。
続くバイアーナは頭上にCDを貼りつけています。
バテリアはスルドを中心とした演奏で、さすがに息が合っています。
お尻プリプリのダンサー群ですが、トミコさんは確認できませんでした。
以降も楽しい演舞が続き、平成から令和への変遷を、サウーヂらしい華やかさで感じることができました。

大トリは仲見世バルバロス。1980年設立、東京都台東区。38回目の出場。バルバロスももちろん、皆勤です。テーマは「マジック」。
先頭はトランプの兵士です。大きなトランプを持っていて、「B」「A」「R」「B」「A」「R」「O」「S」と読めます。ところが兵士がトランプを裏返して地面に放ると、それが数字になっています。タネは簡単ですが、かなり騙されます。しかも女性兵士はお尻プリプリなのが素晴らしい。
早くもアレゴリアが続き、ポルメスはjokerというか、仮面の怪人です。
さらにナポレオンズの「筒クルクル」やマギー真司の「耳が大きくなっちゃった!」など定番のネタが続きます。彼らが通るだけで、もう可笑しい。
万国旗のアーラのあとは、Sayuri様のポルタバンデイラと、メストリ・サラです。Sayuri様、今日も優雅な回転です。
後続のバテリアもバランスよく音楽を奏でています。
黒のバイアーナは意外に年齢層が若い。バルバロスは熟女のイメージがないこともないのですが、浅草の時は妙齢の助っ人が登場するのです。
青と白のレオタード軍団何を意味しているのか分かりませんが、ラインダンスがよく整っています。
後続のスプーン軍団は、見ただけで意味が分かり、微苦笑となります。
続く女剣士軍団は、黒マントからチラチラお尻が見えるのがセクシーです。向こう側を向いて横一列になった光景には、クラクラきました。
続くはタテ型のボックスに入っての人体切断で、時々ホンモノのマジックが入るのです。
続くは中国マジックか、これも露出度満点の女性群が演舞します。
最後は大掛かりなイリュージョンのアレゴリアが締めました。

これで全8チームの演舞が終了です。いや~、面白かった。改めて思うのですが。各チームは踊りと打楽器だけでテーマを表現するのだから、素晴らしい。私などはダンサーにばかり目が行ってしまうのですが、後日見直すと、何気ない衣装にも深い意味が隠されていたりして、新たな発見がいっぱいあります。一本のストーリーがしっかり出来ていて、本当に感心します。
もうどのチームも素晴らしく、甲乙つけがたいのですが、優勝チームを選べと言われれば、バルバロスでしょうか。私はテーマを知らなかったのですが、バルバロスはすぐにそれが分かり、後続のグループの出し物が楽しみでした。サンバの肝であるセクシーさも十分盛り込み、出色の出来でした。
結果はバルバロスが優勝し、4連覇となりました。バルバロスの皆様、おめでとうございます。
そしてほかのチームも、熱い演舞を、ありがとうございました。以前も書きましたが、各チームの差は紙一重です。採点者が変われば順位も変わったに違いありません。
来年はオリンピックイヤー。9月開催は、涼しくなっていいですね。来年も楽しみにしています。
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第38回 浅草サンバカーニバル<3>

2019-12-06 23:07:38 | 浅草サンバカーニバル
いよいよ浅草サンバカーニバルのメインイベント、S1リーグの開幕です。私はデジカメからビデオカメラに替えます。どちらも一長一短ですが、浅草のエンヘドも入れたいのです。
S1リーグの前に、ゲストチーム・アサヒサンバチームの登場です。アサヒビールは本部が墨田区にあり、ここ浅草からも、本部屋上の炎のオブジェが見えます。
パレードは、いきなり多くの外国人ダンサーが登場し、志村銀座か追浜を思い出します。
やがて男性の外国人ダンサーも登場し、アサヒビールの社員と思しき男性群が続きます。社員の踊りは各自バラバラでお世辞にもうまいとは言えませんが、仕事の合間に練習したに違いないわけで、その努力に頭が下がります。
続いて日本人タンガダンサーの登場です。これが20人近くいて、絢爛豪華。彼女らはS2リーグでも踊っていましたか? でも今回は私の前で足早に去っていき、かなり消化不良になりました。思えばこの欲求不満が、私をサンバカメコに走らせたのです。
アレゴリアの頂上に登るは、今年のキャンペーンガールの鈴木望さんです。お姫様のように綺麗でした。

ここからS1リーグです。そろそろ車道も人が立ち始め、私はよりよい場所を求めて移動します。でも結局戻ってきたりして、ハッキリしません。
でもこの状況は昔と違って、追っ掛けもできそうです。私は体力がなくなったので、さすがにやりませんが。
1番手は、アミーゴス・カリエンテス。1994年設立、本拠地は東京都千代田区。25回目の出場です。テーマは「元号で紡ぐ日本の大衆文化」。
タイムマシンに乗った未来のお姉さんに続いて、ボディコンギャル、袴の女学生、イケイケ女子高生らが続きます。過去からの使者ですね。
続くアーラは緑の衣装ですが、これは何を表しているのでしょう。
続くタンガダンサーは手に羽根を持っていますが、これはジュリ扇でしょうか。私一押しの、加藤茶夫人に似たダンサーも、令和ダンサー?で確認できました。
ただ、後半の出し物は意味がよく分かりませんでした。
隊列に空間があったのと、演者にスタミナ切れがあったのが気になりましたが、1番手としては上出来でした。

2番手はフロール・ヂ・松戸セレージャ。2001年設立、千葉県松戸市。17回目。テーマは「姿消す野生生物~セレージャと未来を生きよう」。
これは真面目なテーマです。冒頭、古代ギリシャ人と思しき人らが踊ります。この中には、私一押しの人妻ダンサーもいます。タンガ要員がここに起用されるのが、浅草の残念なところです。
続いては未来人?が踊ります。子供の参戦が多く、これはセレージャの真骨頂です。
お次は原始人?が踊ります。この中心はMayo様で、これは彼女の持ち味がよく出ています。
アーラ、ポルメスに続いてバテリアの登場です。それを率いるは、今年私もよく撮らせてもらったダンサーで、お尻のプリプリが最高に素晴らしい。
今年何度か聴いたエンヘドに、スルドの低音がズンズン響きます。これがやっぱりサンバです。
続く花の妖精群はどうも10代中心で、ここだけ見れば自由の森学園のようです。
ラストのアレゴリアはジャングルに棲む動物と草花。全体的に花と緑に覆われ、セレージャらしい作りでした。

3番手は自由の森学園サンバ音楽隊。1998年設立。埼玉県飯能市にある中学・高等学校です。19回目。テーマは「チョコレート」。中・高校生らしい、かわいいテーマです。
先頭は、高級チョコを携えた高校生が踊ります。踊りは若さあふれて、輝いています。
タンガダンサーはOGで、ふだんのイベントで何度も拝見しています。さすがに現役女子高生はタンガになれませんね。
さらにアーラのダンサーが続き、これは現役高校生でしょう。踊りもピタリと合って素晴らしい。ふだんの練習の成果が出ています。
ポルメスのあとは、バテリアです。その先頭のハイーニャは、イベントが前後しますが、先月の青梅でも拝見したハイレグダンサーです。タンガもいいですが、ハイレグもいい。この衣装も流行ってくれませんか。
エンヘドも何となく若者讃歌の歌詞で、若さ全開です。
バテリアは背中に板チョコを背負い、後続のアーラも巨大板チョコを掲げます。名称はチョコっと変えていますが色やロゴはそっくりで、これはどうやって制作したのでしょう、素晴らしい出来栄えです。
皆さん楽しそうで、初秋のさわやかな風のようでした。

ここから「5強」の登場です。

(つづきます)
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第38回 浅草サンバカーニバル<2>

2019-12-05 21:14:07 | 浅草サンバカーニバル
車道の観客の先頭は、たいがいミニ椅子に腰かけています。でも道路は端に行くにしたがい下がってくるので、これでは後方の人が見えません。だから立ってしまうのです。
サンバカメコはもちろんですが、浅草の観客もヒトのことを考えません。
こういうのはうまい解決方法があるはずなんですが、実行委員会は何もしません。浅草サンバはまだまだ発展途上です。

S2リーグ4チーム目は、ウニドス・ド・ウルバナ。1981年設立。本拠地は名古屋市などで、毎年はるばるありがとうございます。19回目の出場。テーマは「守れ!汚すな!みんなの水の惑星」です。
早々に現れた水の妖精?のハイレグ度が素晴らしい。この角度こそ年に一度のお祭りというべきでしょう。
後続のタンガダンサーは振り付けがピタッと合い、S1リーグと見紛う見事さです。ただ、給水係さんがちょっと邪魔でした。
とても見応えがありましたが、このテーマをリベルダージあたりがやったら、どれだけ豪華になるでしょうか。やはりチームの規模は重要です。
なおウルバナといえば、ユカ・リバリオさんが有名ですが、今年は見えませんでした。









5チーム目はアカデミコス・ダ・グローリア。2017年秋に新規設立し、昨年に続いて、2回目の出場です。東京都品川区。テーマは「バージンロード!」。
結婚式の一日を愉快に描きます。当日、家では割烹着の女性やちゃぶ台が大騒ぎ。場所を教会に移して、ここでもさまざまな人がカップルを祝福します。
そのはしばしに登場するタンガダンサーが素晴らしい。晴れの一日にふさわしいキャラクターといえましょう。
最後はバージンロードを花嫁と花婿が行進し、感動的です。テーマが身近なので感情移入がしやすく、とても好感が持てました。











6チーム目はインペリオ・ド・サンバ。1999年設立、東京都。17回目の出場です。テーマは「リオデジャネイロ讃歌」。
テーマがなじみ深いので、ふだんのイベントでやっていることをそのままやればいい、ということになります。リオの愉快なメロディに乗って、演者が軽快に踊ります。
外国人タンガダンサーも多数。彼女らは本気で踊らないイメージを持っていますが、今回はしっかり踊っています。スタイルのいいダンサーやダイナマイトバディなダンサーが揃い、これこそサンバという気がします。
惜しむらくは、演者同士の間隔が広すぎて、一部ダンサーは駆け抜けていきました。もうちょっと配置に気を遣っていればいい行進になったのに、惜しい。この辺りがS1リーグとの違いでしょうか。



















7チーム目はブロコ・アハスタォン。2001年設立、東京都港区。18回目の出場です。
アハスタォンは私の好きなチームで、とくにバテリアの緩さ加減がいいです。Tシャツもシャレたデザインで、好きです。今回のテーマは「充電はご自由に」。
チーム全体が同じ振り付けで踊って、統一感があります。巨大なコンセントやソケットなど、アレゴリアも面白い。
ただ、電池が切れて全員が止まってしまうのは、せっかくのいいリズムが分断されて、もったいない気がしました。やっぱりサンバは、最初から最後まで動きまくるのがいいと思います。また昨年のテーマが「リモコン」だったので、やや既視感があるのが残念でした。























車道の方では、最前列でバカ高い椅子に座っているバカがいます。



どうしようもないですね。

トリを飾るはICUラムズ。1984年設立、東京都三鷹市にある国際基督教大学から15回目の出場です。テーマは「エルドラド(黄金郷)への冒険」。
ICUラムズはS1リーグと同等の力量を持ったチーム。今回はテーマがやや分かりにくいですが、皆さん衣装が凝っていて、統率感も取れています。
そして目玉は「黄金8人娘」で、これは前週の三茶ラテンカーニバルでも披露されました。8人のプリプリのお尻がまさにエルドラドで、三茶後、サンバカメコの間では大変な話題になったものです。ところが肝心の私は三茶に行けず、地団駄を踏んだものでした。
そして今回やっと、鑑賞となりました。8人衆の中には、カメコ内での人気上位スリーに入るダンサーさんもいて、感激しました。
大学単体でこれだけの衣装と意匠を凝らすのは素晴らしい。造形に手抜きがないのです。ちょっとレベルが違う感じで、文句なしに優勝と思いました。





















果たしてS2リーグの優勝は、ICUラムズでした。ほかのチームより頭ひとつ抜きん出ていました。

次はいよいよ、S1リーグです。

(つづきます)
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第38回 浅草サンバカーニバル<1>

2019-12-04 20:52:55 | 浅草サンバカーニバル
8月31日に行われた「第38回・浅草サンバカーニバル」を振り返ります。
今年は第「38」回で、「サンバ」。ある意味記念大会かもしれません。今年の注目は、S1リーグの仲見世バルバロスが4連覇なるかどうか、でした。
浅草は毎年、席取りが問題になります。私だって本気を出せば朝から並べるのですが、こういう祭りはふらっと行ってふらっと帰るのがいいので、私はいつも昼過ぎに家を出ます。

浅草に着くと物凄い人出でしたが、意外に観戦スペースはあります。でも私は浅草寺雷門の先が観戦定位置なので、そこまで向かいます。
雷門前はJ・COMのクレーンカメラが設置されています。観客から見れば邪魔モノですが、主催者から見れば大切なスポンサー様です。
車道は観客でいっぱい。立っている人のいない場所を見つけ、留まりました。車道手前では日傘を差して立っているバカ婦人がいて視界が遮られますが、このくらいは我慢するよりありません。
8月も31日になり、暑さはだいぶやわらいでいます。ただこちら側は、だんだん日射しがきつくなってきます。
パレードが始まりました。先頭は実行委員会です。この場ではなぎら健壱が常連でしたが、今年も見当たりません。
後続は2階建てバスで、乗客が楽しそうに手を振っています。
日本堤消防署と消防団の面々が、「熱中症に気を付けよう!」の横断幕を掲げて通ります。世界全体が熱帯化する中、街のサンバイベントは、パフォーマンス中にも摂水が常識になりました。
ゲストチームのアギア・ヂ・オウロが踊ります。タンガダンサーは外国人で、ほぼ全裸の人も散見されます。でもグッとこないのは不思議で、やはりダンサーは日本人に限ります。
田原町小学校と浅草小学校のブラスバンド部が通ります。「Diamonds」を軽快に奏でます。
続く立正佼成会の友佼鼓笛隊は、「スカイハイ」を勇壮に奏でました。





マカオ政府観光局がやってきます。こちらはアレゴリア付きで、外国人ダンサーが登壇しています。港珠澳(コウジュオウ)大橋が開通し、香港空港からマカオまで30分で行けるようになったようです。





さあいよいよS2リーグの開幕です。今年の参加は8チームで、昨年より2チーム減です。
先陣はカンタ・ブラジル行進部。2001年設立、本拠地は大阪府。出場は16回目です。今年のテーマは「忍者」。
そのテーマの通り、赤装束と黒装束の忍者が車道を縦横に動きます。チーム名から分かるようにダンサーの頭数は少ないですが、各自思い思いに踊って、楽しそうです。
トラックの上の天守閣のイラストは、大阪城になりますね。少ない予算でやりくりした感じで、この努力を私は買います。わざわざ大阪から、毎年ありがとうございます。
なお、各チームのテーマは後日調べたものですが、このチームのそれはよく分かりました。





2番手はフェスタンサ。1993年設立、東京都渋谷区。出場は25回目です。テーマは「Xanadu(ザナドゥ=桃源郷)」。
ダンサー連が布をひらひらさせて、桃源郷を思わせます。でも本当の桃源郷はタンガダンサーで、見たことがある方ばかりということもあり、ホッとします。プリンプリンのお尻が素晴らしい。
浅草というと、レギュラーダンサーがヘンな衣装を着てセクシー度が減殺されることがありますが、あれはよくありません。その点フェスタンサはよく頑張りました。





3番手はエストランジェイロス。1996年設立、千葉県浦安市。出場は20回目です。テーマは「ジャングル」。
先頭は葉っぱの化身でしょうか。後続のダンサーは緑タンガでレギュラー衣装の気もしますが、たまたまテーマに合っています。
さらにヘビ女の一群が観客のド肝を抜きます。女体に大蛇が絡みつき、まさにジャングルです。この組み合わせはエロの極致で、この猥雑さが浅草そのものといえます。
私はもちろんカメラを構えていますが、例の傘女が私の視界にどっぷり入っていて、チームがすぐ前を通ったときだけがシャッターチャンスです。つまり数秒しかない上にダンサーの側面しか撮れず、今年も難儀な撮影になっていました。













(つづきます)
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浅草終了

2019-08-31 18:25:46 | 浅草サンバカーニバル
先ほど、浅草から帰宅しました。今年は例年ほど酷暑ではなく、観客も人の少ない場所を選んだので、許容範囲の撮影環境となりました。

今年も各チームの魂こもったパフォーマンスを拝見し、感動しました。もう順位付けなんか意味ないと思うのですが、恒例の優勝予想をします。

S1リーグ…仲見世バルバロス
S2リーグ…ICUラムズ

とします。
バルバロスはパフォーマンスの見せ方と綿密な構成、コミカルとセクシーのほどよいブレンド、全編にわたる心地よい緊張感が出色でした。一例を挙げます。バルバロスは、演舞中に給水をしませんでした。昨今は各チーム、演舞中でも給水が常態化しつつありますが、バルバロスはそれをしなかった。給水という行為が完璧なパフォーマンスの瑕になると思えば、控えるでしょう。バルバロスの心構えは、そのくらい徹底していたということです。
もしこの優勝予想が外れたら、私はサンバカメコ失格。ブログを止めます。

S2リーグは難しいですが、ICUラムズとしました。今年のラムズは予算がかかっていて?よかったです。

皆様今日はお疲れ様でした。今宵は朝まで祝杯を挙げてください。
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第37回 浅草サンバカーニバル<5>

2018-09-05 21:08:16 | 浅草サンバカーニバル
このあたりからチーム力も向上して、グッと見応えがでてきます。
4チーム目は「アレグリア」。1995年結成、活動拠点は埼玉県戸田市。浅草サンバカーニバルは22回目の出場です。テーマは公表されていて、「海~いのち」。
先頭のアーラは、女性は水、男性は岩を模しているのでしょうか。こう感じるのも事前にテーマを承知しているからで、やはりテーマの告知は大事です。
続くアレゴリアには、見覚えのあるダンサーが上っています。水の女神でしょうか。小林幸子と見紛うようなロングロングドレスを着用して、清らかな流れを表現しています。
続くアーラはアンブレラを差した子供たち。カニやお星さまが後に続きます。メルヘンの世界ですね。
続くアーラの中には、ふだんタンガダンサーの踊り手がいます。場合によっては彼女らもアーラで踊る。ここが浅草サンバの佳いところでもあり、残念なところでもあります。
ポルタバンデイラは、カクレクマノミとイソギンチャクを模しています。アレグリアは毎回、衣装に工夫を凝らしていて、感嘆します。
バテリアは金魚で、顔は白塗り。この色は評価が分かれるところでしょう。
プシャドール、バイアーナ、「ジョーズ」などと続き、泡の化身が通ります。その中に「半玉の彩芽」さんがいました。ダンサー歴は長いのに、タンガを着用しない美人です。
今年もにこやかな笑顔で、しなやかに踊っていました。
最終アレゴリアは、巨大な円球の水槽に、ロボットの赤ちゃんが眠っている、意味深長なツクリ。
最後まで、お見事でした。













5チーム目は「リベルダージ」。1991年結成で、活動拠点は東京です。浅草サンバは27回目の出場です。
今年のテーマは「博物館」。前週の志村で拝見した時は、仏像関連がテーマかと思いましたが、なるほど、というところです。
先頭のアーラは、博物館に飾られている貴重品です。しかしただ行進するのではなく、きっちり踊ります。こういう何気ないところに、私は感動を覚えます。
博物館の建物が登場して、私たちはこれから、展示物を楽しむのです。
ナイトのタンガダンサーは、ヒッププリプリでいい動きです。
長身のポルタバンデイラは、今日もクルクル回っています。そして続くはV字ハイーニャダンサーです。その蠱惑的ヒップとV字で、多くのバテリアを従えます。そのバテリアは金の衣装、続くプシャドールも金で、豪華です。いかにもリベルダージ調の歌が流れ、私たちの興奮も最高潮です。
「LIBESOK」の女性警備員は、ガラスケースの中の女神を守っています。だけどそのムチムチプリプリの女神も抜けだして、夜な夜な踊ります。
最終のアレゴリアは、恐竜の頭蓋骨の上に王冠が載り、その上で女王が踊ります。
これで終了と思いきや、その後ろで、入場料を徴収する子供たちの姿がありました。細かい演出に、私は涙があふれてきそうです。いやいや、すごい!!
ここ数年見たリベルダージの中で、最もよい出来でした。

私は汗をびっしょりかいて、脱水状態です。もう、写真を撮りに進む気力もありません。このままでは身が持たないので、またコンビニへ行くことにしました。アイスを買うのもそうですが、冷房の中で休みたかったのです。
コンビニでぐずぐずし、しばらく経って出てみたら、次のチームが通り過ぎてしまいました。

気を取り直して、観戦に戻ります。
7チーム目は「サウーヂ」。1996年結成、活動拠点は神奈川県横浜市。浅草サンバでは何度も優勝しています。テーマは分かりませんでした。
サウーヂの演舞は今年ほとんど見ておらず、やはり三茶で拝見したのみでした。
先頭のアーラは、白系の衣服です。両手を高く上げると、巨大な丸ができました。
その後も個性的なアーラが続きますが、テーマがよく分かりません。
トラックの巨大旗には「サウーヂはぜんぶ○。」とあります。まさかテーマは「○」なんでしょうか。
後に続くバイアーナは、スカートにいくつもの輪っかを付けています。
オレンジの輪っか軍団がやってきました。これは三茶でも見ました。……そうか、やっぱり「○」がテーマなんですね!?
そう思って見ると、後続のアーラは車輪を模しているし、バテリアにも円のデザインが目立ちます。
その後もぞくぞくと〇のデザインのパートが通り過ぎました。
最後まで見終わり、やや消化不良の感もありましたが、まあでも、「○」という茫洋かつ普遍的なテーマで、ここまで表現したのはお見事でした。

最終8チーム目は、「仲見世バルバロス」。浅草サンバカーニバルに合わせて結成された老舗で、活動拠点はもちろん、東京・浅草。まさに浅草サンバの代名詞でもあり、優勝回数もダントツ。現在2連覇中です。
テーマは公表されていて、「サンバの国ブラジル~パウリーニョ・ダ・ヴィオラの軌跡~」。彼はブラジルの国民的歌手で、「サンバの貴公子」と呼ばれているそうです。ということは、サンビスタなら皆さんご存知なんですね。
先頭のアーラは緑組の衣装と黄色組の衣装がいます。皆さんキレのある動きで、見せ方も工夫されています。この踊りだけでも、他チームを圧倒しています。
続くアーラは、どこかの飲食店で働いているウェイトレスとそのお客でしょうか。立っているのに椅子に座っているツクリ物が凝っています。
タンガダンサーに続き、アーラダンサーが10人ほど踊ります。皆さんお尻プリプリで、私はここにバルバロスの気概を見ます。浅草サンバは、このくらいセクシーでなければいけません。
2組目のポルメスのポルタバンデイラは、Sayuri様です。Sayuri様は美乳ですが、それを隠しつつの衣装も、よく似合います。
バテリアが続きます。これがまた素晴らしい演奏で、こんな間近で聴けることに、大きなよろこびを感じます。
さらに五線譜とCD、レコードジャケットを模したアーラが登場します。
黄色のジャケットのお姉さん方は一糸乱れぬ動きで、私たちの近くまで来て踊ってくれます。この構成、配慮が素晴らしい。
続くアーラはギターやタンバリンを模していて、この辺のツクリもおカネがかかっています。
最後はタンガダンサーの登場です。でも羽根の形が統一されていて、並んで踊る姿が蝶のようです。
最後は巨大なアレゴリアが通って、大団円となりました。

ふぅ~。5時間近くぶっ続けで見て、こちらも心地いい疲れとなりました。
S1リーグは力が拮抗していて素晴らしく、甲乙つけがたいものがありました。ただ優勝を予想するなら、(全チーム見たわけではないのでアレですが)バルバロスとしました。
帰宅後審査結果を確認すると、バルバロスが優勝し、3連覇を飾りました。皆様、おめでとうございます。

バルバロスは人数も多いしおカネも掛けていますが、構成というか、見せ方が素晴らしい。隊列を途切らせることなくスムーズに進行し、客側のどの角度からでも演舞が見えるよう、しっかり計算されています。踊りも一見自由に踊っているようで、キッチリ統率が取れています。スタッフが演者の前にいて視界を遮る、ということもほとんどなく、私たちはストレスなしで観られるのです。
これらは各チームが予算に関係なくできることで、この点だけを取っても、バルバロスはほかのチームより秀でている気がしました。

……なんて、サンバカメコごときがエラソーにほざいたって、何の説得力もありませんネ。
今年出場の皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。また来年も浅草での演舞を楽しみにしています。
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第37回 浅草サンバカーニバル<4>

2018-09-04 20:40:38 | 浅草サンバカーニバル
改めて書きますが今年の暑さは異常で、私は相当堪えています。飲料はお茶の2リットルペットボトルと500mlのペットボトルを1本ずつ携行しましたが、1時から6時までサンバを観たとして、1時間あたり500ml。けっこう厳しい量です。やがてお茶もぬるくなってくるだろうし、途中で冷たいものが欲しくなりそうです。

ここからS1リーグです。ブランコの解散などがあったので、今年は8チームで覇を争います。
もうここにいても埒が明かないので、私は移動することにしました。
でもどこに行っても、車道の人は立っています。最前列は座っていますが、誰もが小さな椅子に座っていて、これだと2列目の人が見えません。それで2列目から立ってしまうわけで、浅草サンバは、観戦において構造上無理があるのです。
私は雷門を過ぎ、浅草駅側に少し行ったところの、車道の最後尾に立ちました。背後の歩道にカメラ撮影している人がいないことを確認してのものですが、こんなに他者に気を遣っているカメコっているんでしょうか。
またここからはカメラで撮影するかビデオで撮影するか考えどころ。だいぶ迷いましたが、ビデオ撮影することにしました。ダンサーの輝ける一瞬も切り取りたいのですが、エンヘドや隊列を録音・録画できるメリットを重視しました。それにそもそもヒトの頭越しでは、カメラのシャッターを切ること自体が難儀です。

S1リーグの前に、「アサヒサンバチーム」が来ました。近くにアサヒビールの本社があり、浅草サンバカーニバルの有良スポンサーです。一瞬、カメラで撮ろうかと思いましたが、面倒なのでビデオで録りました。
スーパードライの缶ビールのアレゴリアに、キャンペーンガールが立ちます。その後方にはタンガダンサーが踊ります。
さらにその後方にもダンサー、バテリアと続き、シンプルな造りです。でもサンバカーニバルは、これが原点です。
ゲストチームは、これで終わりのようでした。今年はガンホーも出ませんでした。考えてみれば、昔はフジテレビも出場したわけで、隔世の感があります。

S1リーグ1チーム目は、「ICUラムズ」。言わずと知れた東京・国際基督教大学で、1984年結成。だけど浅草サンバには14回目の出場で、意外に歴史が浅いです。
先頭のアーラは、こん棒のようなものを持っています。続いて巨大なタバコとマッチが現れ、炎のようなポルメスが登場しました。テーマは「炎」のようです。
紫の妖艶タンガダンサーが登場しました。が、頭数が少ないのが残念です。
あと撮影していて思ったのですが、我がビデオのモニターが太陽に反射して、ほとんど見えないのです。この暑さで、カメラを構えるのも億劫になってきました。
バテリアはさすがに人数が多く、皆さん一生懸命演奏しています。
オレンジのレオタード組がやってきました。人気の高い旧黒紫のダンサーは、隊列のあちら側にいます。それをどこかのテレビ局が、下から舐めるように撮影しています。これを「役得」といいます。
そういえば以前某イベントで、サンバカメコがプレスを装い、隊列の中で撮影するという暴挙をやりました。キチガ●ですね。
ラムズは最後に巨大アレゴリアが通って終わりましたが、ちょっと物足りません。
それで、私は歩道を先に急ぎ、カメラで再撮影することにしました。いわゆる二段構えで、今までの浅草では考えられなかった撮影方法です。
オレンジレオタードまで追い着きましたが、さすがに車道の人も多く、その隙間を見つけながら撮るので、構図もへったくれもありません。旧黒紫ダンサーも撮れず、やや徒労に終わりました。





はぁ、この暑さの中運動して、堪えました。むしょうにアイスキャンディーが食べたくなり、私はとって返すと、浅草駅近くのコンビニに駆け込みました。この間、次のチームが来てしまったら、それはそれでしょうがないです。マジで今年の暑さは異常なのです。

アイスを買って暑い表へ出ると、「松戸セレージャ」がやってきました。何とか間に合ったようです。同チームは2001年結成。活動拠点はもちろん、千葉県松戸市です。テーマは公表されていて、「GIFT~セレージャからの贈り物~」です。
先頭は、ギフトの小箱を持った少女が登場します。脇には佐川急便のおにいさんもいて、このあたりは確かにギフトを表現しています。そのあとはしかし、ややテーマが分からなくなりました。
エンヘドはいかにもセレージャ風で、曲だけ聴いてチーム名が想起できます。
さっきから感じていたのですが、このあたりはやや進行が遅い気がします。その先にJ-COMの撮影があるので、それに合わせているのでしょうか。
でも小走りに過ぎ去ってしまうパートもあって、細かい不満はあります。
後半は「お中元」や「お見舞い」のアーラが登場して、これは確かにギフトです。
さらにサンタタンガダンサーと長靴のアーラが登場し、中盤のたるみを取り返しました。
最後はアレゴリアが登場して、いかにもS1リーグです。ただ、ややこぢんまりしていたでしょうか。
ここも撮影後は追いかけて、アレゴリア上のダンサーをカメラで撮影し直しました。
いやしかし、体力的にキツイっすワ。





3チーム目は、「自由の森サンバ学園音楽隊」です。高校生主体の異色チームで、活動拠点は埼玉県飯能市。1998年結成、もう18回目の出場です。
ここは前週の三茶ラテンフェスティバルで、そのミニ版を鑑賞済です。テーマは不明ですが、緑とオレンジのパートが多く登場して、若者の造りという感じがします。
胸に大きなハートマークをあしらったアーラが登場します。三茶では向こう側にかわいい子がいたのですが、おお、ここ浅草では、こちら側で踊っているではありませんか!
バテリアは大人数で、全生徒が参加している感じがします。
終盤のアーラは、胸に「ありがとう!Obuigado!」のマークを付けています。今年のテーマは、そのあたりのようです。
私はまたも歩道を進み、例のアーラのかわいい子を撮ります。こちら側で見たら若干イメージが違いましたが、にこにこといい笑顔で、最高でした。







さてこのあとは、いよいよ5強の登場です。
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第37回 浅草サンバカーニバル<3>

2018-09-03 20:45:36 | 浅草サンバカーニバル
S2リーグ6チーム目は、「ブロコ シズオカ」。活動拠点はもちろん静岡県(静岡市)で、2007年結成。今年で2回目の出場です。私は静岡までサンバを見に行ったことが数回あり、ブロコシズオカは、水色の美人タンガダンサーが記憶に残っています。
とにかく地方都市のチームが東京の大会に出場するとは実力がある証左で、期待は大きいです。
アーラは鳥を模したようなハデハデな衣装で、子供たちの奮闘が目を惹きます。
ポルタバンデイラはヒョウ柄の衣装です。南米がテーマでしょうか。
ハイーニャ・ダンサーはインディアンの格好です。やはりそのテーマのようです。
バテリアは少人数ながら、軽快に奏でます。
ブロコシズオカはテーマが分かりやすく、好感が持てました。











カメラのレンズはT社の不良品を使っていて、シャッターが切れる間際、画像が左にズレる時があるのです。その場合、被写体が左にズレて、おかしなことになります。
修理においてはまだ無償期間なので、早々に診てもらおうと思っています。
7チーム目は、「ブロコ アハスタォン」。2001年結成、活動拠点は東京都港区。テーマは公表されていて、「リモコン」です。
アハスタォンもふだん何度も撮影させていただいているので、馴染みがあります。ただ、主役級ダンサーが長続きしないイメージがあり、今年も各地でのイベントでは、勢いを欠いた感がありました。
今回のテーマはメタリック系をイメージしていて、黒がチームカラーのアハスタォンにはよく似合います。ただ、ちょっとツクリが地味でしょうか。
バテリアは衣装に手を掛けず、いつものユニフォームで演奏します。額には一時停止や再生など、リモコンでお馴染みの記号を額に貼っています。
ただ、再生やストップを演奏の中で繰り返したので、こちらは応援のタイミングが狂いました。曲選びはどうでしたか?







車道とは別の南米系の男がどこからか来ました。私の近くにはバス停があり、そこの石の腰掛けにも人が座っているのですが、男はそことガードレールの間に体を挟み、応援します。しかしこれでは、腰掛けの男性がおもしろくありません。
男性が南米系の男に文句を言うと、南米男はそのまま車道に侵入し、何とアハスタォンの列に入ってしまいました。
どうです、このキチガ●ぶり。サンバカメコも撮影時は傍若無人ですが、ここまでひどくありません。浅草サンバを見る外国人には、稀におかしなのがいます。

8チーム目は「ウニドス ド ウルバナ」。1981年結成。活動拠点は名古屋市と思いきや、東京都と鹿児島県も加わっていました。浅草サンバの参戦は意外に多く、今年で18回目です。
ウルバナといえば、ユカ・リバリオ様が有名で、毎年セクシーな衣装を見せてくれます。
期待しましたが、タンガダンサーは多いものの、ユカ様が確認できません。
南米系の男の右側は男が立って、タブレットで撮影し始めました。そしてその右側も、人がチラホラ立ち始めました。
車道でひとりが立つと、視界が遮られるので隣接の人が立つ。すると、車道で立ってもいいのか、と勘違いする人がまた立つ。こういう割れ窓理論というか連鎖反応で、ひとりが立つと収拾がつかなくなるのです。
イライラしているうち、ウルバナの演舞は終わってしまいました。





9チーム目は「インペリオ ド サンバ」。1999年結成、活動拠点は東京都です。ふだんのサンバイベントではあまり見ませんが、今年で16回目の浅草出場です。
テーマは分かりませんが、演舞を観る限り、南米系でしょうか。タンガダンサーは外国人が多く、そのダイナマイトバディに圧倒されます。











歩道では私の前にカメラマンがいましたが、例の南米系の男に嫌気がさして、彼のすぐ後ろに移動しました。でも当然立つわけで、私は一層視界が悪くなりました。

10チーム目は「アミーゴス カリエンテス」。活動拠点は東京都千代田区。結成は1994年で、浅草サンバは24回目の出場という、隠れた名門です。今回のテーマは「健康診断」。草加のイベントでは一足早く拝見しました。
この演舞は楽しみにしていたのですが、気が付けば車道のほとんどの客が立ち、私の位置からではほとんど撮影できなくなりました。やっぱり、こうなるんですよね。浅草サンバのアホスタッフに今さら、という感じですが、この状況をどう思います?
カリエンテスは、テーマと衣装がよく合っていて、優秀でした。




△反対側の車道は、ほぼ座っているのが分かります。


以上S2リーグを10チーム見て、私はカリエンテスに最高点をつけました。
結果もカリエンテスが優勝しました。皆様、おめでとうございます。
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