ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

サンバの前

2018-09-12 10:58:23 | サンバ2018
先週の土曜日は、千葉県の柏で、「ふるさと田中みこしまつり」がありました。
これはその名の通り多くの神輿が出ますが、仲見世バルバロスの出演もあるのがミソです。
ただ最寄り駅がつくばエクスプレス(TX)の柏の葉キャンパスで、そこまでの電車賃が高い!
何とか安く上げられないかと検討しますが、バスなどを使っては逆に高くなってしまい、結局、TXを利用するしかないようです。さすがにTX、絶妙な値段設定をしています。
いつも思うのですが、私たちカメコがサンバを見に行くとき、最も収入を得ているのは、公共交通機関なんですね。

バルバロスの出演は16時25分からでしたが、だらだらと家にいると家を出たくなくなるので、早めに出ました。
現地に着いたのは14時30分ごろだったでしょうか。以前書いた三郷中央もそうですが、駅前で行われるイベントは便利でいいです。
ステージでは何もやってませんでしたが、最前列には早くもカメラマンが陣取っています。この中には、バルバロスのステージ目的の人も多いと思われます。厄介なのは、荷物だけ置いてどこかに行き、バルバロス(のダンサー)がステージに上がった時だけ戻ってくる手合いですね。恐らく、これらの中にも数人はいるでしょう。クズですね。

しばらくして、ステージで阿波踊りが始まりました。
編笠をかぶった女踊りは優美です。男踊りはコミカルで、私も踊りたくなります(ウソ)。
子供たちの男踊りはステージいっぱいに拡がって、ちょっと感動的だったりします。
タンガダンサーやGメン’75もそうですが、横一列の演舞や行進は豪勢で、私は好きです。











このあとは子供神輿が大勢繰り出す予定ですが、放送では、「こどもパーク」なるところで、茨城県出身のシンガーがミニライヴを行うようです。
でもそのこどもパークが、どこにあるか分かりません。子供神輿が現れましたが、それと逆行して先に行くと、公園の一隅にある芝生の小山で、女性が歌っていました。
しかしその手前の観客スペース?には2人しかいません。
その隣にはテニスコートがあり、そこで地元の人が遊んでいます。その構図が何ともシュールです。
1曲終えると彼女が、「(みなさんのその位置からでいいので)耳を傾けてください」と殊勝な言葉を述べました。
観客は1人減り、私の前では、ビデオカメラで撮影している人がいるのみです。彼は彼女の熱狂的なファンなのか、それとも身内なのか。前者なら、この場合はありがたい存在というべきでしょう。
私は神輿を見るつもりでしたが、こうも閑古鳥状態では去りがたく、そのまま拝聴することにしました。
しかも彼女がなかなかに美声で、曲も聴いたことはないのでオリジナルのようですが、かなり聴かせます。もっと知名度が上がればすぐ満員になるのに、惜しい、惜しいです。
私は歌唱中にも手を叩きたいのですが、その雰囲気ではありません。
ステージエリア内には、テニスボールが転がってきます。彼女は不愉快でしょうが、これも売れるための試練です。
私は1曲終わるごとに拍手をしますが、背後からはその音が2、3人分くらいしか聴こえません。
それでも30分間歌い終えた最後は、かなりの拍手がありました。振り返ると、かなりのお客さんが見ていたようです。









彼女は茨城県石岡市出身で、ヤマモト…といったかどうか。17日は地元でコンサートをやるらしいです。
私は早めに現地に着いて、いい歌が聴けました。

子供神輿は去ってしまいましたが、幌獅子2体と山車が登場しました。これも毎年の名物です。
幌獅子が動きを止めて、沿道に近づきます。獅子舞に頭を噛んでもらうと厄除けや無病息災になるといわれ、昔は正月の恒例行事でした。それをやっているわけですね。
最初は沿道の人も除けましたが、意図が分かると、みんな子供の頭を差し出してきます。
だけど獅子舞のあの顔ですから、ある子供は泣きだしたりします。それもお祭りのひとつの風景ですね。













幌獅子と山車は、会場内を練り歩きます。それが何とも勇壮で、私はついシャッターを切ってしまいます。
いったい今日は何を見に来たのか、分からなくなりました。
コメント
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