9日は大島ビッグパレードを楽しみ、いつもならまっすぐ帰宅するのですが、この日は上野で、Ge大によるGe祭があります。
これは7日から始まって、9日が最終日。この午前中は上野の商店街を、大神輿がサンバ隊を従えて練り歩いたはずで、必見でしたが、やむを得ません。
でも午後からはGe祭恒例のハッピコレクションがあります。私は都営新宿線に乗って岩本町で降り、そこから上野の上中商店街まで歩きました。
商店街に入ると、東京スカイツリーをバックに、神輿が鎮座していました。烏天狗に白竜が吠える図で、迫力があります。
JRの線路を越えると、ABAB横の道路にハッピが飾られていました。これもコンクールの一環で、一般投票により順位を決めます。でも今年は、ハッピが6着しかありません。
傍らには3つ首の象の神輿が鎮座していて、これも迫力があります。
係の学生に聞くと、確かにハッピは、例年の8着から6着に減ったとのこと。また神輿も8基から4基に減ったとのことで、これは少なからぬ衝撃でした。いったいどういうことでしょう!?
そりゃ毎年毎年、神輿を8つも作るのが大変だから減らしたってことなんでしょうが、ちょっと考えが安直ですよね。学生諸君には、寝る時間を惜しんでも、多くの神輿を創造してほしかったと思います。
ちなみに私は「日本画・邦楽・工芸・楽理」のEに投票しました。
14時からは、上野公園袴腰広場でハッピコレクションがあるので、見に行きます。
会場に着くと、ステージの傍らにアヌビスの神輿が鎮座していました。アヌビスとは、エジプト神話に登場する冥界の神です。
その手前のワンタンみたいな物体は、メジェド神です。私が神輿を写真に撮ろうとすると、メジェド神もポーズを取ってくれました。
会場は太陽が直射し、暑くてたまりません。木陰に行けばいのですが、そうするとハピコレが見づらくなるので、日焼けと渇きを覚悟で、日向に出ます。
ステージには「Ge祭2018ほてり」がデザインされていました。「ほてり」は今年のテーマです。
13時50分になり、オープニングにサンバ部の皆さんが登場しました。
バテリアだけの構成ですが、軽やかに演奏します。私は時折写真を撮りつつ、手を叩きます。このリズム、私は体にしみついているので、バテリアと同じタイミングで音を出せます。
サンバは10分ほどで終わりました。これだけで最高潮の盛り上がりですが、ホントのサンバのお楽しみは、夜のファイナルステージです。
ハピコレのMCは昨年と同じ女子学生2人。今年は神輿とハピコレの数が半分に減ったことのお知らせが、改めてありました。神輿とハピコレは連動しているので、基本的には同じ数です。ハッピは6種類あったので、ひとつのパフォーマンスに2種類を擁するチームが2つある、ということでしょう。
神輿を作るにあたり、学生さんは例年徹夜の連続だったらしいですが、今年は1基あたりの制作人数が40~50人から100人前後に膨らんだので、そのぶん休みが取れ、質のいい神輿ができたそうです。
それはそうなんでしょうが、私はパワーの減退を危惧します。
ハピコレについては、例年、やる気のない?学部も散見されたので、それを淘汰するのは悪いことではありません。でもあまりに各学部を混成してしまうと、チームの個性がなくなる気がします。
なお、MCから観客に、「カメラを顔の上以上に持って行かない」「日傘は差さない」「ゆずりあって見る」の注意がありました。
1チーム目は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」です。
ABAB横の神輿の3頭の象は、かつてタイから上野動物園に贈られた象。悲しいことに戦時中餓死させられたのですが、それが天国から神の使いとして舞い戻ってきたのです。今回のパフォーマンスは、それを表現しました。
全体的にミュージカル調で、「アラビアンナイト」のフレーズが記憶に残りました。
客席側では、前から2列目で堂々と立って撮影しているオヤジがいます。どこでもこの手合いはいるんですね。
2チーム目は、「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」です。
まずは幻想的な音楽に乗って、演者が舞い踊ります。音楽は勇壮になって、演者は希望の踊りをします。場面転換し、今度はシュールな踊り。舞台を見るかのような、洗練された踊りでした。
今年は一般の投票での賞もあるらしく、学生さんがQRコードを掲げて回ります。私たちはそれをスマホで読み取り、ネットから投票するらしいです。
いかにも今風の投票ですが、私は読み取り方が分からなくて、不参加でした。
例の立っているオヤジは、学生スタッフに注意され、その場から退場しました。
3チーム目は、「日本画・工芸・邦楽・楽理」です。
こちらは全長5~6メートルの白竜が天を駆けめぐり、会場全体を使ったパフォーマンスが印象に残りました。
4チーム目は、「デザイン・芸学・作曲・弦楽」です。
まずは作曲・弦楽による演奏。これが玄人はだしで、聴かせます。
後半は、(たぶん)デザイン・芸学による踊りで、こちらも前衛舞台を見るかのようでした。
結果は、まずはハッピの人気投票は、「E」で、どうも私が投票した学部が優勝したようです。
ハピコレの優勝は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」、オーディエンス賞(一般投票)は「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」でした。
学生の皆さん、お疲れさまでした。
これは7日から始まって、9日が最終日。この午前中は上野の商店街を、大神輿がサンバ隊を従えて練り歩いたはずで、必見でしたが、やむを得ません。
でも午後からはGe祭恒例のハッピコレクションがあります。私は都営新宿線に乗って岩本町で降り、そこから上野の上中商店街まで歩きました。
商店街に入ると、東京スカイツリーをバックに、神輿が鎮座していました。烏天狗に白竜が吠える図で、迫力があります。
JRの線路を越えると、ABAB横の道路にハッピが飾られていました。これもコンクールの一環で、一般投票により順位を決めます。でも今年は、ハッピが6着しかありません。
傍らには3つ首の象の神輿が鎮座していて、これも迫力があります。
係の学生に聞くと、確かにハッピは、例年の8着から6着に減ったとのこと。また神輿も8基から4基に減ったとのことで、これは少なからぬ衝撃でした。いったいどういうことでしょう!?
そりゃ毎年毎年、神輿を8つも作るのが大変だから減らしたってことなんでしょうが、ちょっと考えが安直ですよね。学生諸君には、寝る時間を惜しんでも、多くの神輿を創造してほしかったと思います。
ちなみに私は「日本画・邦楽・工芸・楽理」のEに投票しました。
14時からは、上野公園袴腰広場でハッピコレクションがあるので、見に行きます。
会場に着くと、ステージの傍らにアヌビスの神輿が鎮座していました。アヌビスとは、エジプト神話に登場する冥界の神です。
その手前のワンタンみたいな物体は、メジェド神です。私が神輿を写真に撮ろうとすると、メジェド神もポーズを取ってくれました。
会場は太陽が直射し、暑くてたまりません。木陰に行けばいのですが、そうするとハピコレが見づらくなるので、日焼けと渇きを覚悟で、日向に出ます。
ステージには「Ge祭2018ほてり」がデザインされていました。「ほてり」は今年のテーマです。
13時50分になり、オープニングにサンバ部の皆さんが登場しました。
バテリアだけの構成ですが、軽やかに演奏します。私は時折写真を撮りつつ、手を叩きます。このリズム、私は体にしみついているので、バテリアと同じタイミングで音を出せます。
サンバは10分ほどで終わりました。これだけで最高潮の盛り上がりですが、ホントのサンバのお楽しみは、夜のファイナルステージです。
ハピコレのMCは昨年と同じ女子学生2人。今年は神輿とハピコレの数が半分に減ったことのお知らせが、改めてありました。神輿とハピコレは連動しているので、基本的には同じ数です。ハッピは6種類あったので、ひとつのパフォーマンスに2種類を擁するチームが2つある、ということでしょう。
神輿を作るにあたり、学生さんは例年徹夜の連続だったらしいですが、今年は1基あたりの制作人数が40~50人から100人前後に膨らんだので、そのぶん休みが取れ、質のいい神輿ができたそうです。
それはそうなんでしょうが、私はパワーの減退を危惧します。
ハピコレについては、例年、やる気のない?学部も散見されたので、それを淘汰するのは悪いことではありません。でもあまりに各学部を混成してしまうと、チームの個性がなくなる気がします。
なお、MCから観客に、「カメラを顔の上以上に持って行かない」「日傘は差さない」「ゆずりあって見る」の注意がありました。
1チーム目は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」です。
ABAB横の神輿の3頭の象は、かつてタイから上野動物園に贈られた象。悲しいことに戦時中餓死させられたのですが、それが天国から神の使いとして舞い戻ってきたのです。今回のパフォーマンスは、それを表現しました。
全体的にミュージカル調で、「アラビアンナイト」のフレーズが記憶に残りました。
客席側では、前から2列目で堂々と立って撮影しているオヤジがいます。どこでもこの手合いはいるんですね。
2チーム目は、「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」です。
まずは幻想的な音楽に乗って、演者が舞い踊ります。音楽は勇壮になって、演者は希望の踊りをします。場面転換し、今度はシュールな踊り。舞台を見るかのような、洗練された踊りでした。
今年は一般の投票での賞もあるらしく、学生さんがQRコードを掲げて回ります。私たちはそれをスマホで読み取り、ネットから投票するらしいです。
いかにも今風の投票ですが、私は読み取り方が分からなくて、不参加でした。
例の立っているオヤジは、学生スタッフに注意され、その場から退場しました。
3チーム目は、「日本画・工芸・邦楽・楽理」です。
こちらは全長5~6メートルの白竜が天を駆けめぐり、会場全体を使ったパフォーマンスが印象に残りました。
4チーム目は、「デザイン・芸学・作曲・弦楽」です。
まずは作曲・弦楽による演奏。これが玄人はだしで、聴かせます。
後半は、(たぶん)デザイン・芸学による踊りで、こちらも前衛舞台を見るかのようでした。
結果は、まずはハッピの人気投票は、「E」で、どうも私が投票した学部が優勝したようです。
ハピコレの優勝は「油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古典」、オーディエンス賞(一般投票)は「彫刻・先端・管楽器・音環・ピアノ」でした。
学生の皆さん、お疲れさまでした。