枕草子 第百十段 常よりことにきこゆるもの
常よりことにきこゆるもの。
正月の車の音、また、鶏の声。
暁の咳き、物の音はさらなり。
ふだんより特別な感じに聞こえるもの。
元日の車の音、また、にわとりの声。
暁のせきばらい、暁の音色は言うまでもありません。
いつもと違う感じで聞くものは、現在の私たちにもよく理解できるテーマです。
それにしても、挙げられている例が少なく、「暁の咳」はどういうことを意味しているのかよく理解できません。
最後の「物の音」とは、横笛などを指すのでしょうが、暁に女性の家から帰る時に聞く男性の気持ちらしく、少納言さまらしい表現だと思われませんか。
常よりことにきこゆるもの。
正月の車の音、また、鶏の声。
暁の咳き、物の音はさらなり。
ふだんより特別な感じに聞こえるもの。
元日の車の音、また、にわとりの声。
暁のせきばらい、暁の音色は言うまでもありません。
いつもと違う感じで聞くものは、現在の私たちにもよく理解できるテーマです。
それにしても、挙げられている例が少なく、「暁の咳」はどういうことを意味しているのかよく理解できません。
最後の「物の音」とは、横笛などを指すのでしょうが、暁に女性の家から帰る時に聞く男性の気持ちらしく、少納言さまらしい表現だと思われませんか。
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