心の花園 ( 21 )
寒い夜空に
ぽつりと立っている姿が見える。
飛び出してはみたけれど、それ以上の決断があったわけでもなく、またとぼとぼと帰ってきてしまった。
それでなくとも、みじめな気持のわたしなのに、わたしがこの道を帰ってくるのを承知しているかのように、ぽつりと立っている姿が憎々しい。
でも、その姿も、寒い夜空に溶け込みそうなほど、寂しげに見える・・・
身も心も寒さを感じた時にこそ、心の花園を覗いてみてください。
ほら、「ミヤコワスレ」の薄紫の花が見えるでしょう。何か寂しげな雰囲気のある花ですが、わが国固有の草花の一つなのです。
「ミヤコワスレ」という何とも切なげな名前の由来は、鎌倉時代の天皇であった順徳院は、父の後鳥羽上皇らと共に王政復古を計った承久の乱に失敗し、京都から佐渡へ送られました。この時、この花が京都での栄華を忘れさせ心を慰めてくれたそうです。そんな伝説がこの花の名前の由来なのです。
「ミヤコワスレ」の花言葉は「しばしの慰め」です。
心の整理がついていないとしても、寂しげに立ち尽くしている人の胸に飛び込んでみてはいかがですか。この花のように、しばしの慰めを与えてくれて、少しは冷静になれると思うのです。
但し、この花の花言葉には、「別れ」というのもあるそうですから、よくよく自分の気持ちを見直して、冷静な行動をお勧めします。
寒い夜空に
ぽつりと立っている姿が見える。
飛び出してはみたけれど、それ以上の決断があったわけでもなく、またとぼとぼと帰ってきてしまった。
それでなくとも、みじめな気持のわたしなのに、わたしがこの道を帰ってくるのを承知しているかのように、ぽつりと立っている姿が憎々しい。
でも、その姿も、寒い夜空に溶け込みそうなほど、寂しげに見える・・・
身も心も寒さを感じた時にこそ、心の花園を覗いてみてください。
ほら、「ミヤコワスレ」の薄紫の花が見えるでしょう。何か寂しげな雰囲気のある花ですが、わが国固有の草花の一つなのです。
「ミヤコワスレ」という何とも切なげな名前の由来は、鎌倉時代の天皇であった順徳院は、父の後鳥羽上皇らと共に王政復古を計った承久の乱に失敗し、京都から佐渡へ送られました。この時、この花が京都での栄華を忘れさせ心を慰めてくれたそうです。そんな伝説がこの花の名前の由来なのです。
「ミヤコワスレ」の花言葉は「しばしの慰め」です。
心の整理がついていないとしても、寂しげに立ち尽くしている人の胸に飛び込んでみてはいかがですか。この花のように、しばしの慰めを与えてくれて、少しは冷静になれると思うのです。
但し、この花の花言葉には、「別れ」というのもあるそうですから、よくよく自分の気持ちを見直して、冷静な行動をお勧めします。